フルメタルパニック!踊るベリー・メリー・クリスマス | 今日もだらだら、読書日記。

フルメタルパニック!踊るベリー・メリー・クリスマス


フルメタルパニック!踊るベリー・メリー・クリスマス
[著]賀東 招二 [絵]四季 童子




長編新作が来月ということなので「読んでない本消化したら!」の目標を切り上げて先に読んでしまいました。

当初長編新作というよりも「ギャグ中心の長編」にしようとしていたというのもあって最初の方物凄いコミカルに話が進みます。普通におかしいです。でも、だんだん後半になるといつも通りのシリアスなストーリーが展開します。

今回は全体的にかなめの活躍が少なめでかなめファンの私としてはちょっと切ないけど、逆にその分、テッサや<ミスリル>が大活躍。可愛くてかっこいいテッサの魅力が存分に発揮されています。特にテッサとセイラー氏のやりとりが好き。あと、なんといってもマデューカスさんが!!めっちゃかっこいい!!

でも一番の見所は前回でようやく和解(?)した宗介とアルの掛け合い漫才。アルがどんどん阿呆の子になっていくので楽しみでしょうがありません…!!

そして今回、ついに宗介が自分の気持ちに決着をつけた訳ですが。ファンとしてやっぱ宗介にはかっこよく、そしてどちらかに一途で居て欲しいので、テッサに対してちゃんと自分の気持ちをうちあけたのは読んでいるほうとしても凄く嬉しかった。このままダブルヒロインにどっちつかずのギャルゲー系ラブコメになるのかと少々心配していたので…。

かなめと宗介、お互いの気持ちの気づき方がなんともあの2人らしくて好きです。これからも普段はもどかしい二人で居て欲しい(笑)
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