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「私の好きな」ライトノベル・オールタイムベスト・75(草稿)

ラノベオールタイムベスト100の話題を見かけてからずっと「自分のオールタイムベスト100を作りたい」と思っていたのですがいつもの調子で紹介入りで記事化すると地獄のように長い記事になるので体力があれば夏コミで本にしようかな……と思っていたのですが、そのうち普通に「自分のオールタイムベスト100」の流れが界隈に来たので取り急ぎ出します。コミケで紹介本……というのは割と真面目に考えているのでもし覚えていたら夏コミ1日目のFC小説島をチェックしてみてくださいね(まだ本が出るとは言ってない)

なお、100タイトル選ぶつもりで85まで選んだところで「これは無理に100にするよりもここから少し削ってまとめたほうが正しいな……」という気持ちになってきたので75に削って出します。夏コミで本当に本にするなら改めて100にするかもしれないし50くらいまで更に削って出すかもしれない。そして好きな順・刊行順ではなくだいたい私が読んだ年代順です。

1990年代

1:神坂一「スレイヤーズ」「このジャンル」を認識した始まりの一作
2:山本剛「魔導物語」良きノベライズ
3:神坂一「闇の運命を背負う者」
4:新井素子「グリーン・レクイエム」続編の「緑幻想」が特に好き。
5:あかほりさとる「セイバーマリオネットJ」
6:久美沙織「MOTHER2 ギーグの逆襲」MOTHERがBROTHERになってしまう。
7:北条風奈「小説TWINSIGNAL」シンガポール行きたくなる!!!2巻が特に好き。
8:神坂一「ロスト・ユニバース」
9:庄司卓「倒凶十将伝」

2000年代

10:時雨沢恵一「キノの旅」
11:中村恵里加「ダブルブリッド」オールタイムベストスリーには余裕で入る
12:椎野美由貴「バイトでウィザード」
13:甲田学人「Missing」
14:神野オキナ「シックス・ボルト」
15:杉原智則「頭蓋骨のホーリーグレイル」
16:有沢まみず「インフィニティ・ゼロ」
17:鈴木鈴「吸血鬼のおしごと」
18:木ノ歌詠「カラっぽの僕に、君はうたう。 フォルマント・ブルー」
19:川上稔「AHEADシリーズ 終わりのクロニクル」電子書籍化待ってる…
20:賀東招二「フルメタル・パニック!」
21:岩井恭平「消閑の挑戦者」
22:岩井恭平「ムシウタ」
23:三上延「シャドウテイカー」このへんの三上延作品セット買い。
24:後藤リウ「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」この本があったから18年待てたんだとおもう
25:藤原祐「レジンキャストミルク」殊子先輩が好きだ
26:風見周「殺×愛 ─きるらぶ─」
27:高殿円「カーリー」
28:土橋真二郎「扉の外」
29:喬林知「まるマシリーズ」三男派
30:虚淵玄「Fate/Zero」
31:林トモアキ「戦闘城塞マスラヲ」
32:井上堅二「バカとテストと召喚獣」
33:水瀬葉月「ぼくと魔女式アポカリプス」
34:菊池たけし「アリアンロッド・リプレイ・ルージュ」TRPGリプレイの中ではこれが一番好き。
35:神坂一「ドアーズ まぜこぜ修繕屋」神坂一挙げすぎってそろそろ思ってるよね。わかるよ。
36:小野上明夜「死神姫の再婚」
37:葵せきな「碧陽学園生徒会シリーズ」正式名称を使うめんどくせえオタク
38:田口仙年堂「吉永さん家のガーゴイル」最後の名乗りのカタルシスよ
39:平坂読「ラノベ部」平坂先生のリレー小説描写は神
40:田口仙年堂「魔王城」電子書籍化して!!!!!!!!
41:杉井光「さよならピアノソナタ」火目の巫女とどっちにするか悩んだ
42:田尾典丈「ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!」
43:うえお久光「紫色のクオリア」
44:壱月龍一「ラ・のべつまくなし」
45:渡島健康「魔王様げ〜む!」

2010年代

46:本田誠「空色パンデミック」こっちも電子書籍化して!!!!!!!!
47:あざの耕平「東京レイヴンズ」
48:海羽超史郎「STEINS;GATE‐シュタインズ・ゲート‐」続編「比翼連理のアンダーリン」が特に好き
49:柳実冬貴「Re(アールイー): バカは世界を救えるか?」
50:森 美紗乃「奥様は貴腐人 旦那様はボイスマイスター」
51:かじいたかし「僕の妹は漢字が読める」異色の萌えディストピアSF
52:和ヶ原聡司「はたらく魔王さま!」
53:大樹連司「ボンクラーズ、ドントクライ」甘酸っぱくてほろ苦い青春の三角形。
54:夕鷺かのう「(仮)花嫁のやんごとなき事情」
55:渡航「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」
56:榎宮祐「ノーゲーム・ノーライフ」
57:賀東招二「甘城ブリリアントパーク」続きが読みたい……
58:壁井 ユカコ(GoRA)「K -Lost Small World-」男二人の依存関係とすれ違いと
59:ツカサ「銃皇無尽のファフニール」
60:羊太郎「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」
61:望公太「最強喰いのダークヒーロー」
62:speakeasy(さがら総・橘公司・渡航)「クオリディア・コード」前日譚も本編も全部違う味わいがある
63:望公太「ラノベのプロ!」良い幼馴染ラノベだった
64:瀧ことは「腐男子先生!!!!!」書籍版完結してよかった……
65:師走トオル「ファイフステル・サーガ」
66:瘤久保慎司「錆喰いビスコ」3巻までしか読んでないんだけどその3冊がメチャクチャに好き
67:衣笠彰梧「ようこそ実力至上主義の教室へ」

2020年〜

68:二月公「声優ラジオのウラオモテ」
69:七夕さとり「悪役令嬢レベル99 〜私は裏ボスですが魔王ではありません〜」
70:有象利路「サキュバスとニート」このへんの有象利路作品も著者セット枠。
71:紫大悟「魔王2099」
72:七斗七「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」
73:鏡 貴也「伝説の勇者の伝説」令和になってから読んだ。
74:南野 海風「魔術師クノンは見えている」
75:とくめい「アラサーがVTuberになった話。」


新機動戦記ガンダムW 下 Endless Waltz

[著]隅沢 克之 [原作]矢立 肇 [原作]富野 由悠季
[絵]あさぎ 桜 [絵]高乗 陽子 [絵]仲 盛文


リリーナを救出するためにX18999コロニーに進入したヒイロとデュオだが、ガンダムを持たない二人は次第に苦戦を強いられていく。更にそこに、アルトロンガンダムに乗った五飛が戦いを挑んできて…
   個人的お気に入り度数
「新機動戦記ガンダムW エンドレスワルツ」のノベライズ後編。上巻の時程グダグダではありませんが、やっぱりキャラクターの過去話を挿入しすぎてテンポ悪くなっているような気がしてしょうがなかったりします。しかも、正直なところ本編よりも過去話の方が俄然面白かったりするから困る。

結局、五飛がなんでマリーメイアの側に居るのかイマイチよくわかんなかったりするのは私の理解力が足りないからなのでしょうか。映像が中心のアニメだったらある程度誤魔化せそうな所なんだけど、文字にしてしまうとイマイチ物足りないものがあったりします。後最後のリリーナのセリフ、解釈次第ではアニメ本編の結論を覆しかねないような気がしなくも…。うーん、なんか難しい事言われて煙に巻かれたような印象がぬぐえません。

「エンドレス・ワルツ」本編は各キャラクターの過去を語るために作られたオマケ、と割り切った方が楽しめそう。下巻でも五飛が自分のガンダムを「ナタク」と呼ぶことになった理由やカトルがマグアナック隊とであったエピソード等が収録されており、その辺は非常に面白かったです。五飛のエピソードには彼の意外な過去にはしんみりさせられたし、オトコマエなカトル様(笑)が無骨なマグアナック隊を手なずける(違います)エピソードも素敵でした。

元々映像だけでストーリーが補完出来ている作品だろうとおもうので、OVA版を一度映像で見てから読み直せば、本編を映像で補完できるから各キャラクターの過去話に集中できて良いのかもしれませんねー。

同じガンダムのノベライズだと、私の中では後藤リウ版「機動戦士ガンダムSEED」シリーズがあまりにも神すぎたので、比較して評価が低めになってしまったのは否めないかも。面白いことは面白かったんですけど。リウ版は神。


同人系女子をラノベにはめようと考える試み

元ネタ:ちょいオタ娘を攻略するためのライトノベルはこれだ! (ウィンドバード::Recreation)

自分の周りでは割合真面目な本は読むけど「ライトノベルを読んでいる」という同人オタ娘は少ない。人気どころ(キノ、マ王、戯言等)や昔の作品(スレイヤーズ&オーフェン)を読んでいたという人は良く聞くけれど、それ以上の未アニメ化マイナー作品にまで手を伸ばしているのは殆ど居ない気がします。

というわけで、同じ同人オタ娘として人気作品からどうやって同人オタ娘をマイナーラノベに引っ張っていくかいくつかのパターンに自分なりに考えて見ました。
といっても自分はお世辞にも世間のラノベサイトの人ほどラノベを読んでいるとは言えないので(しかも読んでいるのは微妙どころばかり…)、もし良かったらどなたか適当に補足していただけると喜びます。特に同じ同人娘ラノベラーの皆様!

熱血作品系で釣るのもやりたいんですが、周囲に同じベクトルの熱血キャラ萌えな友達があまり居ないのでイマイチ具体的な案が浮かびません。とりあえず私なら9S→フルメタ→禁書→終わりのクロニクルというルートでいくかも(最後明らかに厳しい)

1)キノの旅→しにがみのバラッド。
(とにかく同系統で攻める:→アリソン→リリアとトレイズ→半分の月が昇る空)
(ここから別の人気挿絵画家に繋げる:→バイトでウィザード(研修生編)→バイトでウィザード(長編)→ダブルブリッド)
(人気作品につられがちなオタ娘向け:→涼宮ハルヒの憂鬱→灼眼のシャナ)

とりあえず元々本を読むのが得意ではないオタ娘を人気作品と挿絵で釣ってみるルート。

キノの旅としにがみのバラッドは文句なしに女性受けしている作品だと思うので、そこから挿絵つながりで釣っていく。ウィンドバードさんのエントリでも同じルートが紹介されてますが、「ポストガール」とかは読んだことないので、とりあえずストーリー的には短編系で釣ってみた。「半分の月は?」は未読なので合ってるかどうかよくわからないですが。
バイトでウィザードに繋げるルートはいきなり作品の傾向が変わるので相手がバイトやダブルブリッドが苦手な系統かどうか確認取らないと厳しいかも。「ダブルブリッド」は大分ハードルが高いです。
ハルヒに繋げるルートはアニメを見せてから原作に繋げるのが吉?

2)(西尾版デスノート)→戯言シリーズ
(ファウスト系:→その他の西尾作品→空の境界)
(低温主人公責め:→Missing・夜魔→レジンキャストミルク→殺×愛)
(低温展開責め:→ブギーポップ→桜庭一樹作品)
(薀蓄大好きな人向け:→Missing・夜魔→文学少女)

戯言とか、元々文章を読むのが好きなオタ娘を薀蓄や低温主人公で釣ってみるルート。

戯言→Missingは実際友人に勧めて成功してるので結構高確率でハマってくれます。あとMissingは空目と俊也でカップリング作る人が多いようなので腐女子にも人気。やったことないですが桜庭作品もうけそうな予感。あと元々戯言が好きなオタ娘は多いですが、知らないなら敢えて現在話題性のある西尾デスノから行ってみるのがよいかなーとか。ちなみにこのルートのオタ娘には「ダブルブリッド」の評判も割合悪くなかった(少なくても4巻までは)。あと成田作品がウケてましたね。
ファウスト系は詳しくないのでとりあえず有名どころということで空の境界につなげてみましたが実際どのくらい読者が被るんだろう。

3)今日からマ王!←→少年陰陽師
(男コンビが大活躍:→イリーガルテクニカ)
(ひたすら人気同人作家系で釣る:→さよならトロイメライ→ランブリングカレイド→最後の夏に見上げた空は→ヒドラ)
(腐女子に人気な漫画家で釣る:→カスタムチャイルド→キーリ)
(マ王からコミカル系攻め:→スレイヤーズ!(第二部以外)→バイトでウィザード短編→涼宮ハルヒ)
続・コミカル系攻/劇薬編→学園キノ→キノの旅→ドクロちゃんです→ドクロちゃん)

完全な腐女子をかなり強引にラノベ道に落とそうルート。
このルートだと始めが「機動戦士ガンダムSEEDノベライズ→イリーガルテクニカ→」と後藤リウでつなげていくのもアリかも。ついでに間に平井つながりでファフナーを入れて、沖方作品につなげるという手も。特にSEEDはストーリーに不満持ってる人が多いから読ませやすいですw
人気同人作家で攻めるのは大分厳しいな…トロイメライは未読なのでランブリング・カレイドとどちらから先に読ませればいいのか判らないです。

劇薬編はパロディ大好きな腐女子達に捧ぐ。色々と素人にはお奨めできない。

番外編)今日からマ王!→フルメタル・パニック→スクラップド・プリンセス→涼宮ハルヒ→とらドラ!

角川・富士見の人気作品から徐々に電撃にハメていくルート…と見せかけて今流行りの男のツンデレで釣るルート
正確に言うとヴォルフラム→カシム(子供時代宗介)→相良宗介→シャノン→キョン→高須竜児という感じで。ただし事前に該当キャラがどのようにツンデレか熱く語っておく必要があります。
え、宗介は最強のツンデレですよ!?
かなめに対してのデレデレっぷりとか。

つまり最後はどうみても趣味です本当に有難うございました。



番外編2)マリア様がみてる→しずるさんシリーズ→カーリー→レジンキャストミルク

なんとまいじゃー推進委員会さんからTB頂いてしまったので追記。「マリみて」のような女子高ノリが大好きな百合姉妹達に贈る、コバルト系から電撃の深みまで誘ってさしあげるルート。

実は「カーリー」は絶対に同人オタ女子向けだと思っていたので入れるパターンを考えていたのですが『人気作品から繋げる』というコンセプトを考慮すると自分の読んだ作品でつなげられそうな人気作品がありませんでした…。むしろ絶対「マリみて」から繋げるべきなんだけど私が「マリみて」を未読という。

女の子2人の一歩間違えると妖しい友情関係を軸に、とりあえず「ブギーポップ」で有名な上遠野作品を読ませて後は挿絵つながり。椋本夏夜って結構こっち系好きな女子には受け良さそうだと思うんですがどうでしょう。「レジンキャストミルク」は人を選ぶので駄目そうだなと思ったら「Add」か「マテリアルナイト」あたりに繋ぐと良いかと。裏ルート名は「オタク女子はもっと椋本夏夜にハマるといいよルート」。


いつのまにやら色々なところから言及戴いてて嬉しいやら恥ずかしいやら。
「彩雲国物語」と「ウィザーズブレイン」「お・り・が・み」は近いうち必ず読んでみようと思います。

ところで…凄い今更ですが、元にした記事への言及リンクを忘れていた事に気が付きました_| ̄|○
いえ、一応記事リンク自体は微妙にあったのですが肝心の記事への言及がないとか…ネタ記事初心者で申し訳ないです_| ̄|○


ライトノベル読みに本当に聞いてみたい10の質問

ラノベ関係のレビューを漁っていたら発見したので回答してみます。
ちなみに配布元はこちら
そういえばこのサイトの「アニメ化して欲しくないラノベ」アンケートをどこかで発見して噴いた記憶がw

1.尊敬するライトノベル作家は?
 「AHEADシリーズ」の川上稔さん
 「ダブルブリッド」の中村恵理加さん
 あとラノベ分類か微妙だけど、新井素子さん。

2.あなたの人生に影響を与えたライトノベル作品は?
 「ダブルブリッド」かな。これがなければ“ラノベ”にはハマってなかったので。
 あと、更に大元を辿ると新井素子さんにたどり着きます。中学時代に読んだ「おしまいの日」が半端じゃなく衝撃でした。

3.読んだけど生理的に受け付けなかった、どうしても好きになれなかった作品は?
 「吸血鬼のおしごと」一択。
 序盤はほのぼのだったのに、何故あんな報われない終わり方になってしまったのか、未だに理解できない。明らかに報われ無さそうな作品(Missing、バイトでウィザード、ダブルブリッドなど)ならまだしも…。
 甲田学人氏の作品は描写が生理的に激しく受け付けないのに大好きとかいう、もう麻薬みたいな作品です。あと時々「あ?この作者さんとは意見があわねーなー」と思うことはあります(笑)

4.最も優れたノベライズ作品は?
 ・北条風奈の「ツインシグナル」
 ・後藤リウの「ガンダムSEED」(特にDESTINY)
 ・久美沙織の「MOTHER」
 とりあえずこの3つが自分的には最強ってことで。

5.あなたにとって優れたノベライズとはなんですか?
 やっぱ読む方としてはストーリーとして原作とはまた違った楽しみ方が出来る事が一番嬉しいです。後藤さんのSEEDはアニメに忠実な展開だったけどアニメが穴だらけだったので散々その補完の上手さに感嘆したし、久美さんのMOTHERは別物すぎていっそ素敵だった(笑)
 ただ、実際出版社の意図としては“原作”に繋げる為のノベライズが目的のはずだから、ノベライズが一人歩きするようでは駄目なんでしょうね。その点沖方さんの「蒼穹のファフナー」なんかは適度に話もちゃんと出来てて、でもわざと書いて無い隙間から原作に興味を持たせるつくりになってて、上手かったと思います。
 逆に北条さんの「ツインシグナル」のノベライズに関しては、単体作品としては最強級の評価つけたいんだけど、原作が小説版に取って食われるというまさに本末転倒な事態を引き起こしたので、いっそ同人誌で売ってればよかったんじゃなかろうかとも時々思う…。

6.ライトノベルに挿絵は必要だと思いますか?
 ある意味挿絵あってこそのラノベだと思ってます。
 そもそも自分のラノベの定義的には挿絵が必要不可欠なんですが…
 甲田さんの「夜魔」なんかは既にラノベの範疇ではないと思うの。

7.ライトノベルにあとがきは必要だと思いますか?
 人による。後書き読まないで済ませる作者さんも結構いるし。
 でも時雨沢さんの作品は後書きがないと購入意欲80%減。

8.書店で知らない作家のライトノベルを買う時の一番の基準は?
 とりあえず知らない作家さんの作品を発掘する時の基準としては…
 手にとらせる原動力はジャケ絵。
 その後カラー挿絵・そこに書かれている文章・粗筋を読んでピンときたら購入。最近はネットレビューも結構参考にします。

9.おかゆまさき著『撲殺天使ドクロちゃん』について一言
(作品を知らなければ「知らない」と答えて下さい)
 知らない。アニメイトでアニメOPの動画を眺めたくらい。

10.あなたにとってライトノベルとはなんですか?
 生きがい。
 通勤電車の中の強敵(と書いて“とも”と呼ぶ)

…なんというか、ノベライズに関する語りが異常に長くなってしまった気が…。


ライトノベルバトン。

カラオケバトン回答したときに
誰かラノベバトン作って回してー」とほざいたら
トラックバック経由で本当に回ってきたので回答してみます。

初めてのトラックバックだよおっかさん!(誰)

■ 所有しているライトノベルの冊数。

コミックバトンでも同じ回答をしましたが数えられるくらいなら(略)
3桁はあると思われ。現在通勤時間の関係上1ヶ月に20冊程度増えてる。
ぶっちゃけもう本棚に入らないという罠。

■ 最近買ったライトノベル。

後藤リウ「機動戦士ガンダムSEED」(角川スニーカー文庫)
スズキヒサシ「ダビデの心臓」(電撃文庫)
種は正直アニメよりも小説版のほうが面白い気がする。
公式同人小説っぽいですが、元々腐女子アニメだからOKなのか。
ダビデの心臓は聞きしに勝る鬱展開で続きが早く読みたいです。

ああ、ラノベ感想書く暇が無い・・・2桁単位で感想書き溜めてます(汗)

■ 好きな、または思い出深い作品5冊。

1.「スレイヤーズ!」(神坂一・富士見ファンタジア)
 初めて買ったラノベがこれ。
 漫画そこのけのノリが当時は印象的だったです。
 あのハイテンションぶりが好きだったので本編の終わり方は個人的には不満。
 スペシャルは・・・序盤は好きだったんですが・・・。

2.「おしまいの日」(新井素子・新潮文庫)
 ラノベに入るか微妙な気がするのですが(新潮だし)
 世間的には新井さんの作品はラノベ扱いらしいので・・・。
 ページが真っ黒に塗りつぶされていたり、特定部分だけ消されていたりと
 その特殊な表現手法に衝撃を受けた作品。
 内容も当時ハッピーエンドばっかり読んでた私にとっては衝撃としか。
 特に本文最終段落が怖すぎです。
 
3.「MOTHER2?ギーグの逆襲?」(久美沙織・新潮文庫)
 MOTHERがBROTHERになっちゃいました
 の1行が忘れられません(笑)
 中学時代、好きすぎて何十回も何百回も読み返しました。
 ゲームのノベライズとしては賛否両論あるようですが、
 ゲームのMOTHER2とは全く違った作品として大好きです。
 今思うと食べ物の描写とか上手かった気がする。ネスバーガーが食べたかった。

4.「ダブルブリッド」(中村恵理加・電撃文庫)
 漫画の延長としてラノベを読んでいた私をはっきり「ラノベ萌え」にした作品。
 数々のグロ描写にビビりつつ、優樹さんの可愛さに萌えた記憶が。
 ハッピーエンドで終わると信じていたので、4巻は本当に衝撃でした。
 最終巻が待ち遠しい作品です。

5.「吸血鬼のおしごと」(鈴木鈴・電撃文庫)
 「フルメタ」「終わりのクロニクル」とこれと、どれにしようかと思ったのですが
 間違いなく衝撃を受けたという点に於いてこの作品に勝るラノベは無いので。
 序盤はほのぼの、そして段々暗く、グロくなっていくあたりは電撃としてはお決まりなのですが

 最後の報われなさは絶品DEATH。

 もうなんともいえないやるせなさの漂う作品でした。
 序盤のほのぼの雰囲気が好きだった人間としてはどうも。
 読んだ後一晩ショックで立ち直れませんでした。

 「好きな」ラノベでこれを挙げるのは聊か間違っているかもしれませんが
 ある意味これほど衝撃を与えた作品は私の人生に未だ存在しないので
 なんか入れなきゃいけない気がしたんで。

■ 気に入っている、または思い入れのあるキャラクター5人。
基本的に1作品につき1キャラで行きます。

1.相良宗介(フルメタル・パニック!)
 かなめとどっちを取り上げようか真剣に悩むのですが?・・・。ツンデレっ娘萌え。
 本編の無口でかっこよい宗介と、外伝のマヌケでヘタレな宗介のギャップが溜まりません。
 後半から本編も妄想激しくなってきましたが。
 アルとのかけあい漫才も好き。

2.佐山・御言(終わりのクロニクル)
 風見にするか京にするか悩んだんですが(笑)
 佐山に関してはどんどんいう事が「いや、お前悪役違うだろ?」になってきましたが
 全竜交渉で展開されるあのヘ理屈と各話終盤の演説(?)が死ぬほど好きです。
 確かにあれは正義ではなく「悪役」のかっこよさだとおもう。
 新庄に関してはてんでダメ男なところも好きだ!(笑)

3.鈴藤小槙(消閑の挑戦者)
 普段のボケボケ少女っぷりと、垣間見せる天才少女ぶりが秀逸。
 春野くんとの漫才振りも好きです。というかこの作品自体が好き。
 同じシリーズだと森野イズミも偉いインパクトあるキャラでした。
 あといるる姉さんが好きだ・・・!

4.ケイン・ブルーリバー(ロストユニバース)
 今時現実どころかフィクションの中にもなかなか居ない、真っ直ぐな正義漢タイプ。
 最近見かけなくなったタイプですが、たまらなく好きです。こういうタイプ。
 マントとか変なポリシー持ってるところもポイント高し。
 同理由でガウリィ(スレイヤーズ)とか上条当麻(とある魔術の禁書目録)も好きです。

5.片倉優樹(ダブルブリッド)
 太一朗も好きなんでどっち選ぶか悩んだんですが!
 実は寂しがりやとか微ツンデレ属性とか仲間思いとかたまらんです。

■ 気に入っている、または感銘を受けた台詞。

 「服務規定違反は重々に承知しています。その事については反省しています。
  でも自分は、自分のした事に微塵も後悔していません」(ダブルブリッド・山崎太一朗)
 その章のタイトル「後悔しない男」とあわせまして。

■ 次にバトンを渡す5人(以上でも以下でも)。

 特に思いつかないというか知り合いにラノベ好きがあまり居ない(苦笑)
 割とうちのラノベ話題に反応してくださってる霧崎さんにMusicBattonのお返しで回してみます。