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一九九八年十一月十八日未明、晴れ。 屋上の暇人ども2

[著]菅野 彰  [絵]架月 弥

少しずつ互いの距離が近づいて、なんとなく「居場所」を見つけたかのような天文部の四人。そんな時、西原有子という同級生が援交の元締をやっているのを、鴫と譲が偶然知ってしまう。しかも西原は、いったいどういう訳なのか、もうずっと夏女に入れ込んで、たくさんの贈り物を貢いでいた。夏女が一顧だにしないのを知らないまま…。めぐりめぐって怒りにまかせたなりゆきで、未来たちは、西原の上納金を搾取する計画をぶちあげる。天文部の夢の部品、ハイパー・アストロ2001、つまりは望遠鏡を買うために!!天文部の懲りない面々、今度の危険な賭けの結果はいかに。 (「BOOK」データベースより)

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元陸上の特待生・鵜飼譲と幼なじみの松下未来、そして学校でも有名な問題児コンビの4人が「天文部」で少しずつお互いの居場所を見出していくシリーズ第二巻。今回は憧れの天体望遠鏡を買うために、援交の元締めをしている女子生徒から上納金をふんだくろうと4人が奮闘するお話。

最初は気が進まないといいながらもなんだかんだで悪巧みしてしまっている4人が本当に楽しそうで、読んでいる方も凄く楽しい。段々お互いの色に染まってきてしれっとおかしなことを言い出す面々にニヤニヤが止まりませんでした。特に鵜飼が自分の怪我の事を持ち出して体育科の教師達を引き下がらせる場面とか、どんだけこいつふてぶてしくなってるんだよとw

計画している時はこんなに楽しいのに、実際に実行に移してみるとなんだかんだで良心の呵責に駆られだす(一部覗く)面々は基本的に「いい人」なんだなあ、と実感。特に一番ノリノリだった未来の態度の変化が可愛かった。「目にもの見せてやる」といいながら、西原を見捨てられない彼女の姿が印象的でした。

それにしても鴫が可愛いなあマジ可愛いなあ!!夏女を心配しすぎで親馬鹿状態になってる所なんかも勿論美味しいんですが、同じく夏女をほっとけない鵜飼とのやりとりとか、さりげなく未来との仲が悪いようで気のあったやりとりが美味しすぎました。次巻も楽しみです。

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