“kashmir” の検索結果 | 今日もだらだら、読書日記。

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「好きなライトノベルを投票しよう!! 2010年下期」に投票します

いちせさん主催のこちらの企画に参加します。
平和さんが主催されていた「ラノサイ杯」の企画終了を受けて立ちあがった類似企画だそうです。
明日締切なので投票を考えてる人はお早めに!

類似企画としてTwitter主導のラノツイ杯もありますよ!こちらも明日締切です。


今回は余裕ないのでコメント短め……orz

既存シリーズ

■ フルメタル・パニック! ずっと、スタンド・バイ・ミー上下(⇒感想
著:賀東招二 挿絵:四季童子

個人的には、2010年はこれ抜きに語るわけには。
最高の完結編でした。とりあえず、読め。

「君さえいれば、武器などいらない」
【10下期ラノベ投票/9784829135532】
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■ 魔王城五限目(⇒感想
著:田口仙年堂 挿絵:鉄雄

こちらも最高の完結編でした。
子供たちを守ろうと立ち上がった心優しき「魔王」の活躍に胸が熱くなる。
あと伯爵マジtndr。

「俺は魔王だ。君を魔王城まで連れ去りに来た」
【10下期ラノベ投票/9784047266544】
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■ Re:3 バカは世界を救えるか?(⇒感想
著:柳実冬貴 挿絵:一葉 モカ

次第に明かされていく熾烈な過去に、臆しつつも立ち向かおうとするバカがかっこいい!
あと光一と「能力泥棒」の好敵手と書いて「とも」と呼ぶライバル関係が最高!!
今最高に続きが楽しみなシリーズです。

(バカになれ。じゃないと世界は救えない)
【10下期ラノベ投票/9784829136003】
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■ GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン3(下)(⇒感想
著:川上稔 挿絵:さとやす(TENKEY)

先を歩む者達が次代を担う若者たちに託した想いが、凄すぎてもう。
ネタにされるほどの超ボリュームすら苦と感じさせない「最初から最後までクライマックス」感。
アニメもとっても楽しみです。

「次に歴史を動かすのは、私達の方よ」
【10下期ラノベ投票/9784048687355】
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■ ココロコネクト カコランダム(⇒感想
著:庵田定夏 挿絵:白身魚

中盤の、事態急変以降の展開の閉塞感が本当に凄かったです。
異能がきっかけで事件が起きて、異能ではないところに収束するのが面白いなあ。
物語の一区切りとなる4巻「ミチランダム」も凄かった。

「たとえそれによって……オレがこの文研部を去ることになったとしても……オレはオレを貫く」
【10下期ラノベ投票/9784047267756】
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■ バカとテストと召喚獣8(⇒感想
著:井上堅二 挿絵:葉賀ユイ

雄二と明久、マジ一心同体。
なにはともあれクライマックス目前のやり取りにつきます。悪友マジ悪友。

「ぬかせ。王様(キング)に協力するのは歩兵(ポーン)の義務だろうが」
【10下期ラノベ投票/9784047267275】
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■ ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc6(⇒感想
著:田尾典丈 挿絵:有河 サトル

全ヒロインを平等に愛そうとする武紀と、一人のヒロインを選んだ「主人公達」が熱い。
シリーズを通して、ラブコメより対峙もの・バトルものとして美味しくなってきた印象が。
電脳系異能バトルが展開される「シルバーバレット」シリーズにも注目です。

「信じるぞ、親友!!」
【10下期ラノベ投票/9784047268197】
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■ ラ・のべつまくなし 3 ブンガクくんと腐埒なるキホーテ (⇒感想
著:壱月龍一 挿絵:裕龍ながれ

ラノベ作家×腐女子の恋愛ラブコメ。
とにかく主人公とヒロインの甘いやりとりがたまりません。今季床掃除部門大賞。
様々な人の「ラノベ」観にも注目。等身大な腐女子像も印象的でした。

『あなたにとって“ライトノベル”とはなんですか? →』
【10下期ラノベ投票/9784094512205】
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新規シリーズ

■ ファンダ・メンダ・マウス(⇒感想
著:大間 九郎 挿絵:ヤスダスズヒト

好き嫌い分かれそうだけど、ツボにハマったら癖になる何か。
読みづらい独特のテンポの文章が心地よく感じられるようになるのが本当に不思議。
『殉教者』マウスと彼に惹かれた人々が繰り広げるお祭り騒ぎに痺れる。

「分かった?これがマウス、私の愛しいマウス。お母様の教えに忠実な狂信者。お母様の教えしか信じず、お母様の教えを守ることにすべてを捧げる原理主義者、狂おしいほど愛おしいお母様の奴隷」「私の愛しい、愛しい、ファンダ・メンダ・マウス」
【10下期ラノベ投票/9784796678865】
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■ アンチ・マジカル?魔法少女禁止法?(⇒感想
著:伊藤ヒロ 挿絵:kashmir

魔法少女アニメで育った世代の懐かしく暖かい何かをぶち壊してくる「アンチ・魔法少女」。
某漫画風にいうとまさしく「夢もキボーもありゃしない」
色々な意味でインパクト抜群な作品でした。まどか☆マギカが好きな人はぜひともこれも読め。

『いいこと、よく憶えておきなさい。人はね??魔法じゃ幸せになれないの』
【10下期ラノベ投票/9784758041683】
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アンチ・マジカル 魔法少女禁止法

 

『魔法少女禁止法』制定から10年。一切の魔法少女活動が禁止された世界で、引退を拒否して非合法のまま活動を続ける魔法少女がいた――。 気弱で女の子みたいな所のある少年・佐倉真壱は、彼女に助けられたことがきっかけで女装魔法少女となり、元魔法少女達を狙って起こる事件を追いかけることに……。

「魔法少女」が実在し、そして不要になった世界。多くの魔法少女が自ら杖を置き、魔法少女活動が非合法となった社会で最後の魔法少女として戦い続ける少女と彼女に憧れて魔法少女になった『少年』のお話。

早い話が立ち向かうべき敵を倒してしまった魔法少女たちがその後も異能を持ち続けたらどうなってしまうのか。一握りを除いて決して幸せな未来をつかめたわけではない彼女達の「その後」の姿。(多くは異能と戦う為に与えられた)力が同じ人間に向いたらどうなるのか。まさしくこの作品で言う「第三世代」の魔法少女アニメで育った人間としては着眼点や発想が物凄く面白くて、一気に読み進めてしまいました。自らの立場を利用してのし上がった者もいれば全てを忘れて一人の少女としての幸せを掴む者もいる。その一方で「1人の少女」に戻る事が永遠できなかった少女達の姿が容赦なく痛々しい。

ただ、着眼点はや容赦のない展開は面白かったんだけど、時々擬音描写や残酷描写に独特な陵辱ゲー臭を感じてしまい、なんだかなあ……と思ってしまう事もしばしばありました。と思ったらまさしくそっち系のゲームのシナリオライターさんなのか……露骨な陵辱表現はありませんが、そっち方面の耐性が低い人にはかなり辛いかもしれません。ていうか同じ事をやるにしてももうちょっと表現をソフトにしてくれれば普通に面白いのに……

登場する「魔法少女」達も殆どが露骨に元ネタとなる作品・キャラクターを匂わせているので、素直にあの世代の作品を楽しんで読んでいた人には辛いものがあるかも。特に前述の通り、かなり悲惨な境遇になってしまうキャラクターも多いため、こういうのの元ネタが露骨に解ってしまうのはどうかなあ……と思わなくもなかったり。同世代ならば確実に通ってるだろうと思われるような有名作品からのパロディがとても多い分、ちょっと気になりました。

しかし、パロディだらけの一発ネタ作品かとおもっていたら、ひょっとしてこれ続くの?
色々気になる部分もあるので出たら買っちゃいそうだけど……。
続かないんだとしたら随分消化不良なおわりかただ。

以下、わかる限り魔法少女の元ネタメモ。
うろ覚えな上に同年代なら素でわかるだろうからいらないだろうという説もありますが……
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