STEINS;GATE─シュタインズゲート─ 円環連鎖のウロボロス(1) | 今日もだらだら、読書日記。

STEINS;GATE─シュタインズゲート─ 円環連鎖のウロボロス(1)

   
原作
5pb.×ニトロプラス

秋葉原の地を舞台に、狂気のマッドサイエンティスト「鳳凰院凶真」…を自称する厨二病大学生、岡部倫太郎の時空を超えた物語が始まる。過去に送信できる「Dメール」が引き起こす、原作ゲームと似て非なる世界線の目撃者となれ!―ああ、すべては「運命石の扉」の選択のままに。―エル・プサイ・コングルゥ―。発売以来、絶賛と熱狂をもって迎えられた想定科学ADV『STEINS;GATE』が小説として再臨。(「BOOK」データベースより)

個人的お気に入り度数

Xbox360で発売されたADV「シュタインズゲート」のノベライズ。原作はクリア(というか実績1つ除いてコンプ)済み。

原作の展開に忠実なノベライズ、かとおもって読んでいったら少しずつ行動によって引き起こされる「結果」が変わっていって、その違和感にゾクゾクする。最初は小さな違和感だったのが段々大きくなっていって……フェイリスがDメールを送るくだりでは予想外の展開に呆然とした。

基本の展開は原作に忠実にChapter6の途中のあそこまでなのでPC版を買うかどうか悩んでいる人はとりあえずこれを買って気になったらノベライズ後半を待ちながらPC版をプレイするのもアリかも。フラグをじっくり立てていって、お膳立ては整ったさあフラグ回収するぞ!とトリガーを引いた瞬間に終るようなものなので多分これ、原作未読で読んだら居ても立ってもいられなくなりますよね…ニヤニヤ。

同時に、前半でたてられたフラグの内容が結構変えられているので当然解決法も変わってくるはずで……原作プレイ済の人でも(帰結する場所は見えていても)先が見えないという展開がニクイ。ちょっと分厚い上に序盤は大体原作と同じ展開なのでハードル高いかもしれませんが、原作プレイ済の人でも新しい気持ちで楽しめる内容になってますので、オススメ。

しかし「知りすぎた」のメールはやっぱり添付画像がないとインパクト薄くなるなあ……。

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