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さよならピアノソナタ4

[著]杉井 光 [絵]植田 亮

真冬への気持ちにようやく気付いたナオは、彼女の誕生日とクリスマスににプレゼントを贈ろうという計画を立てる。ところが、神楽坂先輩がライヴの予定をぶつけてきたり、色々な所で邪魔が入ってなかなか次の一歩を踏み出せない。結局クリスマスイヴはライヴを行うことになったのだが、真冬の様子に異変が起こって…
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あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

『金髪の美少年が家におしかけてきたと思ったらいつのまにかベッドを共にしていた』

な… 何を言ってるのか わからねーと思うが おれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…

ツンデレヒロインとか健気幼馴染とか恋する革命家だとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

というわけでシリーズ最終巻。ユーリ×ナオだとおもっていたら最後の最後でナオが下剋上を達成して下剋上モエとしてはとんでもなくおいしい展k……ごめんなさいすいませんその関節はそっちに曲がらないぃぃぃぃ!

冗談はとにかく、真冬への気持ちに気づいたナオに対しヒロイン3人が次々にナオへの想いをぶつけてくる展開で、最初から最後まで息がつけない盛り上がり。個人的にはやはり神楽坂先輩の言葉に痺れました…ああいう見るからに「強い女性」が弱い所を吐露する場面はたまらないものがある。そして、そんな時でもやはり神楽坂先輩は哀しいくらいに、どうしようもなくかっこいいんだ…。

これまでヘタレてたツケが回ってきたかのように神楽坂先輩と千晶の想いに翻弄されて、すれ違い続ける真冬とナオ。幸せな場面でも少しずつ何か嫌なものが忍び寄ってくるような感覚がして、いやな予感ばかりを募らせていたらそのすれ違いが遂に決定的なモノとなってしまって……真冬のいなくなったフェケテリコが片翼で必死に飛ぼうとする姿には鬼気迫るものを感じました。血を吐くようなライヴの場面が胸に痛い。

登場人物すべてにおいしい魅せ場があった最終巻でしたが、一番好きなキャラクターだった神楽坂先輩の告白シーン以上に印象に残ったのは哲郎がナオを空港に送り届けようとする場面。最初から最後までおちゃらけたダメオヤジだった哲郎が本当に一瞬だけ覗かせた本心に、胸が締め付けられました。たった一言に様々な想いが凝縮されている、非常に重い一言だったなあと。

しかし、せっかくかっこよく送り出したのに、最後の最後でヘタレっぷりを炸裂させてしまったナオはほんと変わってないな?。ここは男らしく、自分から行動してみせろ!とか思わなくもないですが、この上なくこの2人にふさわしいエンディングだったと思います。素敵な物語をありがとうございました!

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3 Comments

  • 昔ポルナレフがそんなせりf・・・

    ここで終わってしまうのが名残惜しい名作ですね
    下手な水増しがあるより4巻ぐらいが美しい巻数
    なんでしょうね

    りっく |2008/12/10(水) 22:19 | Permalink
  • 実はユーリにちょっとときめいてしまった事実については秘密です。

    hobo_king |2008/12/13(土) 0:48 | Permalink
  • >りっくさん
    ふふふ、思わずあの有名なコピペを引用してしまいました…上手く張れなかったのでAAまでひっぱれなかったのが非常に残念です。
    確かにちょっと名残惜しい気はしますが、4冊で綺麗にまとまっていたので非常に良い終わり方だったのではないかと。どのキャラクターにもちゃんと見せ場があるのが嬉しかったです。

    >hobo_kingさん
    魔性の金髪美少年、恐ろしい子…!
    冗談はさておきユーリは良いサブヒロインだったと思います(笑)

    うらら |2008/12/13(土) 10:43 | Permalink