俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる | 今日もだらだら、読書日記。

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる

 

妹みたいな可愛い幼なじみ・千和。「絶対やだ!やだやだっ!あんたなんかが彼とつきあうなんてぇっ!」銀髪お嬢サマな帰国子女・真涼。「あら、幼なじみごときにそんな決定権があるのかしら?」―おお、どうしてこうなった!?俺は平穏な高校生活を望んでいたのに、真涼と“秘密”を共有したためムリヤリ彼氏にされてしまった!ヤキモチを爆発させた千和が叫ぶ。「あたしだってモテてやるもん!」何かを企み、真涼が微笑む。「では私達がサポートしますね?」千和の彼氏作りになぜか協力するハメになった俺の運命やいかに!?―。 (「BOOK」データベースより)

個人的お気に入り度数

 とある「他人には話せない事情」からかなり強引にクラスでも有名な美人の真涼と付き合う羽目になってしまった。それを聞いた幼馴染の千和が対抗して自分も彼氏を作る、などと言い出す。真涼の計らいで千和に彼氏を作らせるべく謎の部活を結成したんだけど……というお話。

 もっとガチで三角関係なラブコメかと思ったら予想以上にコメディだった。むしろギャグだった。中二邪気眼ポエム朗読は……マジ腹筋にクリティカル入るから……やめ……いややめないで……(ビクンビクン)

 真涼にはなんか色々と裏がありそうだし、千和や鋭太も決して明るい出自というわけではないんだけど、それは置いておいて気持ちを軽くしてさらっと読める。この軽さは好きだなあ。ラブ分も無いわけではないけどやや薄めで……というかラブ度は低いのに三角関係火花バチバチ度だけは半端無いあたりが、個人的には大変好みです。あと一歩間違えるとあとがきで言ってたような何かの方向に突入しそうな危ういバランスを感じたけど、なんだかんだで3人がお互いの事を嫌いあってなくて表面上は火花散らしてても仲良くしてるのが微笑ましい。

 ……それにしても、確かに火花を散らしているのは彼女と幼馴染だけど、フラグ的には「俺の彼女と幼馴染と親友がフラグすぎる」だと思うのは私だけでしょうか。カオル君から……濃厚なフラグ臭が……する……。「親友だからね」とかやたら強調してきたり、あのタイミングで「モテるのに彼女いない」とか「(自分以外)のことが好きとか」とかいう主人公の地文が出るのはどう考えてもフラグだと思うのですがどうなのそこんとこくわしく!!!

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