シニガミノバラッド。アンノウンスターズ。 | 今日もだらだら、読書日記。

シニガミノバラッド。アンノウンスターズ。

[著]ハセガワ ケイスケ [絵]山本 ケイジ

新トウキョウ王子花園学園に転校してきた少女・咲ヶ本モモ。背丈程もあるリュックと白いセーラー服姿で、クラスメイトの前では天然系ドジっ娘を演じているが本性はワガママで凶暴…な彼女の正体はなんと“死神”だった—!生徒たちに取り憑く“幻魔”を回収するため、使い魔の黒猫・ダニエルと今日も元気に愛の鉄・拳・制・裁☆の日々だけど!?
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つまり「学園モモ」ですね、わかりました。

白い死神・モモと黒猫のダニエルが織りなす優しい物語「しにがみのバラッド。」のキャラ名だけ借りたベツモノ番外編。イマドキの変身美少女魔女っ子アニメ風(鉄拳制裁なあたりが)。どうみても「学●キノ」の二番煎じですが、いつそういう方向に崩壊してもおかしくなさそう(あとがき的に)なキノと比べて、普段は完全シリアスな「しにバラ」がこれやると感慨深いものがある…ような。しかし「みずたま」といいこれといい、個人的にはハセガワさんのコミカル路線…私、嫌いじゃないぜ…?

本編とは正反対に狂暴でイマドキで猫かぶりでオトコマエなモモですが、根本を流れる優しさは同じ。御無体な行動の裏で時々覗かせる不器用な優しさに、ちょっとニヤっとしたりしなかったり。

まるで一発ネタのような物語だけど、新たなる敵の存在が提示されてたり、伏線っぽいものがいくつも未消化だったりと……ひょっとしてこれは続くのか?正直、最近波が激しい「しにバラ」よりもこちらのほうが好みだったりするので続きが出るなら楽しみかも。軽く(物語の雰囲気的な意味と、余白的な意味で)サラっと読めるも好印象なのでできればこのままコミカル路線を突き進んでほしいな?(意味ありげな間章が気になる…)

…それにしても、挿絵が本編の七草さんから山本ケイジさんに変更されているのは絵師の得手不得手的な問題?確かに七草さんのギャグ絵って見たことないような気がするけど…。確かに破天荒な「咲ヶ本モモ」に山本ケイジさんはピッタリな配役ですが。

最近の七草さんのイラストは時々猛烈にキャラがの表情が好みだったりするので時々ほんと困る…(神様ゲームの表紙とか、今回のゲストイラストとかゲストイラストとか)