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やましいゲームの作り方

[著]荒川 工  [絵]nauribon

「人生はゲームだ」そんなセリフをどこかで聞いたことがある。ゲーム制作を生業としている俺には、ある種味わい深い。俺の人生は、といえば結構いいかげんだったわりには、イージー寄りのノーマルだった。過去形なのはエンディングを迎えたから。現在、自分の葬儀の真っ最中。だけど明らかにおかしな点があって…俺はどこに出しても恥ずかしいアラウンドフォーティ、略してアフォのおっさんだったんだが、なぜか今はティーンエ―あ、息子が『身体を返せ』と叫んでいる。予想外の展開から始まる新感覚のPCゲーム業界物語。 (「BOOK」データベースより)

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 息子を庇い、交通事故で亡くなったエロゲライターの龍介。ところが何故か息子の忍の身体に乗り移ってしまっていた。息子の身体を使い、訪れた元職場で結果的に途中で投げ出す羽目になった仕事がのっぴきならない状態になっているのを知った龍介は忍を説得し、彼の身体を使って投げ出してしまった残りのシナリオを書き上げようとする。

 もうちょっとエロゲ制作側に物語の荷重が傾くものかとおもったら、学園生活部分もかなりおおくて、半々な感じ。とある事情から父親の仕事にどうしてもいい感情を抱けない忍が父親の仕事を直接見ることで少しずつ考えを変えていくのがとてもよかったです。クライマックスでの言葉には震えた。

 エロゲ制作側にも様々なドラマがあってそちらも凄く面白かったんだけど、学園でのあれやこれやとエロゲ制作部分の両方に同じくらいの比重が置かれているせいかどっちも若干盛り上がりに欠けるように感じました。いや、どっちにもちゃんと見せ場はあるし、すごく面白い展開だったんだけど……うーん?

 実は大の○○○好きっぽいヒロインや、龍介いつ成仏するんだとか、色々と美味しい所は続編でという感じなので、続刊を楽しみにしたいとおもいます。

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