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生徒会の五彩 碧陽学園生徒会議事録5

[著]葵 せきな  [絵]狗神 煌

文化祭の前日の夜、幕の下りた体育館のステージの上で杉崎鍵と<企業>の枯野恭一郎は対峙する。自身の退学と自らの敵を目の前にして、碧陽学園生徒会での日々を思い出す鍵。その半年は彼にとって何物にも替え難い物であった……その掛け替えのない場所を護るため、一つの決意をした鍵だったが!?「生徒会の一存」シリーズ、<企業>編クライマックス! (※中身はいつも通りの「生徒会」シリーズです

   個人的お気に入り度数

表紙が素晴らしすぎてとりあえずサイドバーに表示せざるをえない件について。
ま、まさかの主人公単独表紙、っていうか男単独表紙!!!富士見ファンタジア英断すぎるよくやった感動で涙が止まらないありがとうございますご馳走様でした鍵かっこいいよ鍵!!!!!この調子でどっかの続きが出ない誰かの憂鬱とか、どっかのテストとか召喚獣なラノベも見習うといいと思う!これからの時代は主人公が表紙を飾る時代です!!!!

そういえば、ゲーマーズで買うと先着で中目黒の掛け替えカバーがもらえるらしいですね。
鍵の上に中目黒を覆い被せろという天からの啓示ですか、わかりません><

プロローグ・エピローグの「隠蔽された」「存在しえない」シリーズで少しずつ語られてきた<企業>絡みの話がクライマックスだったりして、一応ストーリー的には「第一部・完」的なお話ではありますが、9割はいつも通りの『生徒会』。なんかこれまで一切裏設定が出てこなかったくりむ会長に色々な伏線が張られ始めた気配を感じますが、基本的にはいつも通りなのでギャグ目当てでこのシリーズを読んでいる人も、私のように「ええっよもやアニメ化を前にしてここで終わり!?」とか思った人も一安心。

本編はいつも通り面白い。もう感想とか書く事が思い浮かばないくらいに安定して面白い。相変わらずテンションの高い会話と小ネタの数々で間断なく笑わせてくれます。個人的には間章?の「副会長男」が好きです。「四散」プロローグで語られた“出会い”のお話のうちの1つになってるんですが、顔もわからない相手に散々振り回される鍵と、彼の“勘違い”を正した彼女の一言にじーんとした。

そして地味に好きなのが会長と富士見書房が作り上げたインチキカードゲームで会長と鍵が決闘する、「決闘する生徒会」。あまりにも理不尽すぎるゲーム展開に爆笑しつつ、ラストはさりげなく熱い展開になってるのにニヤリとしました。いかにも何も考えずに「攻撃力が強ければ強い!」なアカちゃんと、搦め手が得意な鍵らしいデュエルになってるのが面白いなあ。

アニメの予告編を作ろうという話は、頻繁にハルヒとからき☆すたとか出てきて、日常雑談4コマ系といったら京アニの得意分野だよね!生徒会も京アニだったらいいなー☆とか思ってた私はいろいろな意味で涙が止まりません!!よりによってディーンとか……ディーンとか……あそこの会社には、以前スターオーシャn色々と巨大なトラウマがね!(全否定はできないけど、とりあえず自分の好きな作品には関わってほしくない程度にはトラウマが。Fateアニメとかは割と嫌いじゃなかったけど。)

とりあえず<企業>編クライマックスでの鍵がかっこよかったからなんでもいいです!完結はしないまでも主人公交代くらいはありうるんじゃないかとビクビクしてたので、こういう形でひと段落ついてくれて素直に嬉しい。次巻からはプロローグ・エピローグは新展開で「卒業」編が開始…ということで、何はともあれこれからもこの物語が読めるのがとてもうれしい今日この頃です。

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