[著]林 トモアキ [絵]愛媛 みかん ユキに騙されて誘拐され、ドクターBの本拠地に連れて来られた緋奈。例によってなぜかついてきちゃった由香利とともに見張りのロボットをだまくらかして戻ってきて、彼らの本拠地を暴こうと画策した緋奈達は足の確保の為、なぜか脱衣麻雀で車を手に入れようとするのだが…!? |
なんていうか、色々と伏線張りっぱなしというかいろんなところが投げっぱなしというか……これってひょっとして打ち切り……だったんですかねえ。なんかやってる事も1巻2巻と比べると半端な感じがぬぐえなくて、うーん。
後作「お・り・が・み」との接点を感じさせるキャラや設定が出てきたり、ドクターB配下の美女・通称ホワイトが怪しい動きを見せたり……と、全体的に次の巻への伏線を張ったまま終了してしまったカンジで、「最終巻」であるという事実を踏まえると、ちょっと酷い出来かも。エピソード自体も無理やりに最終巻らしく、無理やり大きなことをしようとして中途半端になってしまっている印象が否めませんでした。
こればっかりは作者と言うより編集者側の都合なんだろうという予感がするので、残念としか言いようが無いのですが…脱衣麻雀のエピソードとか一般人パワーでBを圧倒する原子力発電所の職員さんとか、小ネタが効いてただけにメインのストーリーが半端になってしまっているのが残念でした。うーん、ミスマルカかマスラヲがひと段落した後でも、こっちの続き出ないものですかね?…色々腑に落ちないというか、なんというか。
ところで、もろに「お・り・が・み」で起きた一連の事件のことじゃないかと匂わせる発言があったけど、緋奈達ってあっちにも出てましたっけ?マリアクレセルさんがちょろっと出てきたのはなんとなく覚えてるんですが…
コメント
……打ち切りはライトノベルの華なんですよorz
>あっちにも出てましたっけ?
名前が出てきているのはマリアクレセルと落ちこぼれ天使ですね。
あとエンジェルナイトの名がマスラヲに出てきています。もっとも米国の組織なので同じものなのかは不明。
ちなみに時期的には「お・り・が・み」一巻の数年前が「ばいおれんす」ではないかと思われますが、微妙に設定などが異なっているので同一世界の物語というわけはなさそうです。
うああ、やっぱりこれは打ち切りなんですか……orz
マリアクレセルと落第天使が「お・り・が・み」に出てきたのはうろ覚えで記憶していたんですが、マスラヲの方の符合は気づきませんでした。今、改めて関連シリーズを読み返すとまた新しい発見が出来そうですね。
というかその前にミスマルカを……