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二年B組の一存

[著]葵 せきな [絵]狗神 煌

鍵と深夏の在籍する2年B組に転校生がやってきた。ちょっと気の弱そうなその少年の名前は『中目黒』といって…!?深夏の妹・深冬の書いた創作BL小説との奇妙な一致に恐れを抱いた鍵は、極力中目黒と変なフラグを立てないようにしようと心に違うのだが…
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「ドラゴンマガジン7月号」付録でついてくる文庫型の短編冊子です。普段雑誌は買わないし買っても感想なんかはかかないのですが、中目黒くんと聞いたら買わないわけにはいかないじゃないか。

というわけで真冬が書いたBL小説で鍵とカップリングされていたオリジナルキャラと同じ名前を持つ転校生・中目黒くんの視点から、教室での杉崎鍵とその友人たちの日常を描く番外編。生徒会役員である鍵と深夏はもちろん、高飛車アイドルでテンプレすぎるツンデレ言葉を駆使する姉・巡と超微妙な能力しか使えない超能力者の弟・守の通称「宇宙姉弟」がゲストキャラとして登場。いつも通りのおバカなツッコミ漫才的ノリを繰り広げつつ、中目黒くんがあちらの世界に目覚めていく過程を描きます(違)

BLフラグだけは立てるわけにはいかない…!と決意するものの結局悩んでいる人を見ると放っておけない鍵の「良い人」っぷりは健在。というか短い中に鍵の魅力がぎゅっと凝縮されたような一本で、鍵は俺の嫁 鍵ファンの私としてはコレだけの為にドラマガ買って良かった!と思えるだけの価値はありました。ただ、シリーズ未読者は大人しく文庫版の1巻を購入した方が良い予感。2巻に登場する「中目黒くん」の正体を知らないと楽しめないネタですしね。

今回は超アグレッシブなツンデレ高飛車アイドル・巡さんの暴走のお陰で、普段の「生徒会」より盛大にテンション高め。薄い短編ですが5?6回は爆笑してしまいました。他作品のパロディっぷりもいつもより激しかったような…コードギアスネタが飛び出してきたときにはリアルで飲んでたお茶ふきだしてしまったよw普段、生徒会メンバーは鍵にそれなりの好意を持っていてもそれを決して表に出さないのが暗黙の了解のようになっているのでダイレクトに好意を向けてくる巡さんの存在は新鮮で面白かったです。普段の「生徒会シリーズ」のまったり具合より、某「バカとテストと?」のノリを髣髴したかも。

というよりも

「え、うそ、まって、そっちの方向には曲がらな……」


↑のセリフだけで「…バカテスパロ?」と思ってしまった私はさすがに脊髄反射しすぎですかっ!?

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