『魔物』によって故郷を喪い自らも魔物の呪いを受けた青年・カナギは故郷を救う為、自らの命の為に呪いの特効薬を作る為万病に効く「命の花」を求めて旅をしていた。その途中で、うさんくさい詩人と出会って行動を共にする羽目になるのだが、暗殺者の少女・ミリアンから命を狙われて……というお話。ビーンズ文庫というよりは古きよき全盛期時代のスニーカー文庫という印象を受けました。うーん、恋愛要素が薄いからかな。あえて言うならヒロインはカナギだと思うんです。え?ミリアン?彼女はヒーローですよね?
剣の腕が立ち、頭も良く、だがしかし直情気味で……と、かなり主人公らしい主人公なのに、魔物の呪いのせいでしょっちゅう血を吐くわ「病弱」といわれると怒るわ……というカナギの設定にとてもニヤニヤした。うさんくさくて真意を見せない詩人・ソラとのコンビ具合も美味しいし、カナギを殺そうと付けねらうミリアンとのやりとりも楽しい。
魔物の脅威から世界を護る「王」と「鳥の神」、そして彼らに仕える「不死者」によって護られた世界で魔物の呪いを解く方法を求める旅。大きな物語の序章といった感じの第一巻でしたが面白かったです。メイン3人以外のキャラクター以外も今後も物語りに絡んでくるのかなあという感じがするし、ちょっとだけ明かされたソラの正体も気になる……ということで、続きがとても楽しみ。
……しかし、ビーンズ文庫の、この巻数表記を書かない姿勢は本当になんとかならないのか。シリーズがある程度揃ってから手を出すとまずどれから読めばいいのかわからなくて手に取るハードルが無駄に上がっちゃうんだよ…!
▼ 最近の記事
ココロコネクト カコランダム
太一を除く4人が子供の姿に戻ってしまうという、三度目の異常現象。いつものようにふうせんかずらが現れないことを不思議がる4人だったが、実は太一の前にふうせんかずらではない「二人目」という存在が現れており……というお話。「ふうせんかずら」以外の存在の登場で、あちら側の事情が少しだけ透けて見えた巻。このまま異常現象の原因や「ふうせんかずら」側の事情には触れずに話が進むのかなあとおもっていたので、今回の展開はやや意外だったかも。
今回は唯や青木の「過去」がメインの話で、とにかくなにより青木がかっこいい!!自らの記憶のない間に浮上した「唯に似た容姿の元彼女」の話と、思い悩む唯の姿を見て普段の彼らしからぬ迷いを見せた青木だけど、一度心を決めたあとはどこまでも強かった。相変わらず、彼らの見せる青春具合にはニヤニヤしてしまう。
ところが、事態が解決したと思いきや——その後の展開が物凄かった。子供になる時間が予め決まっていたせいでなんとか取り繕われていた「日常」を完全に崩され、どこにも行けず、事態を解決する手段を持たない彼らに襲いかかった恐怖と絶望。そんな中、トドメを刺す様な出来事が伊織の「日常」に襲いかかり、解決の為動いた彼らにあまりにも最悪なタイミングで襲いかかる「異常現象」……と、とにかく容赦ない展開に翻弄された。
何とか事態が終息してホっと一息という感じだけど、何もかもが決壊する目前ギリギリで現れた「ふうせんかずら」にも、今までに無い不気味な意図を感じるし、次の巻では畳み掛けてきそうな気配だなあ。次巻が待ち遠しくて仕方ない。
それにしても、最後の最後で通じ合った伊織母娘、というか伊織母がかっこよすぎるんですが。青木の大活躍がふっとびそうな勢いのオトコマエ具合に噴出したよ!!
それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ[完全版] II
ヤマモト・ヨーコの新装/完全版第二巻。ファンタジア文庫版の本編3巻「桜月夜のシンデレラ」と4巻「さいはてのメリーゴーランド」+かき下ろしを収録。
巨大な桜が宙に浮かぶ『サクラ・トータス』に地球の40倍の大きさがあるという超巨大な海『さいはてのメリーゴーランド』と、オールドタイマーの茶目っ気と浪漫が全開な二冊。ヨーコたちの好敵手シルヴィー・ドレッドやメリ・スハンのテンツァーも登場して人物関係も面白くなってきました。特にサクラ・トータスを舞台に繰り広げられるそれぞれの人間ドラマが本当に楽しかった。バーニナーを取り合うルブルムとまどかのやりとりにはニヤニヤしてしまうし、ローソン・紅葉・洋子・フーリガーの織り成す四角関係(?)の先も楽しみ。何よりドレス姿で現れた洋子の一連の様子が本当に本当に可愛くて!!
全ての黒幕であるゼンガーの孫・テンツァーと綾乃の複雑な関係、紅葉とエリュトロンのライバル関係あたりは今後の展開に色々と影響してきそうで、こちらも楽しみ。
それにしても書き下ろしの「コミケ会場限定版」で爆笑してしまった。同人描きとして色々な意味で「あるある」すぎるんですがなによりも本当にオチが酷い!!(褒めてる)
ヨーコとまどかの関係は本当に良い『悪友』ですよね。
H+P(8) —ひめぱら—
「はうぅぅ…。そんなに撫で回すなんて恥ずかしいのだ」寝ぼけたまま、何気なくシーツに手を滑らせてみた神来恭太郎は、甘えたような声を聞いて血の気が引いた。シーツの中に、カルタギア帝国の幼女帝カリギュラが、スク水姿でもぐり込んでいたのだ!そんなふうに、最近はトレクワーズ王国から拉致して来た恭太郎にカリギュラが迫りまくる日々だが、あんまり彼はなびかない。カリギュラは「なかなかうまくゆかぬのだ…」と悩んでいた。ある日、彼女はお世継ぎづくりの教育係として、大陸で最も高名な人物を招くことにした!それはまさかの―ピコル師匠!?王仕さまを巡る悩ましい闘いが、さらにヒートアップする。 (「BOOK」データベースより)
カリギュラ様のご意向で彼女の教育係としてヘッドハンティングを受けたピコル。渡りに船とばかり、トレクワーズの五美姫を引き連れてカタルギアに乗り込むが……という恭太郎奪還編。ぶっちゃけもうずっとカタルギア帝国編でいいのに!
すっかりエロ要員と化したお姫様達がもう……なんというか。今回の裏テーマは「拘束」ですよねわかります。採用オーディションも考えてみると一種の拘束プレイだし!アイヤーンゴーレムだし!特に次女姫様の淑女化が正直わたくし、心配です。カリギュラ様と恭太郎の清く微笑ましいお付き合いがどこまでもほのぼのと癒される分、正ヒロイン達のヨゴレっぷりが目に余るっていうかなんていうか……。《モリクリ》で丸出しになった恭太郎の本音には爆笑しましたが。
ただ、章題見て「このままあっさり脱出かー、残念だなあ」とか思っていたら良い意味で期待を裏切られた。トレクワーズ・カタルギア両国を脅かす新たな敵の存在を示唆しながら恭太郎達をピンチに追い込み、カリギュラの幼い恋心や恭太郎の見せ場を作りつつ衝撃の引き……って今回本当に五美姫の見せ場、エロだけだなおい!!
長年待ってた急展開の予感にわくわく。次巻が楽しみです。
2010年に読んだ本まとめとオススメ9選 マンガ編
せっかくなのでマンガもまとめてみる。
2010年に読んだ本まとめとオススメ10選 ラノベ編
2010年に読んだ本まとめ番外編:この友情がやばい2010
■ 望月淳 / Pandra Hearts(1?13) 黒い泣いた
アニメ化までされたのにイマイチ原作に手を出してくれるヒトがいなくて全力で布教せざるをえないパンドラハーツ。序盤巻で張り巡らされた伏線の回収に入った後が本当に面白いのでせめて6巻くらいまでは読んで欲しい…!!最新刊ではいよいよパスカヴィルとの戦いが本格化して、どんどん容赦なくなっていく展開が凄かったです。 |
■ 神田晶 / シキソー 警視庁第4機動捜査隊(全3巻) 完結黒い笑える
心霊捜査で事件を解決する「警視庁第4機動捜査隊」でカタブツ警官・小笠原と霊感持ちのちゃらんぽらんな和泉の二人が繰り広げるバディもの。死者の声を聞いて捜査する……というからドン暗い話を想像していたらギャグも織り交ぜて予想以上に明るい話になってました。3巻のあたりでは声を出して笑った。 |
■ 松本 トモキ / プラナス・ガール(1?3) 女装かわいい
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■ 水無月すう / JUDAS新装版 完結黒い笑える燃えた
今年アニメ第二期もあった「そらのおとしもの」の水無月すうの過去作。十二使徒とか天使とか死神とか出てくる現代異能マンガですが、この溢れんばかりの厨二病臭がマジでヤミツキになる。ガンガンでやってた「私の救世主さま」も大変(厨二病的に)美味しかったですが、こちらのほうが巻数少なくまとまっているので今から手を出す人もハードル低いかと思います。「そらおと」でもおなじみなテキ屋のオッチャンの本気も見れるよ!男3人背中合わせバトルもあるよ!でもペテロの初登場で盛大に吹いたのは私だけじゃないはず。 |
テルミー きみがやろうとしている事は
事故でただ1人生き残った少女・輝美の中に宿った24人のクラスメイトたちの「残留思念」。彼女と修学旅行を欠席して難を逃れた少年・清隆が彼らの心残りを晴らすために奔走する……というお話。
淡々と静かに紡がれる悲しくてほの温かい鎮魂の物語。輝美は24人の残留思念の助力を得る事が出来る「超人」となっているのですが、それでも元はただの女子高生で……というところがよかった。特に、故人の想いの正しい伝え方がわからない輝美と湯坂のお母さんとの不器用なやりとりには胸が熱くなりました。
「1人になるため」にその町にやってきた彼女が、クラスメイトたちの残留思念を得ることで自分自身も変化していく事、もう過去の自分には戻れないと自覚する様子がとてもよかったです。
しかし、24人の残留思念を晴らす、といいつつ結局5人くらいしか晴らせてなくて、後書きを見る限りこれで完結っぽい言い回しなんだけど続編は出ないのでしょうか。輝美自身にも何かの秘密がありそうだし、あと1?2冊でいいから続きが読みたいなあ。
2010年に読んだ本まとめとオススメ10選
年末はコミケに参加されたかた、お疲れ様でした&うちのスペースに遊びに来てくださったかたありがとうございました!
2010年の年間まとめ記事です。
2010年の読了冊数
2010年 1月: 4冊 [まとめ] | 2010年 2月:10冊 [まとめ] |
2010年 3月: 7冊 [まとめ] | 2010年 4月: 7冊 [まとめ] |
2010年 5月:15冊 [まとめ] | 2010年 6月:14冊 |
2010年 7月:16冊 [まとめ] | 2010年 8月:13冊 |
2010年 9月: 8冊 [まとめ] | 2010年10月:16冊 |
2010年11月: 6冊 [まとめ] | 2010年12月: 7冊 [まとめ] |
合計:123冊 |
200冊読んだ去年の半分……しかも再読冊数が含まれてるから実際に「新しく読んだ本の数」っていうと何冊まで減ることやら……今年は色々な意味で再読とか昔の作品追いかけなおしとかが多かった気がします。
2010年のオススメ10選
これまでの半分に減らしてみたんだけどそれでも去年の約1割か……
今年は分類別で取り上げるのをやめたので、代わりに簡単にタグ付けしてみました。
→今年のまとめ(腐向け)はコチラ
■ フルメタル・パニック! ずっと、スタンド・バイ・ミー(⇒感想:上巻 / 下巻) 完結燃えた泣いた 約2年半ずっと待ってた、シリーズ完結編。もう完結しないんじゃないかとまで思いはじめていたので出てくれただけで感無量なのですが文句なしに面白かった!!2冊に渡って最初から最後までクライマックス状態の、最高の完結編だったと思います。 |
■ 魔王城(⇒感想:四限目 / 五限目) 完結燃えた黒い こちらもシリーズ完結編。望まずに莫大な魔力を持って生まれ「魔人」と蔑まれる子供たちと、子供たちを理不尽な仕打ちから護る為、自ら「魔王」を名乗る一人の先生の物語。いろいろな人たちの思惑によって追い詰められていく子供たちと、それを護ろうとする大人たちの心の触れ合いが温かく、エイゴのタンカに胸が熱くなりました。途中の展開は黒いけど最後は文句なしのハッピーエンドでよかった! |
■ イリヤの空、UFOの夏(⇒シリーズ感想) 完結泣いた青春黒い ごくふつうの少年と普通じゃない少女のひと夏のボーイ・ミーツ・ガール。1巻2巻、3巻前半までのボーイミーツガール具合から、3巻からラストに至るまでの物語の急展開にはただただ翻弄されるばかりだった。どこまでも救いの見えない逃避行も凄いのですが、些細な一言が全てを破壊してしまった瞬間のあの絶望感といったら。個人的には欝展開スキーにもとてもオススメしたい。 |
■ バカとテストと召喚獣(⇒感想:7.5巻 / 8巻) 笑える青春燃えた アニメ化もあってファン的には大変あわただしかった1年だったけど、安定した面白さなバカテス。短編集のドタバタもよいけど、様々なキャラの一端を垣間見れる美波の過去編が特に面白かった。そして本編は悪友コンビの愛の(笑)逃避行の燃えっぷりもさることながら、ラブコメ展開がいよいよまとめに入りそうな勢いで、今年の展開がどうなるのかとても楽しみ。 |
■ ラ・のべつまくなし(⇒感想:2巻 / 3巻) 完結ニヤニヤ 二次元アレルギーのラノベ作家と腐女子の女の子の恋物語。等身大の腐女子像が新鮮で、二人の初々しいおつきあいが可愛らしいシリーズだったのですが、2巻以降は糖度の高い床掃除小説としても威力を発揮してとても凄かった。ブンガク君が時折見せるキザなイケメン具合にごろんごろん転がるといいよ!!あと腐向けまとめの方でもとりあげたけど男の友情も美味しいです!! |
■ Re:バカは世界を救えるか?(⇒シリーズ感想) 新シリーズ燃えた 重度な中二病まっさかりの高校生・佐藤光一が「ネメシス」と呼ばれる異能を手に入れて……というお話。基本は王道的な学園異能バトルモノなんだけど、光一の得た劣化コピー能力「付け焼刃」が戦闘中に上手く生かされていたり、異能を得る副作用である「アンチテーゼ」により重い過去を背負わされた仲間達との関係……など、一筋縄では行かないストーリーが魅力でした。 |
■ GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン(⇒感想:3上 / 3中 / 3下) 燃えた泣いた あまりのボリュームに2巻で挫折しそうになったけど諦めないでよかった!!男子成分満載のP.A.ODA勢力やM.H.R.R勢力の活躍にも燃えましたが、3下の終盤の展開が本当に凄かった。様々な人を失って、それでも負けないと立ち上がるトーリ達の姿が印象的。 |
■ ココロコネクト(⇒感想:ヒトランダム / キズランダム) 新シリーズ青春ニヤニヤ 「ふうせんかずら」と名乗る謎の存在の手によって、人格が入れ替わったり、欲望の歯止めが効かなくなったり……と色々なトラブルに巻き込まれる文研部5人のお話。不思議現象の大元を突き止めるとかそういうお話ではなく、お互いの悩みとかを解決したりこころもち軽くしたり…という普通の高校生具合が魅力的。タイトル通り5人の「繋がり」が事件解決の鍵となるお話でした。とても青春。 |
■ 碧陽学園生徒会議事録(⇒感想:生徒会の火種 / 生徒会の八方 / 生徒会の九重) 笑える萌える泣いた青春 生徒会室で駄弁ってるだけな「生徒会の一存」シリーズもいよいよクライマックス突入。本編完結直前となる「九重」では遂に生徒会長・くりむの過去が明かされるのですが、まさかこのシリーズで泣かされるとは思っても居なかったんだぜ……orz 相変わらずの面白さで恐らく今年来るであろう |
■ 魔王様げ?む! 2回戦(⇒感想) 萌えるニヤニヤ 魔王の討伐にやってきた勇者・レモンが超女好きの魔王の魔法によって女の子になってしまい、魔王の専属メイドとして働く事に……なTSラノベ。一見女の子ばっかり×男は魔王様1人のハーレムラブコメ構図に見えるんだけど、考えると中に数人「元男」が混ざってるとか考えると大変カオス。魔王を倒して男に戻る事を夢見ながらも少しずつディンゴに惹かれていくレモンの葛藤と時折垣間見せる二人の「勇者」と「魔王」としてのやりとりに大変ニヤニヤします。 |
読了記録まとめ[2010年12月分]
12月のラノベ読了冊数は7冊でした。
機巧少女の感想を長らく溜め込んでいたのは自覚していたけど1ヶ月もひきずってたとは気づかなかった!
(3巻読了が1日で感想アップが31日とかそんなかんじ)
12月の読書メーター
読んだ本の数:26冊
読んだページ数:2882ページ
機巧少女は傷つかない3 Facing "Elf Speeder" (MF文庫J)
「夜会」の存在が空気だなあ……雷真はいつ全快するんだろう。タイトルにもなっている「マシンドール」の意味や雷真自身にも秘密が見えて来て、今後どうなるのか楽しみ。ツンツンしながらも雷真をほっとけない&姉バカっぷりを覗かせるロキが可愛いです。
読了日:12月01日 著者:海冬レイジ
D.Gray-man 21 (ジャンプコミックス)
話が一気に進んだ上絵柄が変わったせいかキャラの判別が付けづらくてちと混乱した。アレンVS神田のやりとりにはとてもニヤニヤする。
読了日:12月03日 著者:星野 桂
紅kure-nai 第6巻 オリジナルアニメDVD付き予約限定版 (ジャンプコミックス)
本編もOVAも、切彦可愛いよ切彦!!
読了日:12月04日 著者:降矢 大輔 (クリエイター), 子安 秀明 (クリエイター), 片山 憲太郎 (クリエイター) 山本 ヤマト (著)
伏 贋作・里見八犬伝
江戸に蔓延る犬人間「伏」とそれを追う猟師の娘、そして伏誕生にまつわる「もうひとつの八犬伝」のお話。浜路と信乃の関係にもニヤニヤしたけど「贋作八犬伝」の物語が面白かったなあ。
読了日:12月07日 著者:桜庭 一樹
ジンキ・エクステンド ?リレイション? 3 (ドラゴンコミックスエイジ つ 1-2-3)
ブレイド時代から更にもう一段階、ふっきれちゃいけない方にふっきれちゃったなあ…さつきの境遇は伏線張られてたとはいえ流石に引いた。エロゲでやれ。美味しいとこをいただいていくメルJさんかっこいい!
読了日:12月08日 著者:綱島 志朗
生徒会の一存 4 (ドラゴンコミックスエイジ と 1-1-4)
「両雄並び立たず=攻キャラ同士でカップリングした場合でも必ずどちらか一方がツンデレ受になる」宇宙守とのカップリングは超有りだと思います真冬ちゃんグッジョブ!
読了日:12月08日 著者:10mo
機巧少女は傷つかない4 CD(Side-A)付き特装版
ロキデレ!ロキデレ!ドラマCDのほうの「バカ」の言い合い具合といい、ロキ可愛いよロキ。
読了日:12月10日 著者:海冬レイジ
アイツの大本命 4 (ビーボーイコミックス)
佐藤の過去話とてもニヤニヤしたけどなんかいろいろとすごい設定だなー…びっくりした。吉田のいないとこで火花を散らす西田とそれをあしらう佐藤の構図美味しい。
読了日:12月10日 著者:田中 鈴木
未来日記11プレミアムアニメDVD付き限定版
完結目前だけど先が見えない。雪輝が秋瀬&級友達と戦う場面、そして秋瀬の最後……と強烈な展開の連続だった。どういう終り方になるのか、とても楽しみ。//アニメ版も自分的には由乃はもうちょっと童顔で可愛い子なイメージだったんだけど、それ以外はほぼ違和感感じなかった。テーマソングかっこいいな。
読了日:12月12日 著者:えすのサカエ
神のみぞ知るセカイ 11 (少年サンデーコミックス)
デート話のエルシィが可愛い本当に可愛い!裏表紙の「女の子が居てエンディングがあれば?」という言葉に、ついに桂馬が三次元に開眼しちゃったの!?とおもったらおおかたいつも通りでとても安心しましたこれからもそんなあなたでいてください。
読了日:12月18日 著者:若木 民喜
真月譚月姫 10 (電撃コミックス)
見開きを惜しみなく使って語られる物語のフィナーレに涙。よもやの「知恵留先生」で和んだと思ったら、「殺人貴」となった志貴のお話でまたじんわりさせられた。本当に面白かったです。ありがとうございました。 それで月姫リメイクはまだですか!!
読了日:12月20日 著者:佐々木少年
東京レイヴンズ3 cHImAirA DanCE (富士見ファンタジア文庫)
悪友どもが青春しすぎでやばい
読了日:12月20日 著者:あざの 耕平
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ (MF文庫J)
会話文主体でテンポ良く進むラブコメ。良くも悪くも物語のさわりで終わった感じ。色々と裏はありそうだけどなあ。
読了日:12月21日 著者:鈴木大輔
ラ・のべつまくなし 3 (ガガガ文庫)
「あとがき」が反則すぎる。最初気づかなくて読み直してふきだした。
読了日:12月22日 著者:壱月 龍一
桜姫華伝 7 (りぼんマスコットコミックス)
ベタベタなフラグだと思ったらやっぱそうくるか。淡海は本当にいいキャラだよね。最後の見開き絵が好きすぎる。//しかし、一番面白かったのは4コマという説が!おかーさんなえんじゅ様と青葉の本音に噴いたww
読了日:12月24日 著者:種村 有菜
うみねこのなく頃に Episode3:Banquet of the golden witch 3 (ガンガンコミックスJOKER)
原作でも燃えたところだけど次男夫婦が超かっこいい!!霧江さんはよい悪女。 そして今回は最初から最後までベアトが可愛すぎます。戦人に相手してもらえなくてむくれる、碑文といてもらえなくてむくれるベアト超可愛い。
読了日:12月25日 著者:竜騎士07
うみねこのなく頃に Episode2:Turn of the golden witch 5 (Gファンタジーコミックス)
表紙の買いづらさが異常すぎrいいぞいいぞもっとやれ!ローザ無双が超ド迫力、お茶会での『ディナー』のおぞましさから一転、戦人復活で元の鈴木さんの絵柄に一気に引き戻されるところが凄かった。そしてラムダ可愛いよラムダ。
読了日:12月25日 著者:竜騎士07
うそつきリリィ 3 (マーガレットコミックス)
直太×先輩と展×太陽ときめいた……ドS×ツンデレと小さい可愛い子×年上不憫!女装男装入り乱れてますますカオスになってきてすばらしい。
読了日:12月25日 著者:小村 あゆみ
ついった! -4コマで楽しむとなりのTwitter- (マジキューコミックス)
正直左側のTwitterガイドは本当に必要なのかっていう……流し読みしたけど4コマがある程度Twitter触ったことないとわからないネタが多い割に文章は完全初心者向けでその辺のちぐはぐさをちょっと感じた。4コマは修造BOTとかスナナレとかある程度やってると「あるある」なネタが多くてニヤニヤした。
読了日:12月27日 著者:ついった!クラスタ,川村 和弘
となりの801ちゃん5 (Next comics)
「読んで(そしてハマって)くれるのが最高のプレゼントですよ!!」…そうか!!そうやって布教したらいいんだ!!(バンバンッ)
読了日:12月27日 著者:小島アジコ
超級! 機動武闘伝Gガンダム (1) (角川コミックス・エース 16-8)
なんかOPはじまっちゃったー!?イタリアでのドモンのツンデレっぷりにふきだす。
読了日:12月27日 著者:島本 和彦
ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編 6 (ガンガンコミックスJOKER)
最初から最後までクライマックスすぎてやばい。特に詩音と大石さんと赤坂が本当にかっこよすぎる…!!奮戦むなしくアッサリ捕まっちゃった富竹も、今回あらゆる意味で踏んだり蹴ったりな入江もかっこよかった。
読了日:12月28日 著者:竜騎士07,鈴羅木 かりん
魔法少女リリカルなのはMOVIE1st THE COMICS 1 (ノーラコミックス)
MOVIE 1st本編の内容は思いっきりざっくりと回想+モノローグでぶっとばして、映画版で語られてない外堀を埋めるコミカライズ…ってことでいいのかな。魔法少女になる前の自分を持て余すなのはの姿も新鮮でしたが、リニスやデバイス達など、なのは&フェイトの周囲の人々の想いが語られているのが面白かったです。
読了日:12月28日 著者:都築 真紀
凍鉄の花 (花とゆめCOMICS)
うわあ芹沢さんがかっこいい。京都に行く前の土方さんの話が個人的に好きだなあ。武士になるのが夢だけど人を斬る事に迷う土方さんも色男な伊庭さんもかっこいいんだけど、「武士」としての土方を慕うお琴ちゃんが可愛いかった。
読了日:12月28日 著者:菅野 文
北走新選組 (花とゆめCOMICS)
土方さんが不器用かわいい!
読了日:12月29日 著者:菅野 文
Re(アールイー):3 バカは世界を救えるか? (富士見ファンタジア文庫)
巻を追うごとにどんどん面白くなってくる。能力泥棒&付け焼刃、相容れない二人の協力関係がやばい!!まさかの背中合わせに胸のときめきが止まりません。盗んだ能力は劣化するけどどこか1つを伸ばす事が出来る、という「付け焼刃」の特徴を最大限に有効活用してきている印象で、バトル展開もキャラクター達の人間関係も最高に面白かった。
読了日:12月30日 著者:柳実 冬貴
読書メーター
このライトノベルの男子の友情がやばい!2010
年も暮れたところで以前からやるやる詐欺を繰り返していた「この悪友がやばい」やってみます。
ライトノベル作品で「この男子2人の関係はヤバい!!」と思った作品をつらつらと挙げていきます。うっかりノミネートしていたら20作品くらい候補が出てしまったので、1回5件くらいずつでのんびりやっていこうかとおもいます。
というわけで第一回テーマは「2010年やばかった友情萌えラノベ」です。
毎年恒例の「今年読んだラノベ【腐女子向け】」と「この悪友/親友がウマい」ノミネート作品がもろかぶりしてしまったため、代わりとさせていただきたくおもいます。
【選考基準】
・2010年中に当ブログで感想の書かれた作品
・腐女子向布教エントリでもあるため、女性向けレーベル・少女文庫、女性向読者高そうな作品は除外
それでは、覚悟の出来た人のみどうぞー。
普通の
2010年に読んだ本まとめとオススメ10選 ラノベ編
2010年に読んだ本まとめとオススメ9選 マンガ編
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機巧少女は傷つかない4 Facing "Rosen Kavalier"
雷真の怪我を自分が至らぬせい……と思い悩んだ夜々が、雷真の元を去ってしまう。彼女の裏には、「十字架の騎士」と呼ばれる者達の影があった。彼女を連れ戻そうとする雷真だが、硝子から「これからはいろりを使え」といわれて……風雲急のシリーズ第4巻。
怪我のせいで体調が本調子ではない上、上層部にも夜々の救出を止められて……というどん底状態からシャルやフレイやロキという仲間達の力を借りて状況をひっくり返していく姿が熱かった。なによりさりげないロキデレの破壊力やばい。さりげないロキデレに食いついてくるシャルさんと熱く握手したい。あと200Pの挿絵と展開が俺得すぎて困ります。雷真は受け!!(聞いてない)
しかし、「夜会」が空気なのはいつものとおりだけど、結局夜会以外の場所で決着がついちゃうからだなあって気づいた。まともに夜会で戦ってる描写あんまりないのに、今回で一挙に1/4制覇かー……本当に今のところ夜会、というか学園の存在そのものがあんまり必要ない気が……雷真が入院しっぱなしであんまり「学園モノ」らしい展開が見れないのは勿体無いと思うんだよね…。
なお、ドラマCD付き限定版を買いましたが、学園でのドタバタとテンションの高い掛け合いが大変面白かったです。というか罵りあう雷真とロキの低レベルな「バカ」の言い合いが聞けただけでもう全力で満足です。
コミック版も原作限定版も学園ドタバタラブコメ展開だったので、次は是非ともバトル展開も見たい。本気モードの雷真と夜々のかっこいい掛け合いも聞きたいですし、何より雷真とロキの共闘を是非ドラマCDでやってくださいお願いします。雷真がどうしてもどこかの観察処分者に聞こえるのはもう言及するまい。
あと夜々役の原田ひとみさんが歌うテーマソング「Mobius」が超かっこいい。