“日向 悠二” の検索結果 | ページ 3 | 今日もだらだら、読書日記。

キーワード:日向 悠二 (25 件 / 3 ページ)

吉永さん家のガーゴイル2

[著]田口 仙年堂 [絵]日向 悠二

数ヶ月ぶりに現れた怪盗・百色はテレビを通して宣言する。「私にとって、門番などハリボテと同じようなものだ」。…この台詞に最強の門番として対抗意識を燃やすガーゴイル。一方、依頼を受けてとある研究所の研究データを盗みに来た百色は、「超能力者」を名乗る少女・梨々とであって…
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不思議生物・ガーゴイルと吉永家のみなさんとそのご近所さんが繰り広げるホームコメディシリーズ第二弾。吉永家とご近所のみなさんの出番が少なめなのがちょっぴり残念な感じですが、今回は怪盗・百色と何故かそんな怪盗になついてしまった超能力少女のハートフルな触れ合いが描かれます。

1巻から変わらず、小市民的な感覚が光ります。特にやたらと気遣い満載の怪盗百色とガーゴイルの対決が素敵すぎ。「ご近所の味方」ガーゴイルと「怪盗紳士」な百色の息ピッタリなタッグの姿に緑茶噴いた。そしてガーくんの方も吉永家の門番としてますます小市民的な方向で精進しています。ビームで洗濯物取り込んだり、癒しビーム出したり。…うん、確かに間違っては居ない。間違っては居ないが…!!!

そんな怪盗百色が超能力を持つと言う少女を研究所から連れ出してしまい…最初は嫌々だった百色がだんだん吉永家の皆さんに感化されたりしつつ最終的には梨々を護る為に戦う、という姿に胸が熱くなりました。そして最後のシーンでまた頬が緩む。血は繋がっていないけれどそれ以上に強い絆で結ばれた2人(+α)の姿がとてもよかったです。ていうかデュラハンかわいいよデュラハン。最後に出てきたキャラクターステータス(?)に胸がキュンとした!!

…しかし、個人的には挿絵の使い方だけはもうちょっとなんとかしてほしかったかも…文中の余白に、半端にキャラのカットとか載せなくていいからちゃんと1P使った挿絵をもっと入れてほしかった。あのイラストの使い方は猛烈に萎えるなあ…。


吉永さん家のガーゴイル

[著]田口 仙年堂 [絵]日向 悠二

商店街の残り物ばかりを集めた福引で、アンティーク店の提供する3等賞を当てた吉永双葉。当たったのは犬の石像っぽく見える自称“門番”だった!?ゲームで見たモンスターの名前から「ガーゴイル」と名づけたソレのやたらと偉そうな態度に始めは反発していた双葉だけど、だんだん吉永家の一員として馴染んでいって…
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今月最終巻が出るよ!というときに今更手を付けてみたよ!不思議生物のガーゴイルこと「ガーくん」とちょっと変わったフツーの人々が繰り広げる下町人情系ホームコメディ。

なんかもう、頭を空っぽにしてのんびり読める作品の雰囲気が良いですね。最近小難しい作風のラノベが増えましたが、これは正しい意味で“ライト”ノベルでした。ガーくん回りは色々と不思議的な設定がありそうだけど、基本的にはご町内の中で収まってしまう物語の「小ささ」が逆に心地良いというか、そんな不思議設定が違和感無く馴染んでしまう「狭い」ご近所の懐の「広さ」が素敵でした。

色々と常識の規格外な存在であるガーくんが、紆余曲折ありながら少しずつ吉永家及びご町内の皆さんと仲良くなっていく姿に、自然に頬が緩んでしまう。最初ガーくんに勘違いされて追い払われて怖がってた新聞配達のお兄さんが、物語の後半ではガーくんに朝刊の内容を解説してあげてたりするの。一方ガーくんも最初は吉永家だけを機械的に護る事を考えていたのに、いつのまにか町内の正義の味方的な存在になっていく。もーなんか、ほんと読んでいてほのぼのしてしまうお話でした。なんていうか、読み終わったとき暖かい気持ちになれましたね。癒し系というか和み系。

気になる点というと、双葉と和巳の性別が中身と逆転しているのにイマイチ違和感感じたくらいかなぁ。喋り方もグラフィックもまんま女の子な和巳は普通に姉でよかったんじゃないかとか…基本的にまっすぐストレートなつくりの物語なのにそんなところだけ奇をてらわなくてもいいのになあ…とか思ってしまいました。男勝りな妹の方は中盤くらいで慣れたので、今回は兄貴が基本的に空気だったからそう思っただけかもしれないけど。性別不詳キャラスキーとしては、2巻以降のお兄ちゃんの活躍のこっそり期待。


ガーゴイルおるたなてぃぶ3

[著]田口 仙年堂 [絵]日向 悠二

「ミズチ」と対決する事を決めたひかる達。しかしそれには当然先立つモノが必要で……そんな彼女の元に天成会の親分から依頼が舞い込んでくる。その依頼とは、今をときめく"怪盗百色"からとある宝物を護衛してほしいというものだった。逸色ビルの面々とリゾート気分で親分の持つ豪華客船に乗り込んだひかるたちだったが…
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本家「吉永さん家のガーゴイル」側から怪盗式&デュラハンコンビが登場だよ!なシリーズ第三弾。今までも東宮天祢やヒッシャムがちょくちょく出てきてはいましたが……あーやっぱり見てて和みますよね、デュラハン(!?)梨々たんも可愛いけど梨々たんよりもデュラハン可愛いよデュラハン。『ルルル』って言われるだけで無条件に和まざるをえない。

ふとした行き違いからデュラハン&白色vsガー助&カンジコンビが激突する羽目になるのですが、「吉永さん家の?」の方ではどっちかっていうと2巻でガーゴイルに敗れて以降は雑魚キャラポジション化していたデュラハンの強さに改めて驚きました。…いや、こんな強いキャラだったんだねデュラハン……本編とおるたのパワーバランスの違いがハッキリと出ていて面白かった。正しい意味でひかる&ガー助ペアは「レベル1」なんだなあと。まあその後、狛を相手に共同戦線を張ったデュラハンは実にいつも通りでちょっぴり安心しました(酷)。

ミズチ側は遂に黒幕が姿を見せて、本編終盤並みのエグい展開に。まあぶっちゃけ誰が黒幕だったかは本編を先に読んでしまったので知ってるんだけど!しかし、2つの「ガーゴイル」シリーズは見事に全ての『悪』をこの男一人に集約させてるんだな。本当にこれだけ沢山キャラクターが居て、それでも彼以外に根っからの悪が居ないというのはある意味凄い。まあその唯一である彼も、本編ラストではだいぶ「ご近所時空」に毒されてましたが…。

ラストでひかるが「ラーの天秤」を大幅パワーアップさせて、ミズチとの戦いは痛み分けに。さてさて、「あの人」の最期はガーゴイル本編で語られている訳なのでおるたでは決着つかないわけだけど、あと1冊どうやって蹴りをつけるんだろう?今回ラストで怪しい動きをしていたあの人がラスボスか?残り1冊、楽しみにしてます。

…まあそれはとにかく、私としては遂に逸色ビルの臨時メンバー(?)に仲間入りしたお七婆さんにニヤニヤせざるをえないわけですよ。もうおばあちゃんは和み要員としてこのままずっとひかるの家にいついちゃったらいいとおもう!!!


ガーゴイルおるたなてぃぶ2

[著]田口 仙年堂 [絵]日向 悠二

父親の秘書をやっている西川から、「ラーの天秤」というアイテムの正体を突き止めて欲しいという依頼をうけたひかる。また古科学者がらみの事件だと推測を立てたひかるは彼らの足取りを追うが、その先で再び喜一郎と出会う。しかし、そこに古学者達はなった追っ手が現れて!?
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「ガーゴイル」の世界と並行して、新米錬金術師・ひかる&ガー助と古科学者達の戦いを描く番外編シリーズ第二弾。1巻から続いてバトルメインの展開ですが、1巻で感じたもにょもにょ感は少しずつなくなってきて、だんだん面白くなってきました。

古科学者達が作り出し、刺客として放った動く人形・狛が可愛い!無感情な暗殺人形タイプの少女かとおもってたら、少女漫画が大好きで負けず嫌いでガー助に張り合おうとする姿がとても可愛かった。何かと少女漫画の出来事を基準にしようとする姿がまた微笑ましくて、特に「月に代わって仕置きする」にはシリアス場面なのに噴出してしまった。「妖刀メイクアップ・シャドウ」もやはり同じ作品が元ネタだよね?

1巻ではただ「悪い奴ら」としか描かれなかった喜一郎以外の古学者達の、普通の人間としての一面が見え始めたのも良かったかも。お七婆さんの行動についてはちょっぴり不可解な気もするんだけど、きっとこの人の描く物語なら素直に「実はいい人」説を信じていいんだよね!?って気分になる。彦左衛門を巡る杉田とひかるの会話のやりとりも好きです。敵対してはいても、もう憎み合ってはいない。「悪い古科学者」を憎んでいても「杉田さん」や「お七婆さん」自身は憎んでいない、という微妙な構図が面白い。あと何よりもひかるたちに感化されて、良い方向に変わっていく喜一郎が素敵です。「ガーゴイル」側で登場したときの喜一郎の姿を知っていると、特に感慨深いところがある。喜一郎かわいいよ喜一郎。

ただ、「私たちはガーゴイル程万能じゃない、でも仲間に助けてもらって、その絆の力で勝利する」って言ってる割にはやはり味方側のキャラクター立てが薄いのが気になるんだよなあ……今のところ千秋くらいしかキャラとして目だってないので、なんか仲間達がジャストタイミングで駆けつけてきてもいまいち感情移入できないというか、どこか舞台装置的なご都合展開を感じてしまう。敵のほうがよほどキャラ立ちしてるってのがまたなんだか……

とりあえずお七婆さんや杉田さんの味方フラグに期待しつつ、そろそろ物語の焦点をバトルではなく一色町の仲間達に当ててくれてもいいんだぜ?とか思いつつ、続きを読んでいこうかと思います。


プロットディレクター


[著]中里 融司
[絵]日向 悠二

 
面白かったのか面白くなかったのか凄い微妙…。

個人的に「組織なんだけど実は学校のクラブ活動」とかはっちゃけた展開は面白いと思うんですが
主人公たちの「普通の人間じゃないっぷり」があまりにも壮絶すぎてびっくりさせられたのは確かなんですが
正直、作品からそこはかとなく漂う超日本人至上主義みたいなのが…・。

アメリカ人のすぐに他の民族の扮装に首を突っ込んじゃうようなおせっかいな考えが良いなんて思わないですし
ネオナチの人々の自民族至上主義もどうかと思うんですけどね、
この作品に出てくる人々の日本人至上主義っぽいのも相当だよ…

そして敵の節操のなさといったらないんです。
日本を神の元統一するだの他民族を「野蛮な白色人種」、ヒロインを「下等生物」など、散々下げずんでおきながら
どーして目指すのはムー大陸復興で使うのが神話オデュッセイアに出てくる巨人なの?
そこまで日本万歳するなら日本神話からネタ取って下さい。

主人公と「カスタムキューカルテッド」を結びつけるために、悪役をより悪役らしく書いたというのは多少あるとして
それにしてもあまり気分のよくなるものじゃなかったです。
そしてアメリカ軍との戦闘シーンは良くも悪くも「電撃的な」グロさが健在でした(笑)

なんだか、色々頭がクラクラした作品でした。
作品自体は面白いのに、この偏りまくった他民族排他思考が全てをダメにしている気がするよ…。

その他の部分は割りと面白かったです。多少テンポ悪いかな、とは思ったけど。
主人公達の設定も変わってて面白いし(麟ちゃんが特に可愛かった)
↑のような思考が気にならないならオススメの作品です。