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バカとテストと召喚獣 2

[著]井上 堅ニ [絵]葉賀 ユイ

試召戦争の最後で大ポカをやらかし、「畳に卓袱台」から「ござにみかん箱」に教室設備を落とされてしまったF組。身体の弱い姫路瑞希に至っては両親が体調や生活環境を心配して転校まで視野に入れている始末。彼女の転校を阻止するため、そして少しでも設備を良くする為に明久達は春の「清涼祭」で催される出し物の成功と、「召喚大会」での優勝を狙うのだが…?!
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勝てば老朽化した旧校舎の改修を行ってくれるという密約を学園長との間に取り付けた明久&雄二の文月学園最低コンビ、人呼んで『修学旅行のお土産コンビ』がタッグを組んで召喚大会に出場。一方で教室の設備(みかん箱&ゴザ)を少しでも改善しようと文化祭の出し物にも気合を入れるのですが、営業妨害や嫌がらせを受けて…—というお話。相変わらずのバカたちが繰り広げるバカ模様は絶好調。章始めの「バカテスト」も半分文化祭仕様で笑わせてくれます。電車の中でこの本を読むのは、人として駄目な気がするよー!!(←続きが気になってうっかりやってしまった)

1巻を読んだ時はバトル要素にあまり魅力を感じられなかったというか…アイデアは面白いけど単なる点数の見せ合いっこになってしまっている印象を受けたのですが、2巻ではそこらへんのバトル話が結構面白くなってきました。ある時は明久が《監察処分者》の慣れを逆手にとって自分よりもずっと点数の高い相手を打ち倒し、またある時は雄二が悪知恵を振り絞り……と愉快痛快な試合内容にニヤニヤ、時に爆笑。

そして何より、決勝戦の燃えっぷりは半端じゃありません。ラノベ界最低のバカが見せる一世一代の頑張りに、ひたすら胸をアツくするべし。マジで、あの点数を見たときには胸が熱くなった。ボロボロになっても仲間の声で立ち上がり、決勝戦の相手に立ち向かっていく明久に燃えた。正直なところ、このギャグコメでこんなに熱くなるとは夢にも思いませんでした。

アイデアの勝利でテンションの高い1巻、とにかくバカと熱いノリでどこまでも突っ走る3巻と比べて、試験召喚バトルメインになる2巻は全体的にお得意のギャグは控えめな部分がウィークポイントととられがちのように思われますが、ためしに1度読み返してみるともうとにかく見所満載で、凄かった。召喚大会決勝戦も最高ですが、拉致されたヒロイン達を助けに行った明久が、チンピラたちの非道な行いにマジギレするシーンはマジ最高。普段明久って、自分より年上のキャラには一貫して敬語を貫いてるというのに、本気でキレた時に一瞬だけ思いっきり本音が爆発する瞬間があるんですよね。そういう細かい燃えポイント発見してしまうと、ギャップ萌えとしてはもう……!!

……ああ、今こそ言おう。明久かっこいいよ明久!!!


【以下、腐女子発言注意!】


ちなみに、そんな圧倒的な「燃え」でお送りする2巻ですが、強烈な「萌え」の存在も忘れてはなりません。男性向・女性向どちらにも対応できる幅広いニーズにお答えして素晴らしいめくるめくる萌えの世界が貴方を待っています。

「性別:秀吉」という、ラノベ界の歴史に残る名(迷)言を産んだのもこの2巻です。最早男という性別を超越した秀吉の萌えはまさに萌えの新境地。しかもチャイナとか緊縛とかセクハラとか、殿方向けのシーンもばっちり完備されております。私も当然萌えました、萌え転げましたとも!!

そして同時に、2巻は明久の萌えキャラ化が始まった、記念すべき巻であります。正直、メイドさんになって正体気付いてない常夏コンビからセクハラ目線を向けられる明久のシーンだけでご飯10杯喰える。あと雄二と明久のコンビに最もスポットが当たった巻になるので、雄二×明久で友情カップリング萌えを楽しみたいなら2巻は絶対必読。そのカップリングを妄想しながら読むと、最初に女子更衣室に隠れてた明久と雄二が鉄人から逃げ回るシーンとか、明久と雄二が喫茶店のテーブルをゲットするために校内を駆け回るシーンとか、あのシリーズ最燃えエピソードともいえる決勝戦のアレとかが5味くらい違った味を持って貴女に襲い掛かるに違いありません。だ、だから「相棒」呼びは反則だと………(ブシャアアアアア)

更に決勝戦の後、雄二から語られる「あの」エピソードにいたってはもう正直貴様ら同棲してたのか!?毎晩どっちかの家でお勉強会だったのか!?一晩中ってつまりお泊り会だったのか!?今すぐ答えろ貴様ら!!!!!と熱く問い詰めたくなること請け合いです。井上先生、いつか是非とも、お勉強会の様子を事細かに書いてくださ……





結論:明久かわいいよ明久。
3.5巻の「僕とバイトと危険な週末」の明久に萌え転げた貴方、一度2巻を読み直してみませんか?

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