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マキゾエホリック Case1 転校生という名の記号

[著]東 亮太 [絵]Nino

数々のトラブルに巻き込まれ、転校を繰り返した高浪藍子。彼女が新しく転入した私立御伽学園1年乙組は巫女やメイドや暗殺者、超能力者にマッドサイエンティストに勇者などなど…一筋縄では行かない奇妙な面子ばかり集められたクラス。しかも転校初日から彼女の転校データが消失していきなり退学の危機に…!?
 

ひたすらキャラクターが多すぎて初っ端から混乱。
とにかく凄く沢山の曲者が居て、それら全員がライトノベルで主役はれるような面白設定満載、というのは判ったけどその設定を前に出そうとし過ぎてキャラクターを大量に投入しすぎ、メインキャラクター以外のキャラクターは総じて影が薄く登場してきた半数が「それで結局この人ダレだっけ?」という状態のまま読み終わってしまった…

投稿作の時はまだしも、続編モノとして発刊する予定が最初からあったみたいだし、7人くらいは登場するキャラクターを減らしてしまっても問題が無かったのではないかと思うのです。主人公周り4人+弥生・優・孝助&アヤカ・凛(後は敢えて挙げるならネグ)の8人くらいにキャラクターを絞って後はある程度存在だけ示唆させておいて続編以降的を絞っていく、くらいの方が読みやすかったのではないかと。始業式の一件だけでも「乙組の凄いクラスメイトがこっちにも!あっちにも!!」をインパクトとして強調付けるには充分な気がします。

そんなこんなで、中盤以降の少しずつ謎が明かされていく辺りまで来るとかなり面白いと思えたのですが、そこに至るまでが非常にタルい。キャラクターの名前が出るたびに前のページに戻って「こいつはどこにでてきたどういうキャラだっけ…」とやらないといけないので物凄くテンポが悪い。判らないものは判らないと割り切り、放置して先に読み進むと意味が判らない…読み終わるまでに5回は睡魔に敗北しました。

っていうかいっそのことクラスメイト全員の記号をいきなり明かしてくれればある意味判りやすかったかもしれないのに。

中盤の大体メインの登場人物が確定してくる頃になると普通に面白かったので、一応の顔見せが終った続編以降に期待って感じでしょうか。クラスのメンバーを“記号”化して、それが謎解きの部分に関わってくるって言うのも面白いと思いました。ただ、正直1巻を読んだだけでは他の積読本を消化してまで続編を読みたい、という気分にはあんまりならなかったです。

とりあえず、続編は積読してる本が片付いた後にまた読みたいと思ったら…かなぁ。

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