[著]高橋 弥七郎 [絵]いとう のいぢ |
シャナがフレイムヘイズになった時の、アラストールとの契約のエピソード。
主人公も違うし舞台もファンタジー観たっぷりで、本編とはかなり違った雰囲気が楽しめます。
もうとりあえず表紙の包帯ぐるぐるシャナと新キャラヴィルヘルミナのメイド姿に萌え萌えだったとかそんな本当の事はさておいて・・・とりあえずヴィルヘルミナさん萌え(置けてない置けてない)
ストーリー自体は外伝といっても「バイトでウィザード」や「フルメタルパニック!」のようなギャグにはしった展開ではまるでなく、シリアス度自体は本編と全く変わらないです。「外伝」という表記自体無いのでこの話を「外伝」とみなすかどうかは人によって意見が分かれるでしょうが・・。
最初のほのぼのーとした家族的な雰囲気の中でも、シャナたちの「現在」を知っている読み手にはこの生活が長く続かない、シャナの夢見る生活は永遠に来ないであろう事を判ってしまう為どことなく儚さや切なさを感じます。実際、最後の展開はかなりほろ苦いものでしたね。
久しぶりにこのシリーズ読みましたがやっぱ好きなので他の新刊消化したら続編を購入したいところです。