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空色パンデミック2

[著]本田 誠  [絵]庭

あの結衣さんの「劇場型」発作の日以来、僕は確信を持てずにいた。僕の彼女への好意も、彼女の空想の産物なのかもしれない―。そんなある日、教室で今井さんという子に突然声をかけられた。「あなたに話がある。私の名はブーケ・ザ・ボマー」新手の空想病患者?もう本当に勘弁してほしい。だが彼女がもたらした世界改変をめぐる真実に僕は驚愕する。そして再び世界の命運を賭けた戦いが始まった!狂騒と純真の「ボーイ、ミーツ、空想少女」第2巻。 (「BOOK」データベースより)

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発作的に自らの空想の世界の住人になってしまう「空想病」の少女・結衣と彼女に気に入られてしまった普通の高校生・景が繰り広げるボーイミーツ「空想少女」第二段。今回は前巻からの続きで、解決していた結衣の「空想病」による影響が実は未だ現実世界に影響を及ぼしていて、景は再び世界を救う為水面下で奮闘することに……というお話。

前巻以上にどこまでが空想でどこからが現実か判らないお話になってきました。最後でキレイにオチはついたけど、「実はやっぱり●●でした」ってオチにはなったもののどこまでそのオチで解釈していいのか全く書いてない!読んでいる側からすると同時に物凄く煙にまかれた感が否めませんでした。いえ、この煙に巻かれる感じこそがこの作品最大の魅力なわけですが。

こんな、空想と現実の境界線がつかめない状態で結衣への恋心が「結衣自身によって強制されたものではないか」と不安になってしまう景なのですが、そんな景の不安を打ち払うような森崎との会話が凄く良かった。1巻のエピローグから、森崎はマジでいい男すぎる!!「俺に構わず先に行け!!」なやりとりも好きなのですが、「その方がかっこいいじゃん」な理論展開にはとてもにやりとした。

そしてまた最後の一行で爆弾が投下されてるよ!!とりあえず3巻も凄いらしいので楽しみです超楽しみです。

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