ページ 105 | 今日もだらだら、読書日記。

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H+P(5) —ひめぱら—

 

「恭太郎さま!メインディッシュの準備ができましたわ!」港町ナトリアの館で、カタブツ侍少年・神来恭太郎を待っていた美味しい料理。それは、エリス作の豪華な刺身の盛り合わせだった。しかし、活きのいい魚の切り身が盛られた器は、船の形をしたベッドに横たわった半裸のエリス!?こ、これはいわゆる○○○○!?最強のご奉仕技が恭太郎に炸裂する!そんな彼に追撃が!!「メインディッシュを食べてくださいまし…」なぜ恭太郎の食事が、そんな嬉しい、いや悩ましいことになったかというと、カルタギア帝国からのある申し込みのせいで…。嬉し恥ずかしなハーレム・ライフは今度こそ限界ギリギリです。 (「BOOK」データベースより)

宿敵・カルタギア帝国との講和を受けて攫われていた2000人の王仕様たちが変換されることとなり、その際に本来他の国の人間である恭太郎は後宮を追われる…という話になり、その話を聞かされた下4人の王女様達が恭太郎を引き止めるため決死のラブアタック作戦を…!!というお話。

今回のテーマはギャップ萌え!というわけで甲斐甲斐しく恭太郎の世話をするしおらしいエリス、ギャップを見せようとSM嬢になりきろうとして別方面の才能を開花させてしまうレイシア、大胆にも公衆の面前で羞恥プレイに挑戦!で大胆さを見せようとするアルト、うってかわって大人の魅力と持合の純粋さで迫るメルル…と相変わらず頭の悪い(褒め言葉)エロが満載。しかし5人の「らしくない」大胆さはこのままでは後が無い…と思っての事なわけで、いつになく恭太郎のカタブツブリにもどかしさを感じてしまいました。素直に理由を話した方がオチる可能性は高かった気がするけど、それはそれで双方にしこりが残りそうだし、作戦に失敗して落ち込んでいる王女達の姿が痛々しい。一方、彼女達の作戦には参加しなかった第一王女・ユフィナも憧れのガイルーンと恭太郎の間で揺れ動いており…エロ増量ながらも端々からシリアスの雰囲気が漂ってます。

しかし、全作戦に失敗した王女たちがピコルから指示された最終作戦には思わず噴出してしまった。そういえば、確かに●●●禁止的なキマリがありましたね……開き直って恭太郎をモノにしようと迫る王女たちと、彼女達の大胆さに圧倒されて思わず襲撃も忘れて様子を見守ってしまう刺客達の興味津々な様子に大爆笑。

ラストは少しシリアスな終わり方でしたが、単にハーレム要員追加の前準備なだけという予感がしなくもなく…色々な意味で、次回に期待(笑)

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バカとテストと召喚獣7

 

嵐を呼ぶ召喚野球プレイボール!? TVアニメも2010年1月放送開始!!
これまで数々の恥辱(←自業自得)に耐えてきた明久とFクラスの面々。しかし、そんな彼らも遂に爆発!? 新学期早々の抜き打ち持ち物検査で聖典【エロ本】を没収され復讐に燃える修羅【バカ】たちは、体育祭の一競技、生徒VS教師交流野球で教師陣に直接恨みを晴らさんと誓うのだが……なんと競技は戦友【エロ本】を懸けた召喚獣野球に発展! パトス溢れる球宴の果てに明久たちを待つのは勝利か敗北か? 「このままだったらお前も死ぬぞ!」(by獲物先輩)熱闘激闘剛速球で贈る第7巻!(公式サイトあらすじ)

カラーページから15分くらい先に進めなかったんですが(真顔)
なにこの公式の病気具合ふざけてるの!つか実は明久雄二カップル疑惑に火つけてるの秀吉なんじゃね!?あと男子表紙は短編集で来るんだって私信じてる……いつまでも……夢をあきらめない……

というわけで、シリーズ第9弾は体育祭を舞台にF組の生徒たちが教師たち相手に召喚獣を使った野球対決に挑む、というもの。6巻のモノノケに引き続き召喚獣も野球仕様でお目見え。……というか、5巻ラストで出た「期末試験の成績如何で装備変更」って話はどうなったんでしょう?8巻こそ新装備のキャラクターたちがお目見えする…のかな?

召喚獣の強さによって球の威力や速さ、プレイヤー自身の速度が変わってくるので同じプレイヤー達がプレイしているのに幾通りのプレイスタイルを楽しむ事が出来る「召喚獣野球」のルールが普通に面白い。バカテスならではのバカバカしさ加減もしっかり残しつつ(特に姫路さん大活躍のくだりには笑いが止まりません)、限られた点数しか持たない弱小Fクラスがあの手この手で知略やルールの裏を突いて上位チームを打ち破っていく姿が爽快。特に秀吉が最終戦でやった隠し球には思わずニヤリとしたなあ。自分を偽るのが上手い秀吉ならではな技というか、明久と教師をも手玉にとって小悪魔全開な秀吉がとても可愛い。

バトルの目的からして3巻のようなバカ全開な争いが繰り広げられるのかとおもったら、終盤は雄二と翔子の関係がクローズアップされてきて、なかなか熱い展開に。普段Fクラスを牽引する雄二の不調で総崩れになりかけるF組と、雄二の不調を察してさりげなくフォローしつつ、一肌脱いで最後に発破を掛けて「主人公」の座を雄二に譲る明久がたまらなくかっこよかったです。いつもとはまるで真逆の役回りになった二人のやりとりが新鮮でした。

「うまく言えないんですけど、要するに——今日の主役は、僕じゃないってことです」

(本文 P322)


それにしても姫路さんは……どんどん女ムッツリーニになっていく気がするのだがこれで良いのか……黒い通り越して普通に変態と化しつつあるよね……誰か同人で姫路さんと明久の二人三脚描いて下さいもちろん性的な方向で。あと何故あなたは雄二にまで女装させようとしてるんですか。

あと秀吉が(無意識にとはいえ)普通に明久に嫉妬してたのにびびった…
ひ、秀吉さん……貴方だけは女子色に染まらないで下さい……

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生徒会の七光 碧陽学園生徒会議事録7

 

ようこそ、私立碧陽学園生徒会室へ!美少女役員四人+おまけ一人、生徒諸君のため、今日も汗水流して駄弁っております!!今回、ひとりの少女が己のこれまでの行いを悔い、宣言した。「ここは俺のハーレムでは、ありません」―衝撃だった。季節はうつろい、刻一刻と迫ってくる「その時」。だけど俺達は、私達は、現実から目を逸らしちゃいけないんだ。そして、少年…杉崎鍵は、ハーレム放棄宣言のみならず、さらに告げるのだった。「残響死滅…」と。気になるあの人やその人も登場して、ついに物語は動くか―。 (「BOOK」データベースより)

シリーズ第七巻。今回はまさかの残響死滅兄さん再登場(?)で私のテンションも地味に上がりまくりです。あと中目黒先輩は攻(聞いてない)

会長と杉崎の関係が小さな変化を見せたり、知弦さんの意外な一面が明らかになったり……と各キャラの意外な一面を垣間見た気がする1冊。純粋無垢な杉崎の義妹・林檎に次々と撃沈させられる生徒会メンバーにニヤニヤせざるをえません。そして三回目の「オールナイト全時空」は……地味に藤堂リリシアが可愛かったのですが!!あとラジオネーム「杉崎君大好き」さんは絶対に中目黒だよね!?

そんなこんなで、これまでの巻と同じようにいつも通りグダグダな生徒会室でのくだらない日常が描かれているのですが、時折聞こえてくる終わりの足音にドキっとなる。時が止まったかのようだった生徒会室にも確実に時間が流れており、生徒会という楽園の終焉である「卒業式」へと少しずつ彼らが向かっていることが突きつけられて、「ああ、この物語もいつか終わるんだな……」ということを否応ナシに自覚した1冊でした。短編集も含めるとまだまだ続くんだろうけど、本編はあと1?2冊って感じになるのかなあ。

エピローグ「卒業編」で杉崎へ、飛鳥が突きつけた言葉があまりにも重い。彼がこれまでやってきた事を全て否定するような、それでも彼の望む未来へと進むためには避けて通れない質問を敢えて放った彼女に対して、杉崎はどんな返事を返すのか。それでもハーレムを諦めないのか、それともたった一人を愛しぬく道を選ぶのか。「杉崎鍵らしい」返事が帰ってくることを、期待したいです。

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すべての愛がゆるされる島

 

太平洋の真ん中、赤道直下に浮かぶ、名前のない小さな島。そこには教会があり、神父とわずかな島民が暮らし、訪れるどんな二人も祝福され、結婚式を挙げることができる。同性愛、近親愛、不倫愛、そこではあらゆる愛がゆるされる―その二人が、ほんとうに愛し合っているかぎり。その島を訪れる、父親と娘。それから姉と弟。ある者は愛の存在証明のために。またある者は不在証明のために。様々なものを見失って渇いた者たちの、いのちと時間がその場所で交錯する―。 (「BOOK」データベースより)

愛さえあればどんな「禁断の愛」でも認めてもらえるという教会で、それぞれの愛の「存在証明」と「不在証明」を目指す二組4人の男女の視点から語られるちょっと不思議な島の成り立ちのお話。これまで読んだ杉井光作品のどれとも違う、しっとりとした背徳と愛の物語でした。とりあえず、杉井光というと「高いツッコミ技能を持つ主人公の一人称」みたいなイメージがあった(「火目の巫女」などは除く)ので、まず少女の一人称で始まった事にびっくり。こんなお話も書ける人なんだなあ。守備範囲広い。

「すべての愛がゆるされる島」と教会、そしてそれを取り巻く人々の過去や謎が明らかになっていくのとともに、一見全く関係がないように思える2組のカップルに少しずつ共通点が見えてきて、最後に思いがけない真実が明かされる……という展開が非常に面白かったです。終盤のどんでん返しは特に、全然思い当たっていなかったのでゾクっとなる。

ただ、個人的にはあまり好きな作風じゃなかったというか、正直いつもの杉井さんの作風のほうが好きだなあ…。

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冬コミ情報更新しました。

冬コミで発行する予定の新刊の情報を更新しました。無事入稿できました!
表紙画像とサンプルを掲載しましたので興味のあるひとは↓からどうぞー。

https://urara.tank.jp/log/eid1251.html

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彩雲国物語 黄粱の夢

 

劉輝の父、覇王・戩(せん)華の時代。愛憎渦巻く朝廷で、必死に生き抜く第二公子・清苑を搦め捕った陰謀とは!?(「鈴蘭の咲く頃に」)秀麗を支える天下無敵の二人組、燕青と静蘭。交わるはずのなかった彼らの運命が交錯した夏を描く鮮烈な中編(「空の青、風の呼ぶ声」)ほか、秀麗の父・邵可と母・薔君の宿命の出会いと命がけの求婚を描く、著者渾身の書き下ろしを収録!!すべての物語が現在につながる、究極&珠玉の外伝集。(「BOOK」データベースより)

読み飛ばしていたので順番左右しますが最新刊から1冊戻り。静蘭と燕青が「殺刃賊」を潰した時のお話をメインに邵可&薔薇姫の出会いを収録した番外編集。

静蘭と燕青に暗い過去があるのはなんとなくこれまでも幾度となく示唆されてましたが、予想以上に重たい展開にびっくりしました。特に静蘭の「小旋風」という渾名の由来がそんなことに起因するものだったとは……。

孤高の皇子時代に唯一の心のよりどころだった劉輝との心温まるやりとりにも、母・鈴蘭との悲しいすれ違いも印象的でしたが一番印象に残ったのは前王・戩華の意外な「父親としての」素顔ではないでしょうか。ただの「父と息子」に戻った彼と静蘭が一瞬見せた気の置けないやり取りが微笑ましいのと共に、彼等のそういう関係を許さなかった当時の状況が物悲しくもあり。

しがみついていた「皇子」としての立場を奪われ母を殺され「殺刃賊」に囚われ、まさにどん底状態の静蘭を引きずり出した燕青の方も、彼に負けず劣らずな深い闇を抱えていて……そんな二人が1000人の敵を前に背中を合わせた一瞬は思わず燃えた!!ツンツンした態度をとりながらも時々どこか自分よりも危うげな一面を覗かせる燕青を放ってはおけない静蘭の立ち回りにニヤニヤする。

二人にとってはあまりにも重い「過去」のお話でしたが、二人の一瞬ともいえる出会いが『その先』の人生を顧みようとしなかった彼等の生き様を変えた。そして再び別々の新しい人生を歩み、再びめぐり合うその様子はそれこそ「運命の出会い」だったといえるのではないでしょうか。別に静蘭×燕青の悪友関係萌えなんて思ってません、ちっとも思ってませんとも!!!

書きおろしの邵可と薔薇姫の出会い話も素敵。飄々とした邵可のフリーダム具合に翻弄され、だんだん彼のペースに引き込まれてしまう薔薇姫の姿と、ピントのちょびっとズレたやりとりにニヤニヤが止まりませんでした。いろいろな意味で最後に持っていかれた!!

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【告知】コミックマーケット77参加します。

無事コミケのスペースをいただけました!12月30日(2日目) 西ホール「み」18aになります。
ちょっとラインナップが増えてしまったので、目次を作ってみました。読みたいところに飛んでください。

新刊その1)「バカのおと バカとテストの再録本」
新刊その2)「とある性別への戯れ歌」
新刊その3)バカテス原作未読者向け(?)布教本 New!
既刊案内
オマケ New!

詳細・本文サンプルは続きを読むからどうぞー。
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彩雲国物語 暗き黄昏の宮

 

監察御史・紅秀麗が、任務半ばで姿を消した!その報は瞬く間に朝廷を駆け巡り、国王の紫劉輝は心を痛める。秀麗の安否は気になるが、一官吏の彼女を特別扱いできない。そんな王の心を汲み、側近の藍楸瑛は、密かに秀麗を捜すことを決意する。一方、秀麗と同行していた榛蘇芳が帰還。彼が語った驚きの事実に劉輝は絶句する。秀麗の身に危険が、劉輝の治世には暗雲が立ち込める!?人気シリーズ第15弾、怒涛の最終章開始。 (「BOOK」データベースより)

劉輝株大暴落(ストップ安/最安値絶賛更新中)の巻き

すでに読了済の人たちから噂には聞いてましたが、もうなんというか、秀麗や他の人の頑張りを片っ端から台無しにしていく劉輝がマジヘタレすぎる……もちろん、敵となる人たちがあまりにも一枚上手で…というのはあるのだけど、もう少ししっかりできないものなのか。これまではまだ「わかってないから仕方ない」みたいな部分があったけど、自らの言動が事態をさらに悪化させるであろう事を予感しながらもその場の流れに流されてしまう劉輝は、本当にヘタレとしかいいようが……

序盤に普通に乙女ゲーしてた頃の秀麗贔屓が今になってこんなにも大きく、取り返しのつかない過ちとして浮かび上がってくるとは……そしてその後もどんどん自ら再起の目を潰して行っていたという事実が、胸に痛い。彼らの行動が間違っていたとは思わないけど、もう少しうまく立ちまわっていれば…みたいなのはあるよなあ。気がつけば周囲は四面楚歌、こちらには切れる手札もなく、なすすべもなく翻弄されていく劉輝達が本気で哀れ。物語は最終章に突入ということですが、なんかもうバッドエンドしか道がないんじゃないかと思われてしょうがない。この道は本当にあの、1巻で示されたような輝かしい未来へとつながっているのだろうか。

普通の人間でも過労死しておかしくないような激務を続けてきた秀麗が、回復のために担ぎ込まれた縹家で僅かな静養の時間を得て、様々な選択肢を持ちながらも最後まで王の為の官吏であろうとする姿がかっこいいのですが、その努力をブチ壊しにしようとしているのが、その王本人というのがなんだかなあ…味方のはずの人たちにどんどん足元をすくわれていくのがなんともやるせないです。

次こそ、次こそはいい加減劉輝には本気出して踏ん張って欲しい……。

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魔王様げ〜む!

 

お家の事情で魔王ディンゴの討伐に出たものの、あっさり負けてしまった貧乏貴族の三男・レイモンド。そのうえ魔法をかけられ、美少女・レモンに変身させられた!?元勇者のなれの果てが魔王専属メイド。ディンゴのセクハラをかわし、メイド長のシゴキに耐え、男に戻る日を夢見るレモンだったが…。第1回メガミノベル大賞銀賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)

魔王に敗れた勇者が魔法で女の子の身体にされてしまって、魔王城のメイドとして働くことに……というお話。メガミ文庫の新人さん。

女の子に目が無いという女好きの魔王・ディンゴ様が変態という名の紳士でした。女好きが嵩じて魔界の統一を目指し、副官から召使まで全部女の子で統一し、倒した敵を魔法で女にしては傍に召し仕えさせ、女の子とイチャつくためなら普段はほったらかしの仕事も片付ける、とにかく原動力が「女」という一文字で出来ているであろうその生きざまが、あまりにも歪みない。

一方、そんな魔王のとばっちりで女の子にされちゃった主人公のレイモンド改めレモンちゃん。元・男としてのプライドやら感情やらでせめぎ合い、ディンゴの所業に理不尽なものを感じながらも、なんだかんだといって魔王城の一員として順応していく姿にニヤニヤしました。自分の身体がなかなか直視できなくて悶々としたり、元男だと知っているはずなのにあまりにも開放的な同僚のメイドさん達の態度に逆に慌ててしまったり…とTSお約束なネタも満載。そしてなんとか順応して来たと思ったらスパイ容疑を掛けられて……勇者として正々堂々と魔王を討ちたいというプライドや「好きでこんなことしてるわけじゃないのに」という理不尽さに苛まれているレモンの姿が印象的でした。

しかし、どんなにシリアスなシーンでも、やっぱりディンゴの行動原理には何かしらで女が絡んでくるので、イマイチシリアスになりきれない勢いが素敵。正しく頭の悪いラブコメで疲れた頭に大変美味しかったです。個人的に唯一残念だったのは、メイドさんたち同士でのやりとりや女の子になったレモンの心の葛藤が結構多くて魔王様との掛け合いが思ったよりも少なかったことでしょうか。次巻が出るならぜひとももっとディンゴ様にはレモンにセクハラしまくってほしいです。

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SH@PPLE?しゃっぷる? 7

 

巡りめぐって季節は秋。読書、スポーツ、…食欲の秋!最近元気のない一駿河さんのため、僕、淡谷雪国はせっせと総菜パンをデリバリー。そんな日々の中で、青美女学院は生徒会選挙の時期に。「会長」で無くなれば、舞ちゃんは安心して青美に帰ってこられ、入れ替わり生活は…おしまい!?「しかし、雪国さまはよろしいのですか?」と、さゆねさんは僕に問う。僕は…それで―いいわけないじゃないか!この想いを伝えるラストチャンスは、選挙後のダンスパーティーだけ。舞ちゃんは何だか怪しいし、古葉さんは家に押しかけてくるし、ドタバタ続きだけど、今度こそ。…オトコ雪国、キメます―。 (「BOOK」データベースより)

「入れ替わり」終了を前に、風雲急を告げるシリーズ第7巻。

前巻くらいから少しずつ不穏な匂いを漂わせていた様々な事項が一気に表面化して、とにかく翻弄される。舞姫が、雪国が、皆が「良かれ」と思ってやったことが次々と裏目に出て、悪い方向に転がっていく様子には本当にはらはらした。双子を叱咤する胡蝶の宮のかっこよさには思わずキュンとなったけど、まさか彼女の提案があんな結果を生んでしまうなんて……。

前半の舞姫とのやりとりをみるかぎり蜜の心に映っているのは雪国ただ一人だと思うのに、入れ替わりの事を知って自らの気持ちが判らず戸惑う彼女の姿が心に痛い。実際、蜜だって「女の先輩を好きになってしまった」という事実と向き合って、漸く心を決めた所でこのどんでん返しはないよね…。一度同性の先輩を好きになったんだ、と受け入れてしまった以上、そして雪国と舞姫の入れ替わりが頻繁に行われていた以上、「本当の舞姫」に惹かれてしまったかもしれない自分を否定する要素が無いわけで……ああ、もっと早い時期にこの誤解が解けていたら、と本当にやきもきする。

双子の入れ替わりの終わり、蜜の転校。蜜の想い、雪国の想い……と様々なものが絡み合って身動きが取れなくなった所でのこの引きは強烈すぎます!早く続きを!!

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