“暁 なつめ” の検索結果 | 今日もだらだら、読書日記。

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この素晴らしい世界に祝福を! 3 よんでますよ、ダクネスさん

 

駄女神とともに転生したカズマの異世界生活は、1年が経とうとしていた。「安定」を手に入れたい願いとは裏腹に、魔王軍幹部との対決、機動要塞デストロイヤーの襲来と慌ただしい日々が続き…。そんなカズマは今、国家転覆罪の容疑を掛けられ裁判所の法廷に立っていた。自信満々なアクア弁護人が立ち向かうが健闘むなしく裁判は判決を迎える。「判決は、死刑とする」…俺、また死ぬの!?

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街にやってきた機動要塞デストロイヤーをなんとか撃ち落としたカズマ達。これでギルドからの報酬で借金生活脱出…と思ったのもつかの間、デストロイヤーを無力化した際に使用した転送魔法で領主の館を破壊してしまっていたことが発覚。一転して、巨額の借金と反逆罪の疑いを背負う羽目になってしまう。カズマの運命が掛かった裁判の日、現れた領主はダクネスのことを知っているようで……?

キャラは濃い割に影の薄かったダクネス回。

そんなわけで2巻から色々とフラグを立てていたダクネスの素性が明らかになったり、そんな彼女がお見合いをさせられたりするお話。ひどいことなら何をされても悦んでしまうダクネスが人格者の男性・バルターと結婚するのは果たして彼女にとって幸せなのだろうか…などと考えてしまうんですけど、そういう「建前」を全面に出しつつも一貫して自分の利益の為だけにダクネスを嫁にやろうとするカズマさんの歪まぬクズっぷりが清々しかった。これは紛うことなきクズマさんですわ。

それにしてもプライベートのウブでネンネなダクネスを見ていると性的に無理やりな展開は普通に嫌がりそう。ところであの領主が人格者の息子との見合いを勧めてくる理由がとりあえずうちの子にしてから寝取ろうとしてるとかそういう発想しかできないんですが、そう思ったの私だけじゃないよね?

身体が奪われても心までは屈しないぞ!!(ビクンビクン

そんな彼女がひょんなことから魔王軍の幹部・バニルに憑依されてしまい…からの展開が面白すぎてめちゃくちゃに笑ってしまった。身体が乗っ取られても普通に同じく力割り込み会話で参加してくるダクネスさん面白すぎるんですが、めちゃくちゃ冷静に考えるとそれだけの大物に乗っ取られてるのに普通に会話してくるダクネスって普通に「強い」んですよね。

痛みにも屈しないし大悪魔に対抗できるだけの強い精神力を持ったクルセイダーって本当に…本当に……残念な性癖と攻撃が当たらないという欠点さえなければ……!!(袖を拭う)

最後のアレはフラグでは……ない!?

それにしてもラスト、バニルを倒して普通に1巻でアクアが街を壊したときと2巻の領主の館を爆破した分の借金を返して余りあるほどの大金をゲットしてしまったのは何の罠ですか!?これはまた最後にそれ以上の借金が帰ってくるオチだとばかり思っていたのですが……。しかしアクアの前巻での所業が今巻でフラグ回収されたりしてたし、4巻ラストでまた借金背負っている可能性は否定できませんよね。いやそれを期待するのもどうなんだ。

とにかく安定して面白かった。あとほんと、2巻も3巻も綺麗にオチがついていて上手いな…割となろう小説って書籍の縛りなく好き勝手に書いてるから1冊分で綺麗にまとまらないというイメージあったんですけど、前巻のめぐみん、今回のダクネス掘り下げとものすごく綺麗にまとまってるの印象的でした。

 

この素晴らしい世界に祝福を! 2 中二病でも魔女がしたい!

 

「…金が欲しいっ!」カズマは異世界で初めての冬を迎えようとしていた。本格的な冬に馬小屋暮らしは辛すぎる。生活拠点の確保が急務だ。そんなカズマに「屋敷に住み込みで悪霊退治をして欲しい」と願ってもないチャンスが訪れる。普段はポンコツ駄女神でも、こと除霊に関してはエキスパートのアクアがいるので、二つ返事で依頼を引き受けたカズマだったが…!?「小説家になろう」で人気を博す異世界コメディ第2巻が登場!

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冬までに馬小屋暮らしから脱却したい!と思ってはいるものの、前回アクアがこしらえた借金の返済でいっぱいいっぱいなカズマ一行。他のパーティとメンバー交換をしてみたり、一人でダンジョンに挑戦したり…冒険者としての毎日が続く中でとある屋敷に棲みついた悪霊退治の依頼を受けることになって!?

他のパーティに入ったカズマが有能すぎる件

パーティ交換で他のパーティに入ったカズマが有能すぎて笑ってしまった。1巻の時も思ったけど威力は高くないけど様々な初級スキルを使えてそれを使いこなせる頭脳があり判断力も高いカズマ、特に自分以外にメイン火力がいるようなパーティに入れるとめちゃくちゃ汎用性高いんですよね。

今回は迫りくる不死者を淡々とターンアンデッドしつつ女神的な包容力を覗かせるアクアや爆裂魔法の超絶火力で活躍するめぐみんの見せ場もあって、改めて彼らの「個々の」強さを思い知った気持ち。というかこのパーティメンバーときたらカズマを含めて能力は高いのに、組み合わさることで(普段は)平凡以下のパーティになっちゃうのがどういうことなんだよって感じなんですけど…いや彼らハマると強いんですけど…面白いからいいけどな!!

どこまでも重くならないコミカルな展開が超楽しい!

しょっぱなからパーティ交換の流れに笑い、カズマをふくむ男冒険者達の男子高校生的なドタバタにニヤニヤし、デストロイヤー設計者の日記で死ぬほど笑い…とにかく言及し始めるとキリがないくらいにテンポの良い展開でバンバン笑わされるのが純粋に楽しい。そして絶対そうなるとおもったー!という予想のさらにまっすぐ上を滑空していく感じのオチに更に笑ってしまった。いやあこれ絶対最後にヤバい場所を爆破してしまうエンドだと思ってたけど予想以上にヤバいところ爆破してません!?

意味ありげにフラグだけ立てていったダクネスが気になる

割とそれぞれに戦闘的な意味で見せ場がある中、お色気シーンと意味ありげなフラグだけたてていったダクネスが気になる。次巻は彼女メインの話になるのかな?

 

この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま

 

ゲームを愛する引き籠もり少年・佐藤和真の人生は、あっけなく幕を閉じた…はずだったが、目を覚ますと目の前に女神と名乗る美少女が。「異世界に行かない?一つだけ好きな物を持っていっていいわよ」「じゃあ、あんたで」ここから異世界に転生したカズマの大冒険が始まる…と思いきや、衣食住を得るための労働が始まる!平穏に暮らしたいカズマだが、女神が次々に問題を起こし、ついには魔王軍に目をつけられ!? (「BOOK」データベースより)

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若くして命を落とした引きこもりの少年・佐藤和真。死後の世界で女神アクアから特典つきで異世界転生させてもらえると言われたが、その女神があまりに煽ってくるのでキレてしまい、彼女自身を特典として異世界転生することにしてしまう。ところがこの女神、スキルは強いのになかなかのポンコツ。PTメンバーを募集してみても、やってくるのは1日1回しか撃てない大魔法しか使えない魔法使いやら攻撃の出来ないタンク職やら、変な奴ばかりで…!?

スキルは高いのにどこかポンコツなPTメンバー達と人並み以下のスキルでどったんばったんしながら冒険を繰り広げていく異世界冒険譚。使い所が難しすぎる仲間達のチート能力と微妙な運とちょっとした機転で切り抜けていく展開が軽快で楽しかった!俺TUEEするには微妙すぎて、頭脳バトルをするには浅はかで、運ゲーというほど運に頼れなくて…どの要素にも偏りすぎず、それでいてどの要素の美味しいところも総取りしていく展開に、ものすごいバランスの良さを感じる。

個人的にめっちゃ好きなのは最下級職である「冒険者」にしかなれなかったカズマがどんな職のスキルも極められないけれど取れることを利用して様々なスキルを習得し、それを小器用に使っていく所。転生特典を(アクアを引きずり込んだせいで)受けられていない彼が創意工夫でステータス上でのハンデを乗り越えていくのにすごくワクワクした。一応転職も可能とのことだけど、転職しないでこのまま微妙な器用貧乏キャラでいてほしいなこれ。

ギャグと言うほど軽くはないんだけどクスっと笑えて、キメるところではしっかり熱く締めてくれる物語に、テンポよくサクサク読める文章がバッチリ合っていて、とにかく読んでて気持ちよく読めるお話でした。楽しかった!これは人気出るのもわかるわ……。