今年のまとめ | 今日もだらだら、読書日記。

今年のまとめ一覧

2007年に読んだ本まとめ その1


あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

去年は萌えの勢い余ってバカテス本まで出してしまった当ブログとしましては、巫女姿の秀吉でも描かねばいけないのではないかという考えが脳内をよぎった今日この頃ですが、時間的な都合で間に合いませんでした……このブログを見てくださってる皆様は冒頭の台詞を読む際、各自巫女服姿の秀吉が頬を染めながらなれない標準語で挨拶している姿を思い浮かべればいいと思います。隣に巫女服の明久が思い浮かんだら、貴男も立派な腐の仲間入り☆

そんなこんなで今年の総括行ってみます。

2007年の読了冊数
 2007年1月:16冊 2007年2月:17冊
 2007年3月:11冊 2007年4月: 7冊
 2007年5月:17冊 2007年6月:14冊
 2007年7月:16冊 2007年8月:16冊
 2007年9月:22冊 2007年10月:16冊
 2007年11月:13冊 2007年12月:8冊
合計:173冊


ほぼ約2日に1冊ペース。
スパロボW(3?4月)や原稿(11?12月)の関係で読了ペースが猛烈に落ちた時期を除外して考えれば、いつも通りな感じがしますね。ちなみに12月には感想書いてないだけで新井素子のハードカバー読んだり、小説ツインシグナルの読み直しをやったりしてたので、その辺を加えれば約180冊ってところかと推測。

2007年読了のオススメ本
「2007年に読了した本」という区切りで、各部門ごとにベスト3を選出。
2007年読了にするか発売にするかで結構大きな違いが…特にアレとかアレとか。
なお、部門は一部去年のものから削ったり増やしたりしてます。
※画像リンクはbk1の該当ページとかに飛びます。(一部違うのあり)



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2007年に読んだ本まとめ その2【腐女子向】


輝け!801的ライトノベルベストアワード2007!
?「超」個人的腐女子向け萌えシーンベスト5!!?

↑タイトルが長くなるので本文1行目に書いてみた(…)

2007年上半期には2007年上半期ライトノベルさいと杯・エロ部門(非公認)なんて企画もありましたが、せっかくの新年姫始めとして、去年読んだ中で腐女子的に萌えたライトノベルを発表してみたいと思います。

これを機会に腐女子のお嬢さんたちもライトノベルに手を出してみればいいと思うという希望をこめつつ、でも自分の萌えは世間の萌えとは大きくかけ離れている場合が多いのできっと布教にはならないんだろうなあとも諦めつつ……orz

【選考基準】
 ・2007年中に当ブログで感想の書かれた作品
 ・腐女子向布教エントリでもあるため、女性向けレーベル・少女文庫モノは一切除外
 (マとか彩雲国とかキスDOは普通に腐女子ファンが居るじゃないですか!)
 ・出来るだけ女性向需要高そうな作品も除外(具体的に言うとハルヒとFate)

それでは、覚悟の出来た人のみどうぞー。
っていうか、引かないで下さいねっ!?(多分今更です)


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2008年に読んだ本まとめ その1

新年明けたら公開しようと思ってたけど皆年内に公開してるからまあいいやということで、あと1時間ほどで新年です。
さまざまな事があった2008年でしたが、2009年もよろしくお願いします。

というわけで、年明け恒例の年間まとめ記事です。ぱーと2は明日にでも。
さていってみよー。

2008年の読了冊数
 2008年 1月:15冊 [まとめ] 2008年 2月:18冊 [まとめ]
 2008年 3月:24冊 [まとめ] 2008年 4月: 18冊 [まとめ]
 2008年 5月:18冊 [まとめ] 2008年 6月:18冊 [まとめ]
 2008年 7月:24冊 [まとめ] 2008年 8月:25冊 [まとめ]
 2008年 9月:23冊 [まとめ] 2008年10月:23冊 [まとめ]
 2008年11月:21冊 [まとめ] 2008年12月:18冊 [まとめ]
合計:245冊

再読分を含めての冊数ということはありますが、去年の173冊から大幅に増加しました。
年末に読了本が露骨に減るのは冬コミ的にお察し。
…とはいえ、なぜか毎年夏コミ前は減らないのですが。

2008年の属性別オススメ本
お勧めとかいいつつ、増やしすぎだこれ……ほぼ全体の10%じゃないかorz

燃えた


Fate/Zero Vol.4-煉獄の炎-

吉永さん家のガーゴイル15

バカとテストと召喚獣4


ラストはボロ泣きだったので「泣いた」に入れるか悩んだけど、やっぱりこの作品を一言で表すなら“燃え”かなぁ……ということで「Fate/Zero vol.4」。いろいろ言いたいことはありますがイスカンダル・ウェイバーコンビ最高ーーー!と叫びたい。私の友人には「Zero」からFate本編に興味もった人もいるんで、本編ゲームのネタバレとかきにしない人は読んでみればいいと思うよ!!

今年の後半は田口仙年堂と杉井光に持っていかれました……というわけで、完結おめでとう!!な「吉永さん家のガーゴイル15」。ご近所町内のほのぼの家族愛成分は失わないまま、綺麗に決着をつけてくれました。ラストのガーゴイルの名乗りはおいしすぎるだろうjk。来月はおるたの方だけど短編集が出るようなのでそちらも期待してます。あと新作「魔王城一限目」も楽しみ。

バカと笑い成分も好きだけど、この作品の裏の魅力はやはりこの熱さだと思うんだよ!ということで「バカとテストと召喚獣4」。終盤の明久vs清水美春が美味し過ぎました。普段からバカでドジで情けなくて天然な部分ばかりが目立つ明久だからこそ、びしっと決めてくれると心に響くものが…。バカもギャグも最高だけど、明久・瑞希・美波の巻き起こす三角関係の行方にも今年は注目していきたいです。

泣いた


“文学少女”と神に臨む作家(下)

フルメタル・パニック! せまるニック・オブ・タイム

さよならピアノソナタ4


やっぱ泣かされたというと、今年の「このラノ」をぶっちぎりで制して完結した「“文学少女”と神に臨む作家(下)」。最終巻はなんだかヤンデレ決定戦でしたが……そして本編の展開にボロ泣きしつつ、ななせのけなげさに涙が止まりません。きっと本編の語られてないところであの娘には幸せになれてるに違いないと祈らざるをえない。

そしてこちらも完結目前な「フルメタル・パニック! せまるニック・オブ・タイム」。やっぱり彼の死にはとんでもない衝撃を受けました…主人公が死んでもしぶとく生きてそうな気がするのに。最終巻でのミラクルにひそかに期待してますが。余談ですが最終巻の序盤をドラマガで読みましたが、宗介とかなめの居ない陣代高校で流れていった時間の大きさを感じて悲しくなったりしました。

最後はこっちも完結!な「さよならピアノソナタ4」。真冬・千晶・神楽坂先輩3人のそれぞれの気持ちが胸に突き刺さる、切なくて甘酸っぱい名作でした。しかしナオはもうちょっとしっかりしてほしかったな!真冬が居ないフェケテリコのライヴシーンは必見。

L・O・V・E(元ネタのレーベルは残念なことに…)


境界線上のホライゾン(1下)

とらドラ7!

ばけらの!


“熱い”に振り分けてもいいけどやっぱりこの作品の根底は“LOVE”だよな!!というわけでダントツトップは「境界線上のホライゾン 1下」。1巻にして最終回バリの盛り上がりっぷりと、愛するホライゾンのため邁進する主人公・トーリの姿が熱すぎます。もう本当に、トーリ好きすぎてしょうがない。これだけトップギアで盛り上がって2巻以降がどうなってしまうのか、本当に楽しみなシリーズです。

アニメ化効果もあって今年は盛り上がりっぱなしの「とらドラ!」。5巻で本領発揮してそれ以降はどれをとっても名作すぎてどれを選べばいいのか判らない。しかし、竜児・実乃梨・大河の想いが決定的なすれ違いを生む7巻が一番衝撃的だったかなあと。アニメの今後も含め、これからどうなっていくのか最もハラハラしながら見守っているシリーズかもしれません。

最後はガラっと趣向を変えてラノベ作家擬萌えキャラ化コメディ「ばけらの!」。内輪ネタなのにちゃんと普通にヒカルとイヅナのラブコメとしても成立しているところがにくかったです。あとなんかもう、「ばけらの」以降人知れずラノベ作家さんのブログをチェックし始めるようになった私が居ます。

ところで余談ですが井上堅二子ちゃん(14歳美少女が参戦したあたりのラノベ作家ブログ関連の反応が面白すぎてしょうがないのですが、堅二子ちゃんはばけらのには出ないんですk(強制終了)

ダーク&欝


花園のエミリー 鉄球姫エミリー第三幕

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 5 欲望の支柱は絆

アカイロ/ロマンス


1巻でメインキャラほぼ全滅という大惨事をたたき出した「鉄球姫エミリー」がまたやってくれました。第二幕、第三幕と持ち上げておいてラストで一気にどん底までたたき落とすという鬼畜っぷりが素敵すぎる。第四幕でちょびっと持ち直したもののまだまだ絶望的な状況からどのように物語が動いていくのか、とても楽しみ。

そしてダークというかヤンデレ方向で名をはせたのが「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん5」。1巻の後2?3巻が余りツボにこなくていったん切ったのですがひょんなきっかけから再び購入しはじめ。個人的には5巻がやはり最高だったなあと思います。事件がいったん解決したと思わせておいて突き落とす嗜好がたまらなかった。6巻も悪くないけどちょっと“らしくなさ”が目立ってしまったというか……あれで最終回だとしたら本当にダークというか鬼だな。

そして電撃の黒い太陽こと藤原祐+椋本夏夜コンビの新作「アカイロ/ロマンス」。今のところ前作・レジンキャストミルクほどツボにくる場面はないのですが、いきなり1巻でメインヒロインだと思われていた女の子の*が*んだり、2巻でヒロインが******を構えてみたりと局地的な破壊力は髄一かと。今後の展開に期待したいです。

笑った


生徒会の一存

バカとテストと召喚獣3.5

H+P?ひめぱら?


個人的にだけど、今のラノベで一番純粋に“笑える”というポイントを競わせたら「生徒会の一存」シリーズに勝てるシリーズはないんじゃないだろうか。私が未だ電車の中で読めない唯一のラノベ。テンションが高くて内容の無い会話で構成される物語とちょっとおかしな普通の人々のやりとりに思わず笑い転げてしまう。バカなのに頭が良くて完璧人間な杉崎鍵の魅力もはずせません。

そして版権パロ発言ネタまみれの生徒会といろいろな意味で双璧をなすのが「バカとテストと召喚獣3.5」。普段のテストやバトルもありの本編も良いけど、学校の授業から飛び出した面々が繰り広げるバカと萌えまみれの日常生活は怒涛の笑いの連続。秀吉の水着やウェイトレス姿が拝めるのもポイント高いですが、明久の萌えキャラ化が明確に始まるのもこの巻からなので、腐女子・腐男子はここ読むまでは切るなマジで頼むから!!

最後はギャグラノベではないけど、ひたすら頭を軽くしてニヤニヤ楽しめるのが「ひめぱら」。“子作り”のため、異世界に召喚されたカタブツ主人公が5人の美姫達に迫られるというテンプレ通りのエロコメですが、お姫様たちの猛烈アタックから逃げ回る主人公とか限界ギリギリのエロ挿絵とか、テンプレすぎて面白いです。この手の作品は久しぶりに読みましたが、エロの具合が物凄い絶妙にツボにハマっているので、ぜひともこのままがんばって欲しいです。

打ち切りじゃない、続きがでないry


暴風ガールズファイト2

火目の巫女

ダナーク魔法村はしあわせ日和 いとしのマリエラ


「あれ入れようと思ったけど枠が一杯ではいらないよ!」とぼやいたら「打ち切り枠を作ったらいいじゃない」といわれたので枠を増やしてみたよ!ということで、今年一番輝いていた打ち切り作品といえば誰がなんと言おうと「暴風ガールズファイト」ですよね!女子高で繰り広げられるラクロス部員たちの熱い青春を描くスポコンラノベ。女子高出身としては、女子高描写がリアリティ高かったのもかなりポイント高し。「このラノ」でも19位に入って、ファンの要望もこんなに高い作品なんだからぜひとも再開して欲しいなあ……。ていうかファミ通は打ち切るのが毎回早すぎます。これといい「カーリー」といい…。

打ち切られたの今年ではないですが、今年後半の杉井光強化月間から「火目の巫女」。“ダーク&欝”の欄で取り上げようとも思いましたが、やはり続編希望ということでこちらで。平安ファンタジーという世界観設定にもニヤニヤなのですが、毎回毎回主人公を襲う容赦ない展開が欝展開スキーとしてはたまりません。ぜひ続きを出してください電撃文庫様。

そして、ある意味一番「うおおおおおそこで終わりかよおおおおお!!!」と叫んだ気がするのが「ダナーク村はしあわせ日和」シリーズ。イズーがようやくデレてきて、ビーの秘密も明らかになってきたところで終わりなんて!!イズーの過去の因縁とか、何気に回収できてない大きな伏線があるのが悲しい。なんとかして続きを読みたいシリーズです。

そんなあなたに希望を与える 祝・完結部門


ダブルブリッド10

吸血鬼のひめごと3

召喚士マリア6 堕天使に安らぎを、真の名に微笑みを。


ラノベには「打ち切り」はありません「続きが出ない」だけなのです!!と前の項で取り上げた「火目の巫女」を書いた杉井先生が仰ってましたが、今年はでないと思っていた完結編が何気に多い年でありました…。

というわけで、今年のラノベ関連の●大ニュースを挙げよ、といわれたら真っ先に取り上げる(バカテスドラマCD化よりも先に!)であろう作品が「ダブルブリッド10」。すいません、正直本気で完結しないと思ってました……しかもまさかまさかのハッピーエンドに感無量。現在のラノベ好きの源流と言えるシリーズなので、特に感慨深かったです。今年は「ダブルブリッド10」「ダブルブリッド Drop Blood」「まい・いまじねーしょん」と中村さんの作品が沢山見れてうれしかったなぁ。このまま「ソウル・アンダーテイカー」の続きもぜひお願いします!!!

後味最悪の本編最終巻にまさかまさかの続編シリーズが出て最悪の終わり方をした本編のカーテンコールを引いてくれたのが「吸血鬼のひめごと3」でした。「おしごと」の最終巻の終わりに納得できず、本を壁にブン投げたという懐かしい思い出を持つこのシリーズですが、よもやその後のレレナの物語を補完してくれるとは夢にも思いませんでした。どのような事情があってこのような事になったのか存じませんが、「ひめごと」シリーズを出してくれたことに全力で感謝したい。本当にありがとうございました。

そして別にシリーズ刊行がとまっていたわけではないのですが、本編が2年半ほど止まって私をハラハラさせてくれた「召喚士マリア」シリーズもようやく完結。短編集が肌に合わなくて切ったら、5巻から6巻が出るまでの2年半、短編集しか出なくて涙目になったのも今となれば良い思い出です。ドン底に突き落とされたマリアとその仲間たちが、これまで戦った友や強敵達を仲間に、更なる巨悪に立ち向かうという展開がとても熱かった。完結編が読めて本当に良かったです。

2008年総括
あまりにも点数が増えすぎてしまったので、一応絞って。

・一番今後に期待している新作:GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン
・今年一番私の中でアツかった作品:バカとテストと召喚獣
・2008年のベストライトノベル:「ダブルブリッド10」


それでは皆様、良いお年を?。

⇒2008年まとめ その2


2008年に読んだ本まとめ その2【腐女子向】


今年もやってきました!801的ライトノベルベストアワード2008!
?「超」個人的腐女子向け萌えシーンベスト5!!?


というわけで、パート2は大方の予想通り腐女子的に萌えたライトノベルのまとめです。今年もひたすらマニアックに、腐女子の皆さんに向けて新しい世界を提供します。…とはいうものの、男性読者率80%を誇る我がブログ(「なかのひと」調べ)でこんな企画やっても実際何人の腐女子が見てくれているのか判りませんが!

【選考基準】
 ・2008年中に当ブログで感想の書かれた作品
 ・腐女子向布教エントリでもあるため、女性向けレーベル・少女文庫モノは一切除外(※マとか彩雲国とか)
 ・それ以外のレーベルでも出来るだけ女性向読者高そうな作品は除外(※ハルヒとか西尾系とか…)

それでは、覚悟の出来た人のみどうぞー。
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2009年に読んだ本まとめ その1

遅まきながら年末はコミケお疲れ様でした。
ちょっと遅くなりましたが2009年の年間まとめ記事です。

2009年の読了冊数
 2009年 1月:18冊 [まとめ] 2009年 2月:19冊 [まとめ]
 2009年 3月:18冊 [まとめ] 2009年 4月:14冊 [まとめ]
 2009年 5月:31冊 [まとめ] 2009年 6月:22冊 [まとめ]
 2009年 7月:17冊 [まとめ] 2009年 8月:15冊 [まとめ]
 2009年 9月:15冊 [まとめ] 2009年10月:18冊 [まとめ]
 2009年11月:6冊 [まとめ] 2009年12月:7冊 [まとめ]
合計:200冊

ぴったり200!!もともと読了冊数は初夏をピークにして年末に向けて減少する傾向があるのですが、それにしても今年の年末は酷い。冬コミでどれだけ追い詰められていたのか…いや断じてレイト●教授にハマっていて読む暇がなかったわけでは(強制終了)


2009年の属性別オススメ

また全体の1割弱か!
去年と同じペースで選んでたら明らかにおかしいことになったので後で慌てて削りました。
あと、一部部門名変えたり、増やしたり。

●燃えた

鉄球王エミリー 鉄球姫エミリー第五幕
鉄球王エミリー 鉄球姫エミリー第五幕
戦闘城塞マスラヲ Vol.5 川村ヒデオの帰還
戦闘城塞マスラヲ5 川村ヒデオの帰還
本日の騎士ミロク1
本日の騎士ミロク1


なんか今年いまいち「燃え」が足りないなあと思ったのは、この項目常連のフルメタがいないからか(´・ω・)
無事に完結を迎えた「鉄球姫エミリー」&「戦闘城塞マスラヲ」がハンパなかった!!境遇は違えど、どちらもほぼどん底の状態から立ち直り、ハイ上がり……自らの手で勝利をつかんで行く姿に胸が熱くなります。「マスラヲ」は続編シリーズの刊行が決定しているようなので、そちらの文庫化も楽しみにしていきたいです。

「エミリー」には個人的に個人的挿絵が素晴らしかったで賞2009とか進呈したい。エミリー姫の奇策が成った際の挿絵が本当に素晴らしいのです。

最後の1枠は色々な作品が脳裏をよぎって非常に悩んだのですが「本日の騎士ミロク」で。「赤目隊」のみんなの家族のような関係も心地よいのですが、いざという時に本気出したミロクが個人的にドツボなので。「お前なんかニンジン一本で十分だ」は名言。

●青春

とらドラ10!
とらドラ10!
SH@PPLE-しゃっぷる- 7
SH@PPLE-しゃっぷる- 7
とある飛空士への恋歌
とある飛空士への恋歌

青春ラブコメといえば私の中で、春に完結した「とらドラ!」がもう鉄壁作品だったのですがそのとらドラのかつての勢いを追いつけ追い抜けと猛攻かけてきたのが双子の姉弟の入れ替わりラブコメ「しゃっぷる」。二人のちょっとした我侭・悪戯心が様々な人々を巻き込んで、二人の力だけでは解読不能なまでに縺れ合う人間関係と恋愛模様にハラハラドキドキが止まりません!!個人的にはポスト「とらドラ」として最注目していきたい青春ラノベです。

そしてまだ2巻以降読んでないんだけど、ラブコメとして強力な破壊力を持っていそうな感じなのが「とある飛空士への恋歌」。三角関係の予感アリ、愛しあう者同志の対立フラグあり……ちょっと泣ける過去あり、でこちらも大変続きが楽しみです。

●L・O・V・E

黄昏色の詠使い10 夜明色の詠使い
黄昏色の詠使い10 夜明色の詠使い
紫色のクオリア
紫色のクオリア
ラ・のべつまくなし ブンガクくんと腐思議の国
ラ・のべつまくなし ブンガクくんと腐思議の国


「青春」とどっちに振ろうか悩んだけどやっぱり最後は愛だろ!と思ったのでこちらに……な、これも2009年完結作品だった「黄昏色の詠使い」。あんなに小さかったネイトがクルーエルを救うため、すべてを敵に回して孤独な戦いを繰り広げる姿が素敵でした。そしてそんなネイトを助けに来る人々の思いと心意気に胸が熱くなる。あとジジーズは素晴らしい。

一部地方で論議を醸し出した「紫色のクオリア」はSFだのラノベだの果てはラブプラスだのと色々話が飛躍しましたが、とりあえずやっぱりこれも原動力は「愛」だよね!!たったひとりの、最愛の級友のためにありとあらゆる物を駆使し、ありとあらゆるものを犠牲にしていくマナブの姿が印象的でした。

最後1枠はいまどき流行りの腐女子モノ×創作活動モノの美味しいとこ取りか!と思わせて置いて実は正統派ラブコメだった「ラ・のべつまくなし」。腐女子なヒロインとウブで堅物な主人公が徐々にひかれあっていく姿も良かったけど、ヒロインの明日葉を「等身大の腐女子」として描いている事が非常に印象的でした。

●床掃除小説部門

バカとテストと召喚獣6
バカとテストと召喚獣6
死神姫の再婚 鏡の檻に棲む王
死神姫の再婚 鏡の檻に棲む王
384,403km あなたを月にさらったら
384,403km あなたを月にさらったら


=「家で読んでたら悶えてゴロゴロ転がって床掃除ができちゃうラブコメ」部門!LOVE部門の最上級?

というわけで、3部門程に脳内ノミネートされて削ったり増やしたりされた「バカとテストと召喚獣6」!!!ぶっちゃけ「燃え」と「青春」と「床掃除」でどこに振るか真剣に悩みました。でも燃えも青春もひっくるめてゴロゴロするのでここに落ち着きました。公式が最大手すぎる6.5巻、悪友バッテリー燃えに鼻血が止まらない7巻も捨てがたいのですが、明久×姫路派としてはやはりとっても姫路さんのターンだった6巻を外して、2009年のラノベは語れない。姫路さんの精一杯のがんばりと、その頑張りに応えようとして本気全開モードの明久&その明久に華を譲ってガッツリサポートする雄二に激しく燃えた。っていうかvs常夏先輩戦はなんでいつもああ、熱いんでしょう。そしてエピローグの挿絵で(ラブコメ的な意味で)撃沈。姫路さんの天然小悪魔具合に撃沈。その後一週間位仕事手につかなかったのはいうまでもありません。

私の中での床掃除小説代表格といえば!な「死神姫の再婚」。正直シリーズ右肩上がりでどんどん破壊力が上がっており、もう今年刊行された2冊はどっちも無条件でゴロゴロ転がれるほどの素晴らしさです。正直物語の進行が微妙にどうでもよくなるくらい、ライセン夫妻をみつめてによによするのがナウい。

そして最後はエロありティアラ文庫から「384,403km あなたを月にさらったら 」。天然と思わせて置いてかなり小悪魔属性なヒロインと、自信家で自称・策士だけどその策略は割合穴だらけ…な主人公(女)がイチャイチャするお話。ぶっちゃけ登場人物は女子ばかり…という典型的な百合小説なんですが、性別なんかどうでもよくなる程度には二人の関係が素晴らしかったです。「コードギアス」のルルーシュ(の毎回のズッコケっぷり)とか好きなら是非読むべきです。

●ダーク&欝

ぐらシャチ
ぐらシャチ
アンゲルゼ ひびわれた世界と少年の恋
アンゲルゼ ひびわれた世界と少年の恋

考えると、今年はあんまり特筆するようなグロい展開のラノベを読まなかったなあ…と考えつつ、とりあえずダークとか欝とか言われたら「ダブルブリッド」の中村恵里加さんの新作「ぐらシャチ」。ほのぼの異文化コミニュケーション物かとおもわせておいて、徐々に嫌な方に向かって突き落とされていく感覚がたまらない。中村作品入門としてもオススメだし、まだ読んでない「ダブルブリッド」ファンは全力で読むべき。

これは欝というより「LOVE」かなあ…と思いつつ枠が足りないのでこちらに…な、「アンゲルゼ」。「アンゲルゼ」と呼ばれる人間外の存在と関わってしまった少年少女達が必死に足掻いていく物語なのですが、少女小説とは思えない程のハードな展開の連続に、読み進める度にハラハラしてしまう。そんな中でも、徐々に異能を開花させていく主人公・陽菜と常に蚊帳の外に置かれながら彼女を助けたいと思い奮闘する幼馴染・もーちゃんの姿に心を打たれました。

●打ち切りじゃない、続きがでないry

ムシウタbug 8th. 夢架ける銀蝶
ムシウタbug 8th. 夢架ける銀蝶
真・運命のタロット9(上下) 《世界》。
真・運命のタロット9 《世界》。


2009年完結作品の「ムシウタbug」。一人の人間の少女のために数ある虫憑き達が一同に会し、本編「ムシウタ」に物語を繋げるという、素晴らしい終わりかただったのですが……ムシウタ本編続きまだー!?個人的にはムシウタもいいけど「消閑の挑戦者」の続きもぜひお願いします…

そして中学生時代からずっと気になっていて、この年になってようやく一気読みした「運命のタロットシリーズ」。時空を下り時には遡り、様々な時代で戦いを繰り広げる「タロットの精霊」たちと、彼らに協力することとなった人間たちが、徐々に『運命のタロット』と呼ばれる存在そのものの謎に迫っていく…というお話。時系列が頻繁に前後したり、最終的にはその時系列が●●●していたり……と、かなり複雑な構造の物語なのですが、とにもかくにも物語の最後にたどり着いた時の衝撃と言ったら……!!個人的には第二部ラストの終わり方で十分満足なのですが、入手難易度が非常に高い作品となっているので何らかの形で新装版を出して欲しいと思う今日この頃です。

●本年のベスト女装大賞

バカとテストと召喚獣6.5
バカとテストと召喚獣6.5
ラッキーメイド天くん
ラッキーメイド天くん
これはゾンビですか?1 はい、魔装少女です4829133708
これはゾンビですか?1 はい、魔装少女です


今年は妙に女装モノが多かったので特設部門で……といっても、そんなにたくさん読んだわけではありませんが(拍手とかで色々オススメ戴いたけど、なかなか時間が取れなくて読めてません。ごめんなさい!)

とりあえず性別フリーダムすぎ!!な「バカとテストと召喚獣6.5」が女装萌的に素晴らしかったです。女子の心をちっともわかってくれない男子陣に、女の子たちがちょっとしたお仕置きを……という話なのですが、もともと女装が似合う美少年として描かれていた明久や華奢な体格なムッツリーニはともかくあの人まで女装させられてしまうとは……しかも似合ってるとか、ただごとじゃない。6巻のアレといい6.5巻のコレといい、バカテスは本当にどっちの方向に爆走するつもりなのか気になるところ。

純粋に「女装」をメインにした物語でお気に入りだったのは「ラッキーメイド天くん」。女装させられた主人公の恥らい具合と、大好きな女の子の為に仕方なく(?)その女装姿すら武器にして彼女を支えようとする姿に、ニヤニヤがとまらない。ただ、色々な意味で描写が(性的に)赤裸々なので、女装少年・男の娘に幻想を抱く人にはオススメできません。

女装のインパクト大賞としては「これはゾンビですか?」シリーズの破壊力もものすごかったんだけど、こちらは結局最初のインパクトがとんでもないだけで本編的にはどんどん主人公の女装姿はどうでもよくなってしまうので、ちょっと不満だったり。普通に男の子の周囲に異能を持った女の子たちが集まるハーレムものドタバタラブコメとしてはおもしろかったです。

恒例の「腐女子向け」まとめは今夜にでもー。


2009年に読んだ本まとめ その2【腐女子向け】


今年もやってきました!801的ライトノベルベストアワード2009!
?「超」個人的腐女子向け萌えシーンベスト5!!?


というわけで、腐女子的に萌えたライトノベルのまとめです。
今年もひたすらマニアックに、腐女子の皆さんに向けて新しい世界を提供……
……とかいいつつ、すいません今年は割と結果が面白く無いです予想とおりすぎてすいません。

【選考基準】
 ・2009年中に当ブログで感想の書かれた作品
 ・腐女子向布教エントリでもあるため、女性向けレーベル・少女文庫モノは一切除外(※マとか彩雲国とか)
 ・それ以外のレーベルでも出来るだけ女性向読者高そうな作品は除外(※ハルヒとか西尾系とか…)

それでは、覚悟の出来た人のみどうぞー。
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この友情がウマい!Part.1 | この友情がやばい2010


年も暮れたところで以前からやるやる詐欺を繰り返していた「この悪友がやばい」やってみます。
ライトノベル作品で「この男子2人の関係はヤバい!!」と思った作品をつらつらと挙げていきます。うっかりノミネートしていたら20作品くらい候補が出てしまったので、1回5件くらいずつでのんびりやっていこうかとおもいます。

というわけで第一回テーマは「2010年やばかった友情萌えラノベ」です。
毎年恒例の「今年読んだラノベ【腐女子向け】」と「この悪友/親友がウマい」ノミネート作品がもろかぶりしてしまったため、代わりとさせていただきたくおもいます。

【選考基準】
 ・2010年中に当ブログで感想の書かれた作品
 ・腐女子向布教エントリでもあるため、女性向けレーベル・少女文庫、女性向読者高そうな作品は除外

それでは、覚悟の出来た人のみどうぞー。

普通の
2010年に読んだ本まとめとオススメ10選 ラノベ編
2010年に読んだ本まとめとオススメ9選 マンガ編

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2010年に読んだ本まとめとオススメ10選

年末はコミケに参加されたかた、お疲れ様でした&うちのスペースに遊びに来てくださったかたありがとうございました!
2010年の年間まとめ記事です。

2010年の読了冊数
 2010年 1月: 4冊 [まとめ] 2010年 2月:10冊 [まとめ]
 2010年 3月: 7冊 [まとめ] 2010年 4月: 7冊 [まとめ]
 2010年 5月:15冊 [まとめ] 2010年 6月:14冊
 2010年 7月:16冊 [まとめ] 2010年 8月:13冊
 2010年 9月: 8冊 [まとめ] 2010年10月:16冊
 2010年11月: 6冊 [まとめ] 2010年12月: 7冊 [まとめ]
合計:123冊

200冊読んだ去年の半分……しかも再読冊数が含まれてるから実際に「新しく読んだ本の数」っていうと何冊まで減ることやら……今年は色々な意味で再読とか昔の作品追いかけなおしとかが多かった気がします。


2010年のオススメ10選


これまでの半分に減らしてみたんだけどそれでも去年の約1割か……
今年は分類別で取り上げるのをやめたので、代わりに簡単にタグ付けしてみました。
→今年のまとめ(腐向け)はコチラ


■ フルメタル・パニック! ずっと、スタンド・バイ・ミー(⇒感想:上巻 / 下巻
完結燃えた泣いた

約2年半ずっと待ってた、シリーズ完結編。もう完結しないんじゃないかとまで思いはじめていたので出てくれただけで感無量なのですが文句なしに面白かった!!2冊に渡って最初から最後までクライマックス状態の、最高の完結編だったと思います。

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■ 魔王城(⇒感想:四限目 / 五限目
完結燃えた黒い

こちらもシリーズ完結編。望まずに莫大な魔力を持って生まれ「魔人」と蔑まれる子供たちと、子供たちを理不尽な仕打ちから護る為、自ら「魔王」を名乗る一人の先生の物語。いろいろな人たちの思惑によって追い詰められていく子供たちと、それを護ろうとする大人たちの心の触れ合いが温かく、エイゴのタンカに胸が熱くなりました。途中の展開は黒いけど最後は文句なしのハッピーエンドでよかった!

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■ イリヤの空、UFOの夏(⇒シリーズ感想
完結泣いた青春黒い

ごくふつうの少年と普通じゃない少女のひと夏のボーイ・ミーツ・ガール。1巻2巻、3巻前半までのボーイミーツガール具合から、3巻からラストに至るまでの物語の急展開にはただただ翻弄されるばかりだった。どこまでも救いの見えない逃避行も凄いのですが、些細な一言が全てを破壊してしまった瞬間のあの絶望感といったら。個人的には欝展開スキーにもとてもオススメしたい。

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■ バカとテストと召喚獣(⇒感想:7.5巻 / 8巻
笑える青春燃えた

アニメ化もあってファン的には大変あわただしかった1年だったけど、安定した面白さなバカテス。短編集のドタバタもよいけど、様々なキャラの一端を垣間見れる美波の過去編が特に面白かった。そして本編は悪友コンビの愛の(笑)逃避行の燃えっぷりもさることながら、ラブコメ展開がいよいよまとめに入りそうな勢いで、今年の展開がどうなるのかとても楽しみ。

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■ ラ・のべつまくなし(⇒感想:2巻 / 3巻
完結ニヤニヤ

二次元アレルギーのラノベ作家と腐女子の女の子の恋物語。等身大の腐女子像が新鮮で、二人の初々しいおつきあいが可愛らしいシリーズだったのですが、2巻以降は糖度の高い床掃除小説としても威力を発揮してとても凄かった。ブンガク君が時折見せるキザなイケメン具合にごろんごろん転がるといいよ!!あと腐向けまとめの方でもとりあげたけど男の友情も美味しいです!!

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■ Re:バカは世界を救えるか?(⇒シリーズ感想
新シリーズ燃えた

重度な中二病まっさかりの高校生・佐藤光一が「ネメシス」と呼ばれる異能を手に入れて……というお話。基本は王道的な学園異能バトルモノなんだけど、光一の得た劣化コピー能力「付け焼刃」が戦闘中に上手く生かされていたり、異能を得る副作用である「アンチテーゼ」により重い過去を背負わされた仲間達との関係……など、一筋縄では行かないストーリーが魅力でした。

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■ GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン(⇒感想:3上 / 3中 / 3下
燃えた泣いた

あまりのボリュームに2巻で挫折しそうになったけど諦めないでよかった!!男子成分満載のP.A.ODA勢力やM.H.R.R勢力の活躍にも燃えましたが、3下の終盤の展開が本当に凄かった。様々な人を失って、それでも負けないと立ち上がるトーリ達の姿が印象的。

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■ ココロコネクト(⇒感想:ヒトランダム / キズランダム
新シリーズ青春ニヤニヤ

「ふうせんかずら」と名乗る謎の存在の手によって、人格が入れ替わったり、欲望の歯止めが効かなくなったり……と色々なトラブルに巻き込まれる文研部5人のお話。不思議現象の大元を突き止めるとかそういうお話ではなく、お互いの悩みとかを解決したりこころもち軽くしたり…という普通の高校生具合が魅力的。タイトル通り5人の「繋がり」が事件解決の鍵となるお話でした。とても青春。

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■ 碧陽学園生徒会議事録(⇒感想:生徒会の火種 / 生徒会の八方 / 生徒会の九重
笑える萌える泣いた青春

生徒会室で駄弁ってるだけな「生徒会の一存」シリーズもいよいよクライマックス突入。本編完結直前となる「九重」では遂に生徒会長・くりむの過去が明かされるのですが、まさかこのシリーズで泣かされるとは思っても居なかったんだぜ……orz 相変わらずの面白さで恐らく今年来るであろう杉崎のエロい表紙完結編が楽しみです

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■ 魔王様げ?む! 2回戦(⇒感想
萌えるニヤニヤ

魔王の討伐にやってきた勇者・レモンが超女好きの魔王の魔法によって女の子になってしまい、魔王の専属メイドとして働く事に……なTSラノベ。一見女の子ばっかり×男は魔王様1人のハーレムラブコメ構図に見えるんだけど、考えると中に数人「元男」が混ざってるとか考えると大変カオス。魔王を倒して男に戻る事を夢見ながらも少しずつディンゴに惹かれていくレモンの葛藤と時折垣間見せる二人の「勇者」と「魔王」としてのやりとりに大変ニヤニヤします。

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2010年に読んだ本まとめとオススメ9選 マンガ編

せっかくなのでマンガもまとめてみる。
2010年に読んだ本まとめとオススメ10選 ラノベ編
2010年に読んだ本まとめ番外編:この友情がやばい2010



■ 椎名軽穂 / 君に届け(1?12)
青春胸キュン泣いた

本当は女の子らしいのに引っ込み思案で暗いイメージをもたれている女の子・爽子とクラスの人気者・風早君がおりなすラブストーリー。もう今更ここで私が推す意味ないくらいの人気作品だけど思わずオススメせずにはいられないほどめちゃくちゃおもしろかった!爽子と風早、二人の恋愛関係だけでなく二人の周囲の人々が織り成す人間関係も魅力的で、切ない恋心には何度も泣かされてしまった。

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■ 望月淳 / Pandra Hearts(1?13)
黒い泣いた

アニメ化までされたのにイマイチ原作に手を出してくれるヒトがいなくて全力で布教せざるをえないパンドラハーツ。序盤巻で張り巡らされた伏線の回収に入った後が本当に面白いのでせめて6巻くらいまでは読んで欲しい…!!最新刊ではいよいよパスカヴィルとの戦いが本格化して、どんどん容赦なくなっていく展開が凄かったです。
パンドラハーツが気に入ったあなたはデビュー作の「CrimsonShell」にいくといいとおもいます。

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■ 神田晶 / シキソー 警視庁第4機動捜査隊(全3巻)
完結黒い笑える

心霊捜査で事件を解決する「警視庁第4機動捜査隊」でカタブツ警官・小笠原と霊感持ちのちゃらんぽらんな和泉の二人が繰り広げるバディもの。死者の声を聞いて捜査する……というからドン暗い話を想像していたらギャグも織り交ぜて予想以上に明るい話になってました。3巻のあたりでは声を出して笑った。
男二人の凸凹仲良し仲悪しコンビにときめくひとは全力で読むべきですが、ここはひとつパンツァークラインやデビュー作やスーパーコミック劇場時代の神田作品が好きな人にもオススメしたい。

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■ namo / バカとテストと召喚獣SPINOUT! それが僕らの日常。(1?2巻)
笑えるかわいい

個人的には、バカテスコミカライズ3作品の中ではこれが一番好き。ちんまいバカテスキャラ達が画面狭しと動き回るのがなんともいえず可愛い。久保君の紳士っぷりもこのマンガで描かれるとなんかもうひたすら可愛い。変に萌えを狙わず、原作とは完全に別の展開にしつつ、それでもどこか原作を見失わない良コミカライズだと思います。
コミック未収録ですが、公式サイトで掲載されてる13.5話の悪友がやばい。

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■ 松本 トモキ / プラナス・ガール(1?3)
女装かわいい


絆マジ可愛いよ絆。
女装少年(男の娘?)で小悪魔で可愛い絆と、絆に惑わされる槙のイッチャイチャなやりとりが可愛い。それでも時々ぶりかえすようにやってくる「絆は男なんだ」という認識と、この感情が「友情」なのか「愛情」なのかで時折戸惑う槙の姿にニヤリとする。でも最終的にはやっぱり絆が可愛いからなんでもいい。

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■ 小村 あゆみ / うそつきリリィ(1?3)
女装萌える


苑マジかっこいいよ苑。
女装少年だけど実は超男前でかっこいい男の子・苑とお付き合いする羽目になったひなたが織り成すラブコメ。「プラナスガール」の絆が精神性的にも性別不詳であるのに対して、男嫌いで女の子大好きで女装はしてるけど中の人の精神性はそんじょそこらの男よりも余程男らしい苑が時々本気だして男前っぷりを発揮するのにキュンキュンしてしまう。男装・女装で繰り広げられる性倒錯気味なやりとりも大変美味しい。でもやっぱりこんな男前を「男の娘」と呼ぶ風潮には一言物申したい。

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■ 水無月すう / JUDAS新装版
完結黒い笑える燃えた

今年アニメ第二期もあった「そらのおとしもの」の水無月すうの過去作。十二使徒とか天使とか死神とか出てくる現代異能マンガですが、この溢れんばかりの厨二病臭がマジでヤミツキになる。ガンガンでやってた「私の救世主さま」も大変(厨二病的に)美味しかったですが、こちらのほうが巻数少なくまとまっているので今から手を出す人もハードル低いかと思います。「そらおと」でもおなじみなテキ屋のオッチャンの本気も見れるよ!男3人背中合わせバトルもあるよ!でもペテロの初登場で盛大に吹いたのは私だけじゃないはず。

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■ ミキマキ / 少年よ耽美を描け?BOYS BE TAMBITIOUS(1?3巻)
笑える

何の因果かボーイズラブに目覚めてしまった残念なイケメン・新葉と彼に巻き込まれていくその友人たちの姿を描く爆笑4コマ。とりあえず元気がなくなったら読んでしまう私がいる……。常に想像の斜め上を行く新葉の突拍子もない言動にも笑ってしまうのですが、正直小清水姉が他人とは思えません。16話の彼女が自分すぎて困る……

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■ 影崎 由那 / かりん(全14巻+α)
完結黒い笑える燃えた

吸血鬼の家に生まれたのに日の下でも活動できて血を他の人間に分け与えないと生きていけない「増血鬼」なかりんの恋と家族の吸血鬼達との触れ合いを描いた長編シリーズ。人間と「増血鬼」の種族の違いだけでなく、「吸血鬼」である家族との生活方法の違いが度々クローズアップされてきて、暖かい家族の姿に胸が熱くなったり、ままならない現実に心が痛んだり。最終巻の展開は涙なしには語れませんでした。

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2011年読んだ本まとめ

年末はコミケに参加されたかた、お疲れ様でした&うちのスペースに遊びに来てくださったかたありがとうございました!
2011年の年間まとめ記事です。

2011年の読了冊数
 2011年 1月: 7冊 [まとめ] 2011年 2月:10冊 [まとめ]
 2011年 3月:19冊 [まとめ] 2011年 4月: 6冊 [まとめ]
 2011年 5月:10冊 [まとめ] 2011年 6月: 9冊 [まとめ]
 2011年 7月: 6冊 [まとめ] 2011年 8月: 9冊 [まとめ]
 2011年 9月: 4冊 [まとめ] 2011年10月:11冊 [まとめ]
 2011年11月: 13冊 [まとめ] 2011年12月: 8冊 [まとめ]
合計:112冊

年々着実に減っております。というか再読とBLを抜かすと3桁にも多分届いていないというこの体たらくだよ!

2011年のオススメ10選+α
ムシウタ11. 夢滅ぼす予言
バカとテストと召喚獣9
STEINS;GATE‐シュタインズゲート‐ 円環連鎖のウロボロス(2)
花咲けるエリアルフォース
岩井 恭平「ムシウタ11. 夢滅ぼす予言」(⇒感想
 2011年はとりあえずムシウタの最新刊が出たのがもう本当に嬉しすぎて……続編が出ただけでも嬉しいのに表紙はかっこうさんだし本編もドンデン返しにドンデン返しを繰り返す凄い展開でとにかく凄かった。物語はクライマックス目前でいよいよ完結まであと一息か……というところで、今年くらいに完結してくれるの待ってます超待ってます。

井上 堅二「バカとテストと召喚獣9」(⇒感想
 過去話収録の9.5巻も個人的にはアツかったけどここ何巻かで一番熱い展開だったのはやっぱり9巻ということで!雄二の戦略の上を行く上級生+Cクラス勢力と、劣勢を強いられるFクラスをそれとなく応援してくれるAクラス組と、雑草魂で劣勢を覆すFクラスの面々に胸が熱くなりました。とりあえず明久と雄二のハイタッチだけでこの先3年は戦えると思いました。

海羽 超史郎「STEINS;GATE‐シュタインズゲート‐ 円環連鎖のウロボロス(2)」(⇒感想
 去年アニメ化した人気ノベルゲーム「シュタインズゲート」のノベライズ完結編。ほぼ原作と同じだけどやや違う展開になっているので原作プレイ済・アニメ視聴済でも問題なく楽しめると思います。とりあえずバレル・タイターと綯様のかっこよさに悶え苦しみ転がればいいと思う。年末に出たファンディスクのノベライズ「比翼恋理のアンダーリン」もまだ読めて無いけどとても楽しみです。

杉井 光「花咲けるエリアルフォース」(⇒感想
 「桜」を媒介に意識を繋げた少年少女達が2つに分裂した日本を舞台に戦う「戦争」の物語。初期の杉井光作品を髣髴させる、残酷だけどはかなくて美しいお話でした。

女子に読ませたいよ枠

はたらく魔王さま!
奥様は貴腐人 旦那様はボイスマイスター
金星特急1
バカとテストと召喚獣10
和ヶ原 聡司「はたらく魔王さま!」(⇒感想
 異世界では魔王として恐れられていた男が勇者との戦いに敗れ、異世界に逃げ込み……マクドナルドのA級クルーを目指すお話。色々はしょったけど大体間違えてない。魔力の使い方間違えてる!そして生活感覚が元魔王のクセにみみっちい!!という親近感あふれる生活の数々に何か塩水とか出そうになるのもご愛嬌。魔王軍の男3人六畳間暮らしとか素晴らしいですよね。引きこもり系ニートショタのルシフェルくんが可愛すぎて困る。

森 美紗乃「奥様は貴腐人 旦那様はボイスマイスター」(⇒感想
 だいたいタイトルとおり。さえない新人声優の主人公がBLゲームの主役を貰って……!?というお話なんですが、作中作として随所に登場するBLゲームが美味しすぎて生きるのが辛いレベル。バッドエンドの豊富さが売りのゲームらしいなんですがどっちも報われない監禁調教BADエンドとか普通にやりたいじゃないですか!!イケメンツンデレ医者と人気声優(♂)に目をつけられちゃった主人公カップルの今後も気になるのですがこの作中作で一作出してほしい。合言葉は「バッドエンドもえ」。

嬉野 君「金星特急」(⇒感想
 絶世の美少女「金星」の婿取り列車・金星特急。乗り込んで戻ってきた人間はいないという曰くつきの特急に乗り込んだ人間達の物語。少女小説らしからぬスリリングな展開が凄すぎて性別問わず読んでほしい作品なのですがとにかく主人公の錆丸が着実に成長していく姿がかっこよくてニヤニヤする。金星特急の内外を問わずに繰り広げられる人間模様・恋愛模様も美味しくて、読み始めたらページをめくる手が止まりません。まだ既刊5冊しか出てないので追いつくなら今だと思う。

井上 堅二「バカとテストと召喚獣10」(⇒感想
 バカテスは9巻の燃えっぷりが本当に凄かったんですが10巻どうしてこうなった(特に最終ページ)。 すっかり残念キャラと化してた久保君の活躍とか秀吉・ムッツリーニの思わぬ活躍とか明久・雄二の無二の信頼関係とか男子の魅力が如何なく発揮された巻でした。とりあえず最終ページどうしてこうなった(大事なことなので2回ry)

完結シリーズ

彩雲国物語 紫闇の玉座(上/下)
Re(アールイー):5 バカは世界を救えるか?
ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc8
雪乃 紗衣「彩雲国物語 紫闇の玉座(上/下) 」(⇒感想
 全22巻完結。彩雲国を2つに割るかと思われた内紛の結末。「王」としての器を持つには少し足りないけれど、それでも少しずつ成長していった劉輝と命を削って彼を支えた秀麗の元に仲間が集まっていく姿が胸に熱い。一部割を食った人たちも居ましたけど(笑)、ちゃんと大団円な結末にたどり着いてくれて満足でした!

柳実 冬貴「Re(アールイー):5 バカは世界を救えるか?」(⇒感想
 全5巻完結。次々と明らかになる残酷な「世界の行く末」と、その結末に絶望したもうひとりの自分。何度もくじけそうになりながら、それでもどこまでも我侭にご都合主義に、最後には絶望をぶっ飛ばして願う通りのハッピーエンドを勝ち取った主人公の姿がバカバカしくて超かっこよかった。どのキャラも本当に魅力的で5巻で終っちゃうのは本当に残念だったんですが……短編集とか後日談とかでませんかね?ね?

田尾 典丈「ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc8」(⇒感想
 全12巻(本編8+番外編4)完結。現実の世界と「フェアリーテイルシステム」によって生み出されたにせものの世界。2つの世界の選択権を握らされて、それでも「両方の生存」を望む主人公の姿がかっこよかった。彼の目指す「ハーレムエンド」には女子としては色々思うところがありますが、ここまで徹底的にその実現を目指す為に努力する姿を見せられるともう応援するしかないでしょう。武紀とは対称的なもうひとりの主人公・秀之の活躍を描く「シルバーブレット」も楽しかったです。っていうか正樹と武紀の友情が最後までウマーだったので私とても満足です。

BL/エロス

だけど、ここには愛がある
嘘と誤解は恋のせい
義兄 明治艶曼荼羅
栗城 偲「だけど、ここには愛がある」(⇒感想
 2011年はいつもよりも多めにBLを読んだのでそちらのまとめも……お勧めもらってちょくちょく読んでいたBL小説ですが、今のところ読んだ中では一番これが萌えました。「豆腐メンタル女装攻×ちょっとズルい包容力のある男前可愛い受」って!!ナルシストな攻がだんだん受に本気になるにつれ「自分が一番」じゃなくなることに不安を覚えて……という展開が大変美味しかったです。まあそんなことより一番ツボに入ったのは番外編の可愛い攻×ゴリマッチョ女装受だったわけですが。

小林 典雅「嘘と誤解は恋のせい」(⇒感想
 可愛い受→イケメンノンケ攻、だとばかり思っていたらシリーズを経てどんどん残念になっていく攻の受大好きっぷりにどうしたらいいのか真面目にわからなくなる件。続編となる「恋する遺伝子」の2編目とかもう、ここまで笑いの止まらなくなるエロシーンがあっていいのかと真面目に悩むレベル。とりあえず結論としてはバカップル早急に爆発しろ。

丸木 文華「義兄 明治艶曼荼羅」(⇒感想
 頭が良くて頭のおかしい義理の兄にどこまでも歪んだ愛を注がれてどんどん調教されちゃう妹のお話。言葉で追い詰められ、立場で追い詰められ、逃げ場を無くしたところで今度は肉体面でも囚われ……と四方八方救いのない展開は好き嫌い分かれる作品だと思いますが、救いのないバッドエンドが好きな人には一度読んでいただきたい。義兄の愛がどこまでも一方通行でしかなく、どちらに対しても救いの与えられない終り方なのがまた素晴らしいと思いました。


2011年に萌えた男子コンビ・カップリングを今更まとめてみる。

今年はやらないつもりだったんですけど、「ザ・インタビューズ」で戴いた質問で結局同じような事を書いてしまい、勿体無かったので思わずそちらからサルベージしました……2011年度今年萌え転がった男子コンビ・カップリングまとめ記事です。インタビューズでは男女カプも幾つか挙げましたがちょっと変更致しまして男子しか出てきません。男子しかでてきません。大事なことなので2回言いました。あと、ネタ不足のため例年行われていた「少女小説レーベル除外」「女子に既に人気のある作品除外」とかもなしにしました。自分に正直。


■ 真奥貞夫&芦屋四郎&漆原半蔵(はたらく魔王さま!!)感想

 カップリングじゃないけど美味しい枠。異世界の魔王で日々マクドナルドのA級クルー目指して邁進する魔王様(※吹いたら負け)の真奥と、彼にに心酔し彼の居ない魔王城(六畳一間の古アパートの一室)を守る心配性な魔王の腹心な専業主夫・芦屋と元大天使長から堕天し東京に来た直後は一時的に魔王達と敵対したもののなんだかんだで現在ただの引きこもりにまで身を落とした残念ショタ・漆原。真奥の元魔王とは思えないほどの生活感覚や関係者一同から存在をスルーされる残念な漆原がなんだかんだでいいところを持っていくというこの美味しいキャラっぷり、良くも悪くも残念な芦屋の心配性ぶりには常にニヤニヤが止まりません。
 男3人六畳間暮らしという設定も美味しいですが個人的にはもうちょっとカップリング的な萌えがあると完璧だなあといえなんでもありません。

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■ ミュゲ→クロード(花狩のロゼ 歌姫は薔薇を殺す)感想

 “花”に殺された幼馴染の仇を討つため、男であるにも関わらず本来は女しか持たないはずの花を滅ぼす“歌姫”の能力を持っていた主人公は少女に扮し、喪った恋人の名を借りて歌姫を目指す。女装男前男子な主人公・クロードと彼の幼馴染にして悪友そして従者な青年・ミュゲ。悪友と主従萌えがダブってる時点でもう萌えるしかないわけですが周りが見えてない一直線バカと彼を影からサポートしつつ実はどうしようもなく自分に足りない部分に惹かれている策士タイプとかいわれるともうどうしようもなく私得だよね。
 幼馴染にして主従であるがゆえの強固な信頼関係や、ミュゲがややクロードに依存してるっぽい表現が大変美味しかったです。個人的にはミュゲ豆腐メンタル攻希望。

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■ ゴウト→ミロク(本日の騎士ミロク)感想

 敵国・オウガン国の元皇子であるミロクと彼の兄であり全ての元凶…と目されていた男・ゴウト。悪役かと思っていたら自ら憎まれ役を買って出るような苦労症の良いお兄ちゃんだったよ!!オウガン訪問・兄弟和解回である8巻の兄弟のやりとりも美味しいですが、9巻でミロクの行動をお見通しで出番は無いのに世話を焼いてくれるゴウト兄貴のツンデレっぷりがたまりません。
 ミロクはやや7巻まで惰性で読んでた部分あったけどゴウト兄貴でてから本当に面白くなりました。(次で完結ですが)

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■ インノケンティウス→酒井学長(境界線上のホライゾン)感想

 アニメ版「境界線上のホライゾン」で改めて教皇総長と酒井学長の微妙な関係に萌えてたらBD特典小説がやってくれました。短いシーンなのですが酒井学長に執着する元少年大人気ない残念可愛い美味しい!!正直この2人の過去に何があったのか気になって仕方ないのですが公式補完はありますでしょうか!!現役酒井学長がイノケンを出し抜く話を是非!!お願いします!!
 BD1巻はamazonで買えば3000円程度ですし、150Pオーバーの読み応えある特典小説が大変美味しく賢姉のキャラソンにもニヤニヤできること請け合いですのでまだ買ってない人は今すぐ買いに行くといいと思います。特典小冊子は2年生時代の浅間&喜美&ネイトが中心になる物語ですが、賢姉ダンスあり、浅間のズドンあり昨年度総長連合&生徒会長の登場ありと大変美味しい内容になってますので原作派でも購入する価値は十分にありです。

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■ 折原臨也→岸谷新羅(デュラララ!!×9)感想

 密かにこいつらについて語る機会が無くてもだもだしてたのは内緒だ。デュラは基本あまりカプ萌えなし・新羅とセルティのいちゃいちゃバカップル描写萌える!!ってノリだったのですが9巻で明かされた臨也と新羅の関係にはもう萌えるしかなかった。セルティしか見えてない一直線バカな新羅と自分とは相容れない考えの新羅をうっとうしく思いながら段々自分が持ってない部分に憧れていく臨也の関係がストライク過ぎて死ぬかと思いました。
 デュラは好きな話と苦手な話が結構まっぷたつなんだけど、9巻は本当に最初から最後までツボに入りすぎでヤバかったです……。

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2012年に面白かったライトノベル10選

 あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。

 新年の恒例行事ですが2012年に読んだライトノベルから面白かったものをカテゴリごとに10作品にまとめてみました。腐女子に特にオススメしたい編と2作に分けた時期もありましたが、なんか実際まとめようとしたところ普通に全作品女子にお勧めしたかったという現実が発覚してしまったのでやめました。全部女子にも読んで欲しいです読 ん で く だ さ い。

 件数を絞った関係で毎年しつこく推してる感のあるシリーズは除外しましたがそちらは年度関わらず常にお勧め&読んでくれるかたを随時募集しておりますので宜しくお願いします。バカテスとか生徒会の一存とか死神姫の求婚は流石にしつこいとおもったので!でも好きなので!!!よろしくおねがいします!!

 なお、書影は私が読んだところまでなので実際はもっと先まで巻数が出ている可能性があります。

この友情に萌えた!編


大樹 連司「ボンクラーズ、ドントクライ」(⇒感想
そんな彼を裏切る算段を僕は立てている。たかが、桐香なんて存在のために。
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 最初は片田舎の男子高校生2人の『ごっこ遊び』でしかなかった特撮映画制作。それは都会からやってきた少女の加入により現実味を帯びたものとなっていく。完成に近づいていく映画とともに、主人公は掛け替えのない相棒との『友情』と恋した少女への『恋慕』の間で揺れ動くことになる。
 ゆっくりとした時の流れる田舎での文化系部活動を中心に据えた主人公達3人の青春具合も大変良かったのですが、やはり友情と恋愛の間で揺れ動く主人公の葛藤が大変たまりませんでした。

野村 美月「ヒカルが地球にいたころ…」(⇒1巻感想 / 2巻感想
「もし、ぼくが殺されたって言ったら、きみはぼくを殺した犯人をつかまえてくれる?」
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 見た目の怖さから周囲に敬遠されている是光に声をかけてきた学園一のモテ男・ヒカル。「頼みごとがある」という彼は、肝心の頼みごとを口にする事なく事故で亡くなった。彼の葬式に出向いた是光の元にヒカルの幽霊が現れて……。
 殆ど他人といってもいいヒカルからの『たのみごと』を、取り憑かれているとはいえ親身になって解決しようとする是光の不器用な優しさと、是光をヒーローと仰ぎ、自分にはないなにかを見出して憧憬するヒカルの関係性がたまらない。ツンデレヒロインの式部さんもめちゃくちゃ可愛いのですが、生前は全く別の人生を歩みながらそれぞれの理由で友達というものがまるで出来なかった二人の友人関係にときめきがとまりません。ヒカルの死に関する謎も提示され、今後が楽しみなシリーズ。
 ……今年こそ最新刊までおいつきたいです。

裕時 悠示「踊る星降るレネシクル」(⇒感想:1巻 / 2巻 / 3巻 / 4巻
「バカ野郎。カッコつけんじゃねえよ」「いいじゃないか。これが俺の愛さ」
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 とある理由から戦う事を避けている主人公・レンヤが、幼馴染を追いかけてやってきたミカホシ学園。そこは個性が生み出す異能力を持って戦う“ミカホシランキング”で全てが決まる学校だった。“御三家”のみそっかす娘・すまるになつかれ、彼女の師匠となったレンヤだが……?
 個人的には「俺修羅」よりはこっちのほうが好きだ…。典型的な現代を舞台にした異能バトルモノなんだけど、ひきこもりでも極めれば強い!みたいなバラエティ豊かな異能力と、割と王道ド真ん中なアツい展開が楽しくてたまらない。レンヤを巡る三角関係+αなドタバタも楽しい。そして“愛”することで異能を発揮する(=自らの愛情が能力に起因するものか本当のものかが分からない)、すまるの幼馴染で主人公の友人の乾闇鳴の設定が美味しくてたまりませんでした。4巻は大変良い親友回でありました……裕時先生、俺修羅もいいけどこっちの5巻も早めにお願いします(切実)

この関係性に萌えた!編


夕鷺 かのう「(仮)花嫁のやんごとなき事情」(⇒1巻感想 / 2巻感想
「みなさま、ご機嫌麗しゅう。……夫を返してもらいにまいりましたわ」
  4047281131 4047284297
 顔がそっくりな自国の王女・シレイネの身代わりとして隣国の「毒龍公クロウ」に嫁いだ庶民の娘・フェル。上手い事仲をこじらせて離婚してしまえば一攫千金!と美味しいバイトだと思っていたのに事態は思わぬ方向にばかり転がっていく。フェルは無事に期間内に離婚できるのか!?
 悪い噂ばかりが先にたつ王族の元に政略結婚で嫁いで云々というある意味少女小説では王道な展開なんだけど、どう考えてもお互いに悪くは思ってないはずなのに、素直に好意を表現出来ず独占欲ばかりが先走るクロウの不器用なドSっぷりと、恋愛感情に疎くてクロウの行動に振り回されながら時折ぽろっとむきだしの好意がぽろっと顔をだすフェルの関係がおいしすぎてもうわたしは。そしてフェルがいちいち男前すぎていくら床ローリングしてもたりない。フェルの母国にも色々と裏がありそうでそちらの展開も楽しみなんだけど、とりあえず壁ドンは正義。

榎宮 祐「ノーゲーム・ノーライフ」(⇒1巻感想 / 2巻感想
「だから俺は、『人類』を信じない」「だがその『可能性』を信じる」
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 2人で1人の無敵の凄腕ゲーマー兄妹“空白”。天才故に人間社会に馴染めず、引きこもりになっていた2人はある日、ゲームの勝敗で全てが決まる異世界に召喚される。16種族で国取りゲームをするその世界で、ゲームから脱落寸前の“最弱”人類種の王となった2人は異種族達への侵略を開始する。
 人の機微と人心を掴む事に長けた兄の空と、幼くして過ぎるほどの豊富な知識を持ち冷静な判断力で物事を見据える妹の白。紛うことなく“天才”であるがゆえに2人揃えば最強であり、同時に2人でなくては何も出来ない(まともな生活すら送れない)という共依存具合が大変美味しい。……のですが、2人にゲームでまけて“空に恋する”という命令を強制させられてしまった不遇の元人類種王女・ステファニーの弄られっぷりが正直たまりませんもっとあの娘辱めて!!ください!!!ただし健全の範囲で!(※ただしボーダーラインはToLOVEるやチャンピオンREDいちごである)
 人間の存亡を賭けた国取りゲームですら碁盤の事のように弄ぶ2人の無茶苦茶さと、それとは対象的に報われない天才を捨て置けない真摯な想いがたまりません。

湊 ようこ「氷雪王の求婚 〜春にとけゆくものの名は〜」(⇒感想
あの時ああしていれば、なぜ自分はこの時こうしてしまったのか。彼女の後悔は尽きない。それは私も同じだ。
  4086014696
 恋人と引き裂かれ、皇帝エドリックの元に嫁ぐ事を強いられたアイリス。『氷雪王』との異名を持つエドリックは色々と曰くつきの人だった。妻を妻とも思わない態度に憤っていたアイリスが、少しずつ2人は夫婦らしくなっていく。その先にまつ、悲しい運命も知らずに。
 仲良くなってからはただの夫婦でなく、后妃として時には夫の力となり、2人で新しい国づくりをしようと邁進する2人の姿にときめきがとまらないんだけど、並行して語られる物語のはるか先、未来からの視点が指し示す二人の悲しい結末にゾクゾクさせられる。可愛らしい表紙からは想像も出来ないようなかっちりした中世ファンタジーロマンスで、男性女性問わずにオススメしたい一冊でした。

渡島 健康 「魔王様げ〜む!」(⇒1巻感想 / 2巻感想 / 3巻感想
「さあ、いつも生意気なその口から、今日は違う声色を聞かせてもらおうかな」
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 魔王ディンゴを倒しに行ったら魔法で性転換させられ、魔王直属のメイドにされてしまった勇者レイモンド(メイドとしての名前はレモンちゃん)。世の全ての女性を愛し、メイド全員を平等に愛すると豪語する稀代の女好きっぷりとセクハラだらけの行動に最初は反感ばかり覚えていたが、女としての生活に慣れてくるにつれ案外仲間想いで為政者としても優秀なディンゴに悪い気はしなくなってきて……。
 レーベルごとお亡くなりになって未完のまま終わると思っていたらなんとか3巻が出ました(ただし電子書籍オンリーだ)。メインとしてはディンゴとレモンの関係性を主軸に据えたハーレム内エロコメなんだけど、主人公のレモン(レイモンド)が男としていつか越えるべき相手としてディンゴの背中を追いかけながらも、同時に1人の女としてディンゴに惹かれていくという相反する感情の間で揺れ動く姿が溜まりません。続きが書けなくも無い終わり方だったので、別レーベルに拾い上げとかでもなんでも続きが出てくれないかなあ……

このキャラクターが美味しい!編


竜ノ湖 太郎「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」(⇒1巻感想 / 2巻感想 / 3巻感想 / 4巻感想
「君は、この世界が好きなのか?」「ああ、大好きだぜ。一生涯を腐りながら過ごしてやれる程度にはな」
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 子供達3人は異世界からの「世界の全てを捨てて“箱庭”にこられたし」という招待状を受け、異世界へと召喚される。たどり着いたのは“ギフトゲーム”と呼ばれるゲームの勝敗が全てを決める世界。異世界にあっても特出した能力を持つ“問題児”達は様々な理由から、弱小ギルド“ノーネーム”に力を貸し、魔王を倒す事を決意する。
 チート能力を持った主人公3人が異世界の世界を舞台に所狭しと暴れまわる爽快感がたまらない!3人とも、ただ“問題児”なのではなく、様々な理由から元の世界で本気を出しきれなかったり不幸な境遇にあったり鬱屈を感じたりしており、過去の体験を引き金にした彼ら自身の信念に正直な姿が好感持てる。特に、3人の中でも更に特出した能力を持つ少年・逆廻十六夜の過去から現在に至るまでの物語が最高でした。常に「本気」を出す事を制限され、世界を愛した故に自ら腐って生きる事を決意した少年が自分の本気を存分に出せる世界にやってきて、暴れまわる姿には色々な意味でニヤニヤがとまりません。

大間 九郎「オカルトリック」(⇒1巻感想 / 2巻感想
「玉藻、私と二人で、幸福になろう」
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 狐憑きの少年“玉藻”は超絶美女でちょっと不思議な引きこもり探偵の“ねえさん”に愛されつつ(こきつかわれつつ?)、オカルト探偵の助手をやっている。ある事件をきっかけに、女子力高いテンション高い系メンヘラ・イソラと出会う。3人がそれぞれの愛と幸福を捜し求める物語。
 自ら消えたいと願った少年と、その少年を護ろうと必死になった“狐”の奇妙な物語。過去話から透けて見える玉藻とねえさんの共依存関係がおいしすぎる。あと玉藻の非処女主人公という設定はもうちょっと売り出してもいいとおもいます!!読み終わってみれば愛と幸福を追い求める登場人物たちの熾烈な生き方が焼きつくかのような、不思議な読み味の物語でした。しかし、色々な意味で物語内のインパクト大賞を選ぶなら最強メンヘラ・イソラたん以外になにもない感。

かじい たかし「僕の妹は漢字が読める」(⇒1巻感想 / 2巻感想 / 3巻感想 / 4巻感想 / 5巻感想
妹こそが、文学だ。
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 萌えで支配された23世紀。漢字は退廃し、文字はひらがなだけになり、文学界では実妹派か義妹派かがアツく議論される未来の日本に住んでいるイモセ・ギンは憧れの作家オオダイラ・ガイの家を訪問する。その先で21世紀の日本に飛ばされてしまって!?義妹に実妹、年の離れたロリ妹にロリジジイにおっぱい担当の21世紀ヒロインに囲まれて、23世紀で作家を志す少年が少しずつ成長していく物語。
 1巻の頃は主人公の空気読めない発言にイライラしたこともありましたが、そんなギンが過去の人類や未来の人類をはじめとした様々な思想を持つ人間と出会い、ゆっくりと成長していく課程が大変美味しかった。文字文化が未来に向かうにつれ少しずつ簡略・退化していくさまは微妙にないようにみえてありそうな気もして、SF小説としても大変面白かった。
 しかし、正直一番のみどころはそんなことよりクロハのフトモモだとおもうわけです。私はこれで黒ストに目覚めました!!


2013年に面白かったライトノベル7選

 大変遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 新年の恒例行事ですが2013年に読んだライトノベルから面白かったものをいくつか。試しに計算したら2012年の125冊からガクッと落ちて2013年は69冊しか本を読んでいなかったので控えめです。控えめですが色々思うところはあったので情熱はつめたつもりです。またお前その作品かっていうのも混ざってますが仕方ないんです諦めてください。

 巻数少な目のものから順不同。

和智 正喜「消えちゃえばいいのに」(⇒感想
  消えちゃえばいいのに (富士見ファンタジア文庫)
 祖母が死んだ翌日死神を名乗る少女から手渡された、100人の名前が書かれた名簿。この名簿に名前の書かれている人間達はこれから「自分のために」殺されるのだという。

 淡々と容赦なくシステマチックなまでに次々に死んでいく登場人物達と、それに対して殆ど感情を動かさずに受け止めていく主人公と、彼を取り巻く異常な愛の姿に理解できないものへの嫌悪感がすごいけどそれが良い。最後まできっちりと、救いの見えない終わりを貫いてくるのがよかったです。そしてラストのやりとりがどうしようもなく好きだ。

友野 詳「クレイとフィンと夢見た手紙」(⇒感想
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 届く事のないはずの手紙を届ける『郵便屋』のふたりが、つぎはぎだらけの世界のさまざまな人に手紙を届ける連作短編。

 MF文庫Jで男子ふたり表紙とか珍しい!!と大変不純な理由で購入しましたが、キャラクター達の掛け合いといい物語が進むに連れて明らかになっていく世界の謎といい、大変好みのお話でした。電撃文庫とかで一時流行ったちょっと不思議な連作短編系列が好きだった人なら美味しくいただけるかと。主人公コンビのやりとりが、とても好きです。

壁井 ユカコ「2.43 清陰高校男子バレー部」(⇒感想
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 東京に転校して数年ぶりに戻ってきた幼馴染の灰島はバレーバカになっていた。最初は興味本位で彼のバレー部活動に付き合い始めた黒羽は、次第に自らもバレーという競技の虜になっていく。ところが、とある一件をきっかけに灰島との関係がぎくしゃくしはじめて……。

 中学時代の歯車が噛みあいそうで後一息のところで致命的にかみ合わない感じがすごくもだもだするんだけど、その分高校時代編に突入してからの展開がアツい!黒羽・灰島を中心に様々なコンプレックスやトラウマを抱えた登場人物たちがそれぞれの形でそれを克服し、1つの強い「チーム」へとまとまっていく姿に胸がアツくなりました。バレーボールものというよりはそれにまつわる少年少女達の関係性を描いた物語なんだけど、スポーツに掛ける少年少女の熱い思いと成長と、それだけでは収まらない人間関係のあれこれがとても楽しかったです。

あざの 耕平「東京レイヴンズ」(⇒シリーズ感想
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 アニメ化に際して途中で止まっていたのを一気読みしたんだけど、とんでもなく面白かった!!あざの作品はスロースターター、と良く耳にしますけど7巻くらいから別物かっていうほどに面白かった。特に9巻での、これまでの巻でばら撒かれた伏線を一気に回収して行く爽快感はやばい。萌えと燃えの同時多発テロにもほどがある。

 序盤から冬児・春虎の悪友関係をずっとプッシュしているのですが、後半になればなるほどそういう意味での美味しい組み合わせが増えて言うというか、京子と鈴鹿とか、土御門親世代萌えとか、鏡vs大友とか、大友・木暮の親友コンビとか、大友と存在がネタバレなあの人とか、とにかく萌え(燃え)ポイントがたくさんあるのでヤバイ。アニメが盛り上がればいいなあと思いつつ、原作の新展開の続きを楽しみにしています。

裕時 悠示「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」(⇒シリーズ感想
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 去年に裕時悠示作品の一気読みをした時は「踊る星降るレネシクル」の方がむしろ好きだったんですけど、アニメ化の最中に出た6巻の破壊力がスゴかった!!真涼さんが可愛すぎて生きるのが辛い……恋に不器用どころじゃない彼女の生き方と、そんな彼女の頑なな心までも解かそうとする黒歴史ノートの破壊力がすごかった。来月、1年越しの新刊が出るようなのでそちらもとてもたのしみ。

 あと、6巻とはまったく別の意味で、6.5巻が凄かった。カオルはもうここまできたら最後まで性別不詳を貫いて欲しい。短編「カオルのカオリ」での性別不明な魔性っぷり素晴らしかったです。

和ヶ原 聡司「はたらく魔王さま!」(⇒シリーズ感想
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 正直ほんとうにアニメには期待してなかったのに、アニメの出来が半端なく良くて震えた「魔王さま」なんだけど、同時進行ででてた原作も凄く良かった!!天使勢の来襲からはじまった「エンテ・イスラ編」。庶民派ファンタジーなのに異世界いっちゃって庶民派分はどうなるんだろうと心配していたけど、そんな心配などどこふく風で異世界でもしっかり庶民ネタをぶつけてくるのが凄い。そして、ついに長年のわだかまりに決着をつけた恵美の心の動きが、とてもアツかった。

 思い返すと、2013年だけで4冊、BD特典含めると6冊出てるんですね。なんか色々な意味で、魔王さまイヤーだった気がする去年。次から始まる新展開も楽しみにしています。あと、アニメの2期も待ってる!!

井上 堅二「バカとテストと召喚獣」(⇒シリーズ感想
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 「またこれか」といわれようがこればかりははずすわけにはいかなかったんだ……!!長年追いかけてきたシリーズの、本編完結編。正直10巻ラストで長年の因縁の決着を3年生に邪魔されてからの展開には色々ともだもだする部分が多かったんだけど、そういう鬱屈をぶっとばしてくれる素晴らしい完結編でした。明久にきちんと相手を選ばせつつ、同時に選ばれなかった方にもまだまだチャンスはあるよっていう恋愛関係の決着のつけ方もとても好き。

 そして最後に手を取って逃げるのは雄二なんですね最後までナイス悪友ありがとうございます!!11巻で自暴自棄になった雄二を叱咤するわデレるわで再び立ち上がらせた明久と、12巻で茫然自失状態に陥った明久に自らは何も働きかけずに周囲に発破を掛けさせ、再起を信じてお膳立てだけは整えて待つ雄二という、正反対のようでどこか似たもの同士な反応が大好きです。

 残るは短編のみということで、もう12巻のようなアツい展開は見られないのかなあと思うと本当に本当に寂しいのですが、終盤では控えめだった「バカ」をもう一度見れると思えば、それはそれで物凄く嬉しい。井上先生の新シリーズも含め、今年の展開も本当に楽しみにしています。