[著]アサウラ [絵]柴乃 櫂人 HP同好会の面々は、夏休みを利用して強化合宿をすることに。朝から企業戦士達と駅弁の強奪戦を繰り広げたり、滝に打たれて精神修行に励む彼らの最終目的は、花火大会の日にだけ販売されるという「花火ちらし」だった。全国各地から強豪の集うその街で、「狼」達の戦いが幕を開ける…!! |
新キャラ可愛いよとか作者はSEGA愛しすぎだよとかいいたいことは色々ありますが、とりあえず言いたい。白粉が変態すぎる。とりあえず佐藤は、『変態』の二つ名を白粉に譲ってやるべき(確かに今回の佐藤もかなりの変態ですが、あれは世間の一般的な思春期の男子の思考として許されそうな気がする?)。些細な事から全てホモ妄想に繋げていく彼女の妄想力は腐女子として正直見習いたい部分も多くありますが、いやでもあれはちょっと!!!彼女の妄想は腐女子のそれを通り越してナマナマしすぎるんだよ!!!その割に、時々突発的に展開される「筋肉刑事」の描写が妙にエロくて……っていやいや!!妙にわたし、ボーイズラブには興味シンシンだけど「薔薇族」とか「さぶ」の世界には興味ないから!!!あと、白粉もどうかとおもうけど白梅様も頑張りすぎだと思う。
しかし、今回は槍水先輩も可愛かったのですが、著莪と洋のイチャつきっぷりが半端ではなかったです。槍水先輩も悩殺的な格好やら夜祭やら数々のお色気イベントで頑張っておられましたが、やはり一つ屋根の下というシチュエーションでは全力で従兄妹の独壇場。シリアスな話題もしっかり抑えつつ、公然とイチャイチャする二人の姿にいいぞいいぞもっとやれー!!!と叫ばずには居られない。いやあ、前巻は完全に槍水先輩のターンでしたが、今回は著莪のターンだなあ。著莪可愛いよ著莪。
弁当争奪戦中の熱い展開や、お弁当を食べるシーンでのお腹の減る描写の数々なども健在で、本当に素直に楽しんで読めるシリーズなのが嬉しいです。笑いも萌えも熱さも内包して、どこから食べても美味しいという印象。ナックラヴィーはあれだけかっこよく、ハードボイルドに出てきたのにあの技は酷いwww
しかし、これ食事前に読んじゃいけませんね。お腹へる……。