世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ) 2 | 今日もだらだら、読書日記。

世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ) 2

 

平和すぎる日常に逆ギレし、世界の闇と戦う秘密結社・天照を作った佐護杵光。東京を救う自作自演イベントを終えた佐護のもとに異世界からの刺客が現れる。彼女はロナリア・リナリア・ババァニャン(905歳)。魔王が絶滅危惧種になり、手厚い保護を受けるほのぼの世界から、胸躍る巨悪との戦いを求めやってきた。ところが佐護の世界にも巨悪は存在せず、巻き起こる「世界の闇」と秘密結社の戦いは全て自作自演。世界が違っても平和すぎる日常は何一つ変わらなかった。そこでババァニャンは、秘密結社の根本を揺るがす、ある極秘計画を企て…?最強の超能力者が紡ぐ、圧倒的マッチポンプギャグコメディ、第2幕!! (「BOOK」データベースより)

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「超水球事件」をきっかけに、東京ににわか超能力ブームが巻き起こっていた頃、秘密結社「天照」の元にひとりのロリババアが現れる。彼女は、血湧き肉躍る戦いを求め、身一つでやってきた異世界の存在だったが、やはりこの世界にもそんな非日常は存在せず……。

「日常」さんの強度が強すぎる。
2巻で早速本物の非日常やってきちゃったじゃん!!と思ったらそんなことはまったくなかった。いや異世界人という時点で非日常といえば非日常なのでは?と思わなくはないんですけど、異世界人がまざろうが警察が嗅ぎ回ろうが気にせずマッチポンプな非日常が続いていくのが面白かった。というか、超能力者、秘密組織、CIA、そして異世界人…とここまでそろった非日常要素をすべてひっくるめて包み込んで無効化しまう「日常」さん、ちょっと強すぎません?そりゃあ涼○ハルヒも内なる世界で暴れるよね(風評被害)

『裏切りイベント』の裏で水面下で進行する──!?
わりとちまちま非日常イベントを演出していた1巻とは打って変わって、前回の「超水球事件」に湧き上がる周囲の目から逃れつつ進行する、ババアニャンを主人公にした『長編・裏切りイベント』ににまにましてしまうんだけど、その裏では仲間になったと思われていたババアニャンが実は…!?という、二重に展開される物語が楽しかった。どこまでが本気か、それとも全てがマッチポンプなのか。先が見えそうで絶妙に先が見えない展開にハラハラしました。それにしても熊野警部はいろいろな意味で「適正」があったとはいえそれでお仕事を辞めてしまわれて大丈夫だったのでしょうか。

安定して面白かった……んですけど!?
2巻打ち切りってマジで!!!!??????(ソースは作者さんの日記

なろう版が今7巻目分くらいまで進んでいるし近いうちに完結予定のようなのでまあそっちで読めばいいんですけど……商業版で読み始めたなろう小説はやっぱり商業版で最後まで読みたいみたいなのあるじゃないですか。とても悲しい。各レーベルさんはもうちょっと拾ったなろう小説を責任持って育てて!!って思うけど、それ以上にWeb原作じゃない小説も責任持って育てて欲しいので難しい……。

ところで同作者の「婚活ダンジョンちゃん、東京に巣食う」が超面白かったです。36話まで読んだんですけど今確認したら完結していたので近いうちに読む。