“竹宮 ゆゆこ” の検索結果 | ページ 2 | 今日もだらだら、読書日記。

キーワード:竹宮 ゆゆこ (22 件 / 3 ページ)

とらドラ4!

[著]竹宮 ゆゆこ [絵]ヤス

夏休みに亜美の家の別荘に泊まりに行くことになった竜児と大河…そして北村と実乃梨。旅行の直前に“結婚して新居の犬小屋で犬の子供を生む”という悪夢を見た二人は今度こそお互いの恋路を進展させようとする。見事大河の応援を勝ち取った竜児は、大河から必勝の策を授かるが!?
 

今まで“竜児の憧れの人”というポジションで完全に脇役だったみのりんが一気に前に出てきて大活躍。正直今までただの面白発言キャラだと思っていたのですが、今回の話でかなり意外な一面が見え隠れしたりして、一気にツボにきました。こ、これは確かに可愛いよ!!

竜児も今回の件で自分から一歩踏み出すと言う事を覚えてひとつまた成長した感じ。
ほんと、竜児はラノベキャラ最強の「婿に貰いたい理想の主夫」だよ!!是非私の部屋を掃除してください、ええもう心ゆくまでお願いします(*´д`) 目の前の海に行くよりも、ホコリの溜まった別荘を掃除したがったり、幸せそうに別荘の掃除をやらかしているシーンは本気で忘れられませんw

みのりんと竜児が急接近した裏で、亜美と大河のちょっと微妙な感情表現がまた良い。最終的に竜児は大河とくっついて欲しいのですが、実は個人的にキャラとして一番魅力的だなと思うのは亜美だったりします。特に今回、洞窟での会話が挿絵もあいまってめちゃくちゃツボ。大河や実乃梨には決して持ち得ない、“大人”(社会人)としての視点を持っているからか。色々とやりすぎな部分もありますが、一番共感できるのは彼女なんですよね…まあ周囲には居て欲しくないタイプなんですが(笑)

ラストの大河は少しずつ自分の本当の気持ちに気付いてしまった感じでしょうか。実乃梨と竜児の大接近もあったことだし、突然北村と急接近しちゃいそうな感じもしますが。しかし北村と実乃梨、最終巻あたりで何気にくっついちゃいそうな予感がするのは私だけ?

大河が凄く控えめなので特有の破壊力みたいなものはあまりなかったのですが、今回は今まで以上にキャラクターが魅力的で、3巻までの破壊力を補って余りあるものがあったと思います。破壊力の方は4巻以降に期待!(笑)


とらドラ!3

[著]竹宮 ゆゆこ [絵]ヤス

大河に亜美との仲を誤解され、お互いぎくしゃくしたまま迎えたプール開き。少しだけ大河と仲直りできたかと思ったのもつかの間、なんと大河と亜美が水泳で対決することとなってしまい、頭を抱える竜児。しかも大河はとんでもないカナヅチで…!?
 

当人は気づいてないんだけど周りからみたら明らかにお前ら相思相愛だろ!って雰囲気がたまらんです。明らかに亜美に嫉妬してるのに、それを断じて認められなかったり、感極まって「竜児は、私のだぁぁぁぁぁーーー!!」と叫びだしちゃう大河が激しく可愛い。逆に竜児の方も少しずつ大河に傾いている様子が見受けられて、最初から最後までとにかくニヤニヤしっぱなし。ラブコメはくっついた後よりもくっつく前のもどかしい関係が大好きな私にとっては至高のラブコメシリーズかも。

今回は全体的に少し人間的に弱いというか脆い大河の様子がとにかく可愛かったです。普段「手乗りタイガー」なんていわれて恐れられていても実は泳げなかったり、貧乳を気にしていたり、女の子らしく嫉妬してしまっていたり(しかもそれを嫉妬と認められなかったり)で普通の女の子らしい部分が強調されていたように思えます。ああ大河たん可愛いよ大河たん。普段の「手乗りタイガー」な彼女とのギャップがたまらない!!

竜児に気のあるそぶりを見せる亜美や相変わらず良い味出してるみのりんもとても良い感じです。しかし個人的には水泳勝負でキレて猛烈に追い上げてくる亜美タンをもっと頑張って描写してほしかったなあ(笑)
みのりんの「偽乳特戦隊」は2006年ラノベ最強の迷言だと思います。

次巻はやはり亜美の別荘での夏休みネタでしょうか。かなり楽しみ。


とらドラ!2

[著]竹宮 ゆゆこ [絵]ヤス

大河と竜児のクラスに、北村の幼馴染で美人の転校生・川嶋亜美が現れた。雑誌でモデルをやっている彼女はすぐにクラスに溶け込み、その中心になっていく。
しかし、そんな彼女の本性は外面全開の性悪女で…!?

 

新キャラクターの亜美以上に櫛枝が良い味だしてます。
怒るときは怒るけど、過ぎた事は気にしないサッパリした気性に加えて情に熱い性格が最高。

しかしダイエットの話は…ありゃ温度下がるよなあ。可愛くなりたい女の子にはほぼ全世界共通のタブー項目でしょう。オシャレには無頓着気味な私でも、明らかに自分より体型良くて可愛い女の子にあんな発言されたらキレます。

そして同時に
「自分を『天然って言われる』、という人間に、まともな奴なんかいないのよ」

この部分に激しく同意。
自分が同じ女性だというのもありますが、こんな発言されたらぶっちゃけドン引きですよ。みのりんのオーバーリアクションには大爆笑しましたがw
天然っていうのは自分が天然だってわからない人のことを言うんだよ!自分のこと天然だとおもってる奴は確信犯っていうのです。

でも同時に、外面作って取り繕ってしまう亜美の気持ちも痛い程判る。きっとこの子もいろいろあってああいう性格になったんだろうなあ。ブチ切れてストーカーに突撃していく亜美が最高でした。余程溜まってたのね…!

ちょっと終わりが尻切れトンボっぽかったのが気になりますが相変わらず面白かったです。早いところ新刊買って来よう。

短編は爆笑しながら読んでましたが、生徒会長のキャラが最高。ていうかフルメタといい、殺×愛といい、最近個性爆発な生徒会長が多すぎですよラノベ界!


とらドラ!

[著]竹宮 ゆゆこ [絵]ヤス

目付きが悪く不良と間違えられることが悩みの“普通の少年”高須竜児は、とあるアクシデントをきっかけにクラス中から「手乗りタイガー」と呼ばれ恐れられる少女・逢坂大河とお互いの恋愛を成就させるため、共同戦線を組む事になるが…
 

うわああああ大河たん可愛いよ大河たん!

ちっちゃくても凶暴でツンデレで一生懸命ででもドジっ娘とか色々と最高です大河たん。可愛すぎるぜ大河たん。
序盤の展開でどうしても「涼宮ハルヒ」を思い起こしてしまいましたが、最後まで読んだら上質なラブコメでした。基本的にただの学園ラブコメには興味のない私ですがこれはツボに来た。お約束な展開の連続も非常に良いです。特にラストの展開は電車の中だというのに終始ニヤニヤが止まりませんでした。二人に幸あれ!

そして同時に大河も非常に可愛いんだけど、主人公の竜児がツボでした。
涼宮ハルヒにおけるキョンのような、ツッコミの激しいただの学生かと思っていたらなんと完璧な主夫。一家に一人欲しいタイプです。婿に欲しい。絶対こいつと一週間寝食を共にしたら餌付けされてしまうと思われる。是非我が家に来てお弁当を作って下さい。そして樹海になってる自室を掃除してくだs(強制終了)

余談ですが、1巻を購入した翌日にアニメイトの「とらドラ!フェア」を知り
猛烈に後悔した今日この頃です。とりあえず2巻はメイトで買いました。
3巻の在庫を店員に聞いたところ0.1秒で「ありません」と返事をされてビビりました。
そんなに聞いてくる人が多かったんだろうか…露骨に「もうその話はしないでくれYO!!」というオーラが漂ってましたが。


読了記録まとめ[2012年5月分]

5月の読了数は感想書いてない再読本2冊を含め21冊でした。
……うち12冊がBL……もう何のブログだかわからない……ラノベの感想を求めてうちに来てくださってる方にはほんとうにすいませんでも自重しない。

今月のオススメマンガ

プラナス・ガール(5) (ガンガンコミックスJOKER)
 今更過ぎるくらいの定番だけど「プラナス・ガール」最新刊が絆可愛すぎて死んだ。「魔法のアメ」からはじまってまさかのメイド祭に転がり、ウェディングドレスに飛び跳ねるよ。「男の娘」という単語はあまり好きじゃないけど、こればかりは至高の男の娘モノとして全力で押したい。絆かわいい。
月刊少女野崎くん(1) (ガンガンコミックスONLINE)
あとなんか色々な人からオススメされて手に取った「月刊少女野崎くん」が猛烈に面白かった!無骨でごつい外見なのに少女漫画家の野崎君に惚れてしまった女の子がなぜかアシスタントにされてしまうお話。少女漫画家なのに恋する乙女の気持ちなど1ミリもわからない野崎君のすっとんだ発言の数々にふきださざるをえない。あとみこりんマジヒロイン。

5月の読書メーター

読んだ本の数:29冊 / 読んだページ数:6193ページ

続きを読む


今月のまとめと読了記録[2010年5月分]

5月に読んだ本は再読含め15冊でした。漸く調子が戻ってきた……

今月面白かった本


 
東京レイヴンズ
⇒感想

 
ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!disc4
⇒感想

魔王様げ?む!2回戦
⇒感想

あざの耕平さんの新作「東京レイヴンズ」が超面白かった!!ストーリー本編も物凄く面白いですが、春虎と冬児の悪友っぷりにニヤニヤがとまりませんでした。地文で冬児に対する呼称が「冬児」「悪友」「親友」の三段階ある事に転がったのは私だけじゃないはず。まだまだ導入回という感じの1巻でしたが、2巻が本当に楽しみです。

そして長らく積んでいた「ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!disc4」が不意打ちすぎて……まさかの男子回が……!!現実に投影されたゲームの本来の主人公である真田正樹と武紀の友情具合にごろんごろん。4巻、5巻と一気に面白くなってきた印象なので3巻で積んでる人は今からでも崩すんだ…!!

密かに今月一番楽しみにしていたTSラノベ「魔王様げ?む!2回戦」も予想以上に面白かったです。女の子として女好きの魔王様に使えることになった元勇者・レモンの葛藤やツンデレっぷりにニヤニヤが止まらない。是非とも、3巻が読みたいなあと思う1冊でした。


2010年5月の読了記録

再読・まんが含めて50冊。
以前から色々な人にオススメされていた「Landreaall」がめちゃくちゃ面白かった!以前から色々な人にオススメされていたのですが、その人気もわかるというもの。主人公も好きですが、ティ・ティとフィルが好きです。というか魅力的なキャラクターが多すぎて色々な意味で困るまんがです。

あと、バカテス好きなら買い逃せない、「バカとテストと召喚獣 SPINOUT! それが僕らの日常。」。ファミ通コミッククリアの更新を毎回楽しみにしていた本なのですが、とにかく明久たちのなんでもない日常が可愛くて可愛くてたまらない。バカテス好きなら必見の1冊です。
続きを読む


電撃文庫RPG Cross of Venus+電撃学園RPG文庫

電撃学園RPG Cross of Venus
[制作]アスキー・メディアワークス
電撃学園RPG文庫
[著]時雨沢 恵一、五十嵐 雄策、おかゆ まさき、水瀬 葉月、橋本 和也、三雲 岳斗、支倉 凍砂、成田 良悟、竹宮 ゆゆこ
[絵]黒星 紅白、しゃあ、とりしも、さそりがため、さめだ 小判、和狸 ナオ、文倉 十、ヤスダ スズヒト、ヤス
B001HBIPOOB001HBIPOO

電撃学園RPG Cross of Venus(通常版)
「電撃学園」に通うごくふつうの高校生である主人公と彼の幼馴染・キズナが肝試しをしようと夜の学園に赴いたら購買でメロンパンを貪っているシャナと遭遇、なしくずしに「絶夢」と呼ばれるなぞの存在との戦いに巻き込まれ、電撃文庫作品の人気ヒロイン達と共に作品世界を回りながら物語の改ざんを阻止ていく…というお話。90年代のなかよし読者としては、高瀬綾の「くるみと七人のこびとたち」とか思い出します。

アクションRPG仕立てな作りのゲームで、難易度・易で20時間前後で(隠しボスを除いて)クリア。全16章で各章1?2時間くらいでクリアできるので手軽といえば手軽なのですが、とにかく終盤に入るまでラスボスの手がかりが殆ど掴めないまま「絶夢」の手先と戦うばかりの展開になるので、ちょっとフラストレーション溜まるかも……個人的には、9?15章が丸々蛇足に見えたのですが、気のせいですか…(ぶっちゃけ1?8章のボリュームをもう少し上げて、全作品世界回り終えたら即ラスボス戦、で十分だったと思う)

全体的に良くも悪くも「電撃文庫ファン向け」のアイテムというか、あまり出来のよくないキャラゲーの域を脱してない。8章×2だから8つの作品世界を2回ずつまわるのかと思ったら、一通りの世界を回った後はそれっきり登場の無い世界もあったりして、結構扱いの違いが顕著です。舞台としては「禁書目録」、敵役としては「シャナ」関連が贔屓目で、逆に「ドクロちゃん」と「とらドラ!」の世界には結局ラスト除いて1回ずつしか行かなかったなぁ…。

ただ、最終章のお話の展開は結構好きです。主人公に生徒会シリーズの杉崎鍵から名前を取って「すぎさき」と名づけたら、反響死滅兄さんみたいなの出てきて爆笑したけど。王道といえば王道なんだけど、崩壊する世界で、大切な人達がヒロインたちに次々に想いを伝えていくという展開は結構泣ける。さ、桜君がいい人になってるよ!!!(失礼)

ただ、ああいう展開にするなら、ラスボス相手に負けたら特殊バッドエンドほしかったよーな……わざわざクリアした後に負けに行った私の立場は。

全体的にやっつけ仕事というか、ファンアイテムだから出せば売れるだろう的思考が透けて見えるというか、「もうちょっとここを頑張ってくれれば…」みたいな部分が多くてその辺は残念なのですが、ファンとしてはそれなりに楽しめる1本でした。個人的には、せめてななめ移動くらいさせてくれよというのと、電撃カードのカットインはもうちょっと頑張ってほしかったくらいかなあ…

あ、でも最後にもう一つだけ言いたい。亜美の扱いが酷すぎる。
仲良し5人の中で唯一セリフも出番も無いと思ってたら、一応サブヒロインのはずなのに、最終章でセリフなしの雑魚中ボス扱いで絶夢の傀儡として量産されてた(←亜美ちゃんスキーは見ないほうが幸せです)ってどうなのー!

電撃学園RPG文庫
電撃学園RPGの初回特典としてついてきた、短編アンソロジー。

もはや学園とか完全スルーして、いつも通りの「キノの旅」な時雨沢恵一といつも通りの「とらドラ!」な竹宮ゆゆこ、「電撃学園」の要素を織り交ぜつつも(多分)いつも通りの「乃木坂春香」を描いている五十嵐雄策、舞台が「電撃学園」なだけでやってることは基本的にいつも通りホロとロレンスのイチャイチャな支倉凍砂、ゲーム本編についての反省とか愚痴とかをテンション高いキャラ会話主体で薦める三雲岳斗とおかゆまさき、未登場作品の自キャラを電撃学園に紛れ込ませて他作品とクロスオーバーさせてる水瀬葉月、橋本和也、そして成田良悟という感じ。どうでもいいけど、現代に紛れ込んだホロが割りと真面目にイヅナにしか見えません。夜はPC、昼は購買の店番しながらゲーム三昧なホロて……


個人的にはクロスオーバー組が全体的に好きだったかも。特に水瀬さんの短編で出てくる、フィア&ホロのやりとりが最高。長い年月を生きるホロの貫禄と母親のような優しさがラストのやりとりであふれてくるような気がしました。成田さんの短編はオタクが電撃学園に紛れ込んじゃったヨ!!という素晴らしい内容。大河にサイン貰おうとするとか、オトコマエすぎます。

あと、三雲さんの短編が……地文なしの「生徒会の一存」になっちゃってるよー!電撃のみならず別会社の作品にまで手が伸びる、いろいろな意味で恐ろしい1編でした…本当に、暫く笑いが止まらなかった。特に直前の橋本さんの短編で、いい子全開な操緒を見ていると、こっちのツッコミキャラ化してる操緒とのギャップが……

しかし、同じような楽屋裏オチをやったドクロちゃんのほうも「サバトちゃんとシャナと大河とルイズを一同に会させて、会話させたい」発言を筆頭に色々大暴走でしたが。最終巻で出たキャラはさすがに出せないと思うよ!!


今月のまとめと読了記録[2009年1月分]

1月に読んだ本は18冊でした。
冬休み中殆ど本を読まなかった上コミケから間髪居れずに原稿だったからある意味仕方ない……。

2009年1月のページアクセストップ4


 
ばけらの!2
⇒感想

これはゾンビですか?1
はい、魔装少女です
⇒感想

 
とらドラ9!
⇒感想

生徒会の四散
碧陽学園生徒会議事録4
⇒感想


元キャラ作家さんの推理やってた「ばけらの!2」と発売前からうっかり騒ぎ立てた「これはゾンビですか?」がツートップ。ジンくんは総攻(合言葉)。ゾンビはもうちょっとゲテモノ臭がしたほうが好みだったのですが…割と正統派な異能力バトルラブコメでした。「生徒会の四散」はアニメ化も決定して波乗ってますね。でも5巻でコレまで水面下で動いてきた「企業編」がどういう動きを見せるのかが心配だなあ…。

ていうか今回、3位の「とらドラ9!」除いて全部何らかの形で他所のサイトさんからの言及を頂いてるのですが、煮ても焼いても食えない感想書いたときに限って他所のサイトさんから感想リンクされてて後から恥ずかしくなるトラップは何なんでしょうか…「ジン×ヒカル萌え」とか「枯野×杉崎萌え」とか書いたときに限って!

2009年1月に読んで面白かった本


戦闘城塞マスラヲ Vol.5
川村ヒデオの帰還
⇒感想

ムシウタbug 8th.
夢架ける銀蝶
⇒感想

 
ラノベ部2
⇒感想

ベン・トー3
国産うなぎ弁当300円
⇒感想


今月は間違いなくずっとスニーカーのターン!!!
クライマックスだった「戦闘城塞マスラヲ」と「ムシウタbug」が新年早々素晴らしい勢いで魅せてくれました。マスラヲはヒデオ&睡蓮をメインにした続編シリーズの予定があり、ムシウタはこのまま本編クライマックスに続いていく…とのことで、今後の展開も見逃せません。

ますますヘンな方向にヒートアップする「ベン・トー」とパロディとあるあるネタまみれな「ラノベ部」も巻を重ねるごとに面白くなってきてて、今後が楽しみ。ラノベ部は小ネタの応酬やなんともいえない心地よい雰囲気もとてもいいんだけど無口系百合娘の暦の可愛さが半端じゃないと思うのです。

2009年1月の読了記録

メディアマーカーの読了記録から。
今月はラノベ以外ではなんといっても「バクマン。」が凄かったです。あと初期ガンガン読者としては、夜麻みゆき新刊が物凄い感慨深かった!
続きを読む


2007年上半期ライトノベルさいと杯・エロ部門に敢えて投票してみる

 ■ 2007年上半期ライトノベルさいと杯・エロ部門(非公認)(鍵の壊れた部屋で見る夢さん)

エロ小説どころかラブコメ方面殆どノーマークな私ですが
敢えて自らのズレにズレまくったポイントにツボヒットした作品に投票してみたいと思います。
なんでもない一行から敢えてエロスを感じ取るのが腐女子のさだめ!!
こ、この挑戦受けて立つぜ!!!
明らかに一人だけ投票しているものがおかしいですが笑って許してやってください。
ていうか 生 ま れ て き て ご め ん な さ い 。

色々と後が怖いので「続きを読む」からどうぞ!!!

続きを読む


2006年に読んだ本まとめ その1

あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。


遅まきながら2006年の総括してみます。
5作品くらいを適当に選出しようと思ったのですが
ラノサイ杯と殆ど変わらない結果になる予感がするので
幾つかジャンルにわけて各項3作品ずつ纏めてみました。

だって「ムシウタ」と「フルメタ」と「SEED DESTINY」は外せないから!
そうするとあと2つしか選べないから!!(致命的!)

ぶっちゃけbooklines.netさんのまとめを見て「これだ!!」と思い立った訳ですが。
えっと、勝手にパクっちゃってスイマセン…!

※書影クリックでbk1の商品ページ、タイトルクリックで感想に飛びます。

■ 燃えた


とある魔術の禁書目録9?10とある魔術の禁書目録9&10 (鎌池和馬/メディアワークス)
[9巻感想/10巻感想]
新キャラ・吹寄さんの出番の少なさには泣きましたが男3人の熱い奮闘ぶりは文句なしにシリーズ最高峰。いつもとは少し違った、静かな雰囲気のラストシーンもなかなか良かったです。白井黒子さんの魅力満載な8巻も捨てがたかったですが、熱さでいったら絶対にこっち推し。

燃えるワン・マン・フォース燃えるワン・マン・フォース (賀東 招二著/富士見書房)
何が何でもフルメタだけは外せません。傭兵としての自分と現在の宗介のせめぎあい、今まで自分が載っていた最新鋭機・M9にオンボロサベージで挑んでいく展開等、熱いバトルが目白押し。かなめとのL・O・V・E分もあります(笑)

今年は文庫でもアーバレスト後継機の姿が拝めるのかな?

星のプリンキピア 下アストロ!乙女塾! 星のプリンキピア 下
   (本田 透〔著〕/集英社)
あかほりばりのハーレムラブコメだったこのシリーズ、3巻・4巻は普通に熱いバトルを繰り広げます。2巻までのノリがダメだった方にもオススメ。円・晶・茜の姉妹愛や精神的に成長したヒカルの姿にひたすら燃えたり感動したり。

しかし皆さん、ホノカも忘れないで上げてください(主張)


■ 泣いた

終わる世界、終わらない夏休み終わる世界、終わらない夏休み 桜井深優の終末
 (あきさか あさひ著/エンターブレイン)
前編もよかったけどやっぱり後編「桜井深優の終末」が格別でした。深優の恋心に物凄い共感して、ラストの演説でボロ泣き。色々ツッコミ所は多かったけど、その青臭さがまたたまりません。2006年で文句なしに一番泣いた作品!

ムシウタ 07.ムシウタ 07. (岩井 恭平〔著〕/角川書店)
06の戌子の最後にも散々泣かされましたが、07での大人顔負けの愛恋のジャーナリスト魂にはまさに感嘆としか言いようが無いです。前半のどこかコミカルなシーンが印象深い分、ラストの悲しすぎる展開にはボロ泣き。

虫憑きですらない二人の“魔王”の対決は必見です。

“文学少女”と飢え渇く幽霊(ゴースト)“文学少女”と飢え渇く幽霊(ゴースト) (野村 美月[著]/エンターブレイン)
遠子先輩の思わずおなかがすいてしまうような“薀蓄”の数々も魅力的なのですが、雨宮蛍と黒崎の決して結ばれない悲しい恋心に涙。毎回序盤で空腹中枢を、結末で涙腺を刺激してくれるシリーズ。2006年最大の収穫はこのシリーズに出会えた事かも。


■ ダーク&鬱展開

レジンキャストミルク 5レジンキャストミルク 5 (藤原 祐〔著〕/メディアワークス)
ダークといえばこれしかないでしょう。あれだけ日常を守りたいと願っていた晶が遂に芹菜(日常)と訣別し、硝子(非日常)と結ばれ、最強の虚界渦を目覚めさせるシーンは最高でした。またその突き放し方が容赦ないのです。

今後どうなるのか、続編が非常に楽しみ。

殺×愛(きるらぶ) 5殺×愛 5—きるらぶ FIVE— (風見 周[著]/富士見書房)
「泣いた」に分類してもいいと思うのですが…現在の所「レジンキャスト?」と並び立つダークシリーズ。4巻までの全てが上手く行くのではないかと錯覚させられるほのぼのラブ展開から、来夏の一言をきっかけにドン底まで崩壊していく5巻は必読です。…というかある意味これ、芹菜を取った「レジンキャストミルク」と受け取れなくも無いですね…。こちらも続編に期待です。

バイトでウィザードバイトでウィザード 沈めよ恋心、と雨は舞い降りた
  (椎野 美由貴〔著〕/角川書店)
一段落した本編最新刊より、コチラの方が断然ダークだった気がする。逢いたくて仕方ないのに、いつまでもすれ違い続ける京介と礼子の姿にヤキモキ。報われなさ過ぎる展開に、本家家長への怒りを募らせたり、着々と死へと突き進む京介にハラハラしたり…ていうか本当にこれ、本編の続きあるんですか。あそこで終らせるのが一番綺麗な気がするんだけども…


■ L・O・V・E(By富士ミス)

涼宮ハルヒの憤慨涼宮ハルヒの憤慨 (谷川 流〔著〕/角川書店)
長門が書いた部誌の原稿にニンマリし、「禁則事項」発言でニヤニヤし、そしてハルヒ&キョンの成長ぶりに萌え萌えするのが正しい楽しみ方だと信じて疑いません。少しずつ角がとれてきたハルヒの可愛さもさることながら、そのハルヒをどこか暖かい気持ちで見守っているキョンの姿に燃え。アニメも面白かった!!

カーリーカーリー 二十一発の祝砲とプリンセスの休日
  (高殿 円著/エンターブレイン)
「これ、ラブコメ違う」ってツッコミが各所から発生しそうですがこの巻の見所は誰がなんと言おうとヤキモチ焼きまくるヘタレカーリーだから仕方ないんだっ!!シャーロットと仲の良いアヒルを密かに焼き鳥にしようと目論んだり、シャーロットとのヒンドゥー語レッスンでは教えるフリしてシャーロットに愛の言葉を吐かせまくって萌え萌えしてる、そんな貴方にときめきます。寄宿舎編は終了とのことでパーフェクトヘタレ女装美少年カーリーたんが拝めないのは死ぬほど残念ですが、是非続編をお願いします!!

とらドラ! 3とらドラ3! (竹宮 ゆゆこ〔著〕/メディアワークス)
1も捨てがたかったんですが、「竜児は、私のだああああー!」発言がツボだったのでこちらに。このくっつきそうでくっつかない、もどかしい関係が猛烈にツボポイント直撃。

3巻では泳げない事や貧乳を気にしている大河の、普段は見られない弱気な姿が非常に可愛かったです。


「笑った」「ノベライズ」「名場面・迷場面」はこちらからどうぞ。