“梱枝 りこ” の検索結果 | 今日もだらだら、読書日記。

キーワード:梱枝 りこ (12 件 / 2 ページ)

銃皇無尽のファフニール11 プリズマティック・ガーデン

 

ミッドガルへの侵攻を乗り切り、新しい生活を迎えた悠たち。そして学園に、キーリ、ヴリトラ、紫音、ジャンヌが転入してくる。新たな仲間を加えた学園生活は、ゲーム対決や浴衣でお祭りなど、とても賑やかなものになりそうだった。だが、平穏な日常は長くは続かない。様子のおかしいヴリトラ。彼女と深月の間に漂う不穏な空気。そして悠は深月からとある告白をされる。甘い余韻の中、悠が出した答えは―。「汝は既にこの“闇”と出会っているはずだ」それは終わりではなく始まり。加速していく終末への時計。もしもこの想いが偽物でも、このまま闇に呑まれたとしても、その手だけは離さない―。アンリミテッド学園バトルアクション第十一弾! (「BOOK」データベースより)

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その薄い本売ってください!!!!!
 ついでにどこからともなくロキ少佐の存在をリークしよう(提案)
 フィリルの腐女子設定、とらの特典小冊子であったなそういえば…。

 キーリ、ヴリトラ、ジャンヌ、紫音を正式な転入生と迎え、心機一転で送る学園生活メインの箸休め回というかイチャイチャハーレム回。前巻までが重かっただけにここぞとばかりに日常を謳歌する姿が微笑ましい。部屋割りの話とか、レトロゲームの話とか、年相応な彼女たちのじゃれ合いが見れるのに思わずにこにこしてしまう。

 9巻前後の展開で完全にハーレムルートに入ったと思ったんだけど、どちらかというとやはり「全員が家族になった」みたいな関係が近いのかな。要所要所で彼女たちの微妙な線の引き合いを感じて面白かった。どんな決断をしても最後まで味方で居てくれると断言するリーザは本当に良い女ですね。「全員を選んだ」けど、それとは別に「ひとりに決め」てほしい、という深月の言い分もなんかわかる。リーザとのやりとりも含め、ある意味それは彼女たちのすべてを背負うことになってしまった悠への精一杯の気遣いなのかもしれない。

 そして、ジャンヌちゃんの転入騒動に「わかるー」しか言えない女子校育ち。このタイプはほんとモテるからしかたないな……(女子校だと)。制服挿絵がおっぱい解禁後のジャンヌちゃんしかなかったのが大変に残念です。あそこの挿絵はもっとジャンヌが男子っぽい感じで、もっと悠とBLBLしててもよかったと思うんですよ……。

 そんな平穏な日常の裏で、前巻ラストから引き続き妹の深月を巡る不穏な動きが。事態を察したヴリトラが表向きの平穏を維持しつつ悠との接触を図ろうとするのですが……散々空回りしたあげく手に入れた少女漫画知識を元に謎のツンデレアピールを始めるのには噴いてしまった。頑張り所はそこじゃないwww

 それにしても、またラストがやるせないし、急展開過ぎて……メインヒロインは私もイリスだと思っているのでアレなんだけど、この流れでここからイリスエンドに持っていかれると深月が可哀想すぎるし、どうなってしまうんだ。今まで以上に最終的な着地点がわからなくなってきたなぁ。

 

銃皇無尽のファフニール10 インビジブル・サクセサー

 

ニブルによるミッドガルへの侵攻。その先鋒たる離反したアリエラ。迫り来るそれらの軍勢を、悠はイリスや深月たちとともに、学園長シャルロットを守るべく迎え撃つ。そして死闘の末、悠の前に立ちはだかったのは、彼の元上官にして、新たなる“英雄”―ロキ少佐だった。ぶつかり合う二人の信念。明かされる廃棄権能の正体。赤い霧の中、因果の果てに待ち受けるのは、全ての可能性を一色に塗り潰す必然か、それとも大切な存在を守れる強さか―。「―私は既に君たちを殺している。運命はもう、定まっているのだよ」背中合わせの誓いを胸に、希望という名の翼を広げ、定められた運命を切り裂いて―。アンリミテッド学園バトルアクション第十弾! (「BOOK」データベースより)

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表紙ありがとうございます(平伏)

 えっ主人公のはじめての表紙登場が元かr昔のおとk…元上司(♂)と一緒でいいんですか!?いや物語をちゃんと読めばなんというかこの2人が表紙なのは間違ってないなっておもうんですけど大丈夫!?ラノベの新刊売り場でこれが平積みになってるゾーンだけ異空間になってたけど大丈夫!?(錯乱)

 そんなわけでいよいよ“彼女”が率いる新生スレイプニルとの対決を経て、悠の元上司にして序盤からなんか訳知り顔だったロキ少佐との直接対決回。ロキ少佐との戦いは最初から最後まで嫌な汗が出る感じの展開だったけど、前巻があったからこその、ヒロインたちとの息があったバトルが熱かったです。また、“つがい”となったヒロインたちとの信頼関係とはまた違った、シャルロットと悠の友人関係というか、背中合わせの信頼関係がとても好き。

 灰のドラゴンや廃棄権能の正体が明かされたり、ファフニールの正体やらシャルロットやロキ少佐の能力・思惑が明かされたりで前巻から引き続き一気に物語の核心に踏み込んでいく巻でしたが、正直悠を“悪竜”に仕立てあげるまでの課程がものすごくいかがわしいとおもってすいませんでしたロキ少佐!!!直接対決といい表紙といい色んな意味で俺得感でしたありがとうございます!!キーリにライバル扱いされてましたしそのままヒロイン枠に収まっちゃえばいいんじゃないでしょうか!!!

 個人的にはキーリとティアの禍根が晴れたのが本当にほっとしたし、なんだかんだでティアが可愛くて仕方ないキーリが可愛くてしかたなかった。キーリに悪気がなさそうな雰囲気は前からあったので、ほんと和解できてよかった……。

 物語はいよいよ終盤、一段落したとおもったら最後の最後でまた大きな爆弾が振ってきて……どうなってしまうのかとてもハラハラするけど楽しみです。

 

銃皇無尽のファフニール9 セルリアン・エンゲージ

 

イリスだけでなく深月たちクラスメイトの竜紋も変色させてしまった悠は、他の“D”との接触を禁じられ、学園内で隔離されていた。悠のつがいになるか否か、それぞれの選択を迫られる少女たち。そしてついに、ニブルのロキ少佐が動き出す。“灰”のヴァンパイア―ミッドガル学園長シャルロットを討つために。差し向けられたのは、かつて悠とジャンヌが所属していたロキ直轄の特殊部隊スレイプニル。そして、欠けた破片を埋めるのは―。「―届けて」止められない想いと、止まらない運命の歯車。終わりの前兆と、終わらせないために叫んだ声。たとえ今、伸ばしたこの手が届かなくても、きっと―。アンリミテッド学園バトルアクション第九弾! (「BOOK」データベースより)

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 「あれ、これハーレムルートなの!?」とか言ってたんですけど今回は完全にハーレムルート確定の話だった。悠の古巣・ニブルとロキ少佐の手が迫る中、竜紋の変色が起こった少女達が悠と“つがい”になるかの選択を迫られるお話。

 ほぼ全員とこれまでの巻でしっかりフラグを立ててきていたのである意味形式上のやりとりという側面が強いのですが、ヒロインたちがそれぞれ悠とふたりきりの時間を持ち、お互いに納得の上で“つがい”になる姿には思わずにやにやしてしまうものが。それぞれの反応も可愛くてしかたないのですが、体面上の理論武装まで完璧にすでに考えてるフィリルさんが男前すぎて震えるしかない。最初は悠×イリス一択だと思っていたのでやや複雑な気持ちがあったんだけど、幸せそうな彼女たちの姿を見たら「悠なら幸せにしてくれるよ!!」っていうしかなくなってしまう。

 そして、ひとりだけフラグ立てきらずにハーレムルート入ったなぁと思っていたら……自分の望むものは手に入らないと諦めて、大切な人の幸せだけを願って去っていく彼女の姿が胸に痛い。幸せにしてあげて!!

 それにしても、かつて(ジャンヌ加入前)のスレイプニルが案外ほのぼの男子高校生ノリっぽかったのが衝撃すぎて、やっぱりニブル時代の悠の番外編が読みたいです。もっとこう、サツバツとしたお互いに会話のない人間兵器の集まりみたいなスレイプニルを想像してたらそうじゃなかった。おはようからおやすみまで(衛生回線で)暮らしを見つめるロキ少佐さすがです。

 

銃皇無尽のファフニール8 アメジスト・リバース

 

無力化された深月。変色してゆくクラスメイトたちの竜紋。そしてヴリトラにより明かされた、ヒトという種の根源に関わる情報―。それらに揺れる悠たちを、ニブルが竜紋変色者の処分のため襲った。なんとか退けた悠たちの前に、いったんは封じたはずの、篠宮都とクラーケンの子―クラーケン・ツヴァイがふたたび現れる。悠はジャンヌたちとともに戦いをおさめようとするが、説得はうまくいかない。さらに、戦いの中で、イリスに新たな変化が生じて…!?「モノノベは―あたしがどんな風になっても、嫌いにならない?」たとえ何が起きたとしても、きっとこの想いは変わらない。その手だけは離さない―。アンリミテッド学園バトルアクション第八弾! (「BOOK」データベースより)

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 “第二世代”クラーケン・ツヴァイは「つがい」にするひとりを選ばず、接触したDの少女達の竜紋を次々と変色させてしまう。大ピンチのなか、今度はロキ少佐率いるニブルが竜紋変色者の処分の為に動き出す。更に、赤のバジリスクを倒して『終末時間』を得たイリスにとある変化が起き始めて……。

 人を捨て“ドラゴン”へと近づいてしまうイリスと、クラーケン・ツヴァイに見染められてしまったDの少女たち。そして絶体絶命の状況での悠の覚醒。それぞれが人としてお互いを思い合うが故に、逆に人から離れていってしまう姿が印象的でした。最後にどうなるかを知っても、悠のために、仲間のために力を使うことを惜しまないイリスがかっこよくて可愛くて、その覚悟の重さに胸が痛くなる。

 遂に物語が唯一の“男のD”である物部悠の正体に言及して、いろいろな意味でただのDでないのはなんとなく解っていたけど予想以上の展開にびっくりというか、えっハーレムルートなんです!?(困惑) 序盤からハーレム化の兆候はあったものの最終的にはイリスエンドだとおもっていたのになんだこれどうなってしまうんだ……。様々な謎が明かされた話だったけど、それ以上に伏線がばらまかれた感じのするお話でした。

 事情を知っていそうなヴリトラ、学園長、そしてロキ少佐あたりがどう動くのかも楽しみ。特にロキ少佐の思惑が読めないよなあ……ひとのかたちをしたものを殺す能力である『悪竜』を悠に与えたのは偶然なのか、それとも全てを見通してのことなのか。続きがとても楽しみです。

 それにしても、いよいよ正体がバレてしまったジャンヌちゃんの取り乱しっぷりが可愛すぎて、死んだ。ジャンヌもロキ少佐によって集められた人間ということは何らかの能力を持っている……というか未覚醒のDかと思っていたけどそういう話ではなさそうだし、彼女が今度どのような役割を持たされていくのかも気になる。

 

銃皇無尽のファフニール7 ブラック・ネメシス

 

学園への帰還までの間、悠と深月の故郷に行くことになったブリュンヒルデ教室のメンバー。自らの秘密―記憶の喪失のことを深月に告白した悠は、“緑”のユグドラシルの支配権を得たティアの力により、ついに記憶を取り戻した。だが、そんな悠たちを、目覚めた二つの厄災が襲う。それは再臨した最初の竜災たる“黒”ヴリトラと、もう一つ、ヒトとドラゴンの新たな世代を紡ぐ存在で…!?記憶のヴェールは取り払われ、よみがえる想いがあふれ出す。ふたりが初めて出逢った、あの場所で―。アンリミテッド学園バドルアクション第七弾!(「BOOK」データベースより)

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 “緑”のユグドラシルを支配したティアからユグドラシルとの取引によって失われた記憶を取り戻すことが出来ると告げられ、戸惑う悠。そんな中、ミッドガルに帰還する前に悠と深月の実家を尋ねることになった一行は人間の姿をした2つの災厄と出会う。1つはダークマターにより少女の姿を模した“黒”のヴリトラ。そしてもう1つはかつて深月が討伐した“紫”のクラーケンのつがい・篠宮都から生まれた“第二世代”のドラゴンの少女。新たなる脅威だった。

 目下最大の敵とも言えたユグドラシルを打倒して目の前に見えていた問題が全て片付いたとおもいきや一段落する間もなく一気に畳み掛けてきたなあ。次々と明かされていく真実に圧倒される。しかし、宮沢所長は憎みきれないけどほんとろくなことしないな……。

 いざ記憶を取り戻せるという段になったら、自分の知らない記憶を持っている本来の「物部悠」は記憶を失った悠にとってはやはり別人である印象が強くて、記憶を取り戻した自分がどうなってしまうのか解らない不安に苛まれていく悠の姿が胸に痛かった。そんな悠を受けて、お互いに遠慮しあうイリスと深月のやりとりにもだもだするし、ティア・リーザ・フィリルをふまえた恋のさやあてにもニヤリとするし、一方でキーリやらジャン(ヌ)やら新たなフラグが乱立して本当にこれはどこのエンドに落とすつもりなんでしょう私気になります。かつて殺し合いをした仲であるキーリとリーザのやりとりが物凄く好きです。リーザいい女だ……。

 それにしても悠が黒のヴリトラと対峙した際、現れた『悪竜』は何だったのか。あれって一種の精神制御技術というか、意識して人格の切り替えていくような一種の「殺すための技能」だと思っていたんだけど、むしろヒトの形をしたものに対してのみ発動する「特定の存在を殺すための異能」なのか。悠をそんな得体のしれない存在へと育て上げたロキ少佐の正体含めてますますきな臭くなってきた。

 そして“第二世代”の持つ本当の特異性が明かされる衝撃のラスト。急展開に次ぐ急展開に本当に目が離せない。続きがどうなってしまうのか、とても楽しみです。

 

銃皇無尽のファフニール6 エメラルド・テンペスト

 

強まる“緑”のユグドラシルによる悠への干渉。これ以上の侵食を防ぐため、悠たちは東京にあるアスガルの研究所に向かう。そしてレンの父親でもある宮沢所長は、本体を破壊するだけでは倒せないユグドラシルに対し、悠が継承したフレスベルグの能力―“霊顕粒子”での攻撃を提案した。そのためには悠と高い上位元素生成能力を持つレンとの協力が必要になるが、ふたりの連携はなかなかうまくいかない。そこで、悠たちはみんなで遊園地に行くことになり…!?失われたコミュニケーション。たった一つの欲しかった答え。天才少女の心を開く鍵は―。アニメ化決定のアンリミテッド学園バトルアクション第六弾! (「BOOK」データベースより)

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 “緑”のユグドラシルの干渉を受け、大切な仲間に牙を剥いてしまった悠。学園長の協力により一時的に干渉を抑えることに成功はしたものの、干渉は少しずつ強まっていく。ユグドラシルを倒す方法を模索しながら日本へ向かうことになり……。

 ユグドラシルを倒すためにはレンと悠の協力が不可欠、ということでこれまで一歩引いたポジションだったレンとアリエラ、2人の事情に迫るお話。絵に描いたようなマッドサイエンティストであるレンの父親・宮沢所長がもう色んな意味でゲスいというかなんというか。それでいて物凄く回りくどい、娘への愛情が見え隠れするのがずるい。

 ドラゴンの存在をはじめとして物語の核心に少しずつ近づきながらの総力戦が熱い。ミッドガルでの様々な経験を経て、他者から押し付けられた使命ではなく自らの意志で、そして悠のことが好きな一人の女の子として「ドラゴンになる」ことを選ぶティアの強い想いに胸を打たれた。今回のレン・アリエラとのやりとりもそうだけどほんとこの作品はヒロイン達がみんないい子すぎるんだよ……。

 まだまだ明かされていない謎は多いものの前半でばら撒かれた伏線が集約して、みんなの想いを合わせて悠と因縁の深いユグドラシルを打倒する展開は思わず「いい最終回だった」と言いたくなる程の展開!もう途中からノンストップにぐいぐい物語の中に引き込まれる展開で、どんどん面白くなってくるなあ。

 そしてラストでティアが落とした爆弾。物語の中で度々描写されてはいたけど、物部の中では記憶を失う前の自分と今の自分は完全に別人なんだなと思い知らされる。記憶を取り戻さないままでいることは無いと思うんだけど、そのことがイリスや深月との関係にどんな変化をもたらすのか、楽しみで仕方がない。

 

銃皇無尽のファフニール5 ミドガルズ・カーニバル

 

フレスベルグ戦から帰還した悠たちは、学園祭を開くことになった。盛り上がるクラスの中、リーザはどこか浮かない様子。どうやら両親に婚約者を決めさせられるのが憂鬱らしい。そして、悠はリーザの両親の前で恋人役を演じることになる。だがそこに、悠の記憶の鍵を握るドラゴン、“緑”のユグドラシル消滅の情報が入り―!?「…止めませんわ。止めたところで、あなたは行くのでしょう?」「ああ―もちろんだ。よく分かったな」「当然です。本日限定とはいえ、わたくしはあなたの恋人ですから」きらめく刹那の祭りの中で、つなぎあった指先だけが、揺れる二つの心を結んで―。アンリミテッド学園バトルアクション第五弾! (「BOOK」データベースより)

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 ミッドガルで学園祭が執り行われることになった。リーザの両親の前で“恋人同士”として振る舞うことになった悠は彼女と恋人らしい振る舞いかたの練習をしたり、クラスの出しものを手伝ったり……と楽しくも忙しい毎日を送ることに。ところが、学園祭当日にやってきたのは思いがけぬ人物で……!?

女装姿で自分を調教した元上司(男)と自分を支配しようとするドラゴン(男)に取り合われる物部悠(曲解)

 いやもう正直女装だけでもありがとうございますな上にコスチュームがメイドさんで本当にありがとうございますわたくしにはご褒美です!!!!という感じなのですが、しかもそこにロキ少佐登場で倍々ドンとかいってたらまさかの少佐からの壁ドンだしユグドラシルも不気味な動きをみせてこの主人公のヒロインっぷりどうしたらありがとうございます(動揺)

 一種の敵の敵は味方みたいな感じだとおもっていた“緑”のユグドラシルが突如として動き出す。反作用こそあれど、今までその真意について深く受け止めてこなかった「ユグドラシルとの取引」。他に選択肢がなかったとはいえ、普通に考えれば真っ先にユグドラシルの真意を疑うべき話なんだよなあ。悠にとっては“疑問に思ったことがなかった”のではなくて“疑問に思うことができなかった”で、第三者であるイリスを挟んだからこそその歪みが見えてしまった。おそらく、ユグドラシルさえ望めばどうとでも出来る状態だったんだと思うとぞわっとする。

 リーザとの“恋人ごっこ”が本当に甘酸っぱくて可愛くて辛い。“D”となったために家から離れ、自由を得た少女。大人になって“D”としての権能を失ったら家のために誰かのもとに嫁ぐことを受け入れて、だからこそせめて今の“D”としての自由な時間を精一杯謳歌しているリーザの姿が本当にいじらしかった。リーザまじいい女……。

 必死に悠のためにあろうとするイリスや、イリスと悠の関係を見抜いて一歩引いた位置にあろうとする深月を含めて、本当にこの作品のヒロインたちはみんな良い子で、だからこそいろいろなことがままならないことが辛いなあ。

 

銃皇無尽のファフニール4 スピリット・ハウリング

 

ユグドラシルとの契約。そして、代償としての記憶の喪失。それらの秘密を打ち明けられたイリスは、悠の記憶を取り戻すことを決意する。その時、姿をくらましていた災害指定の“D”の少女キーリが、フィリルの故郷・エルリア公国に姿を現した。ミッドガルの保護を求める彼女のため、悠たちはエルリアへ向かう。国王であるフィリルの両親たちのもと、舞踏会などひとときの異国の非日常を楽しむ悠たち。だがその前に現れたのは、魂を喰らう黄金の魔鳥―“黄”のフレスベルグで―。たとえ何を失っても、守ってみせる。魂のすべてをかけて―。アンリミテッド学園バトルアクション第四弾! (「BOOK」データベースより)

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 ミッドガルの保護を求めてきたキーリを護衛するため、フィリルの故郷・エルリア公国へと向かう悠達。同じ頃、エルリア公国ではフィリルの祖父である国王が逝去し、その死を悼むための賑やかな式典が始まろうとしていた。つかのまの非日常を楽しむ彼らだったが…。前巻の展開からリーザ回かなとおもっていたけどフィリル回だった!任務の一貫で来ている上にキーリの存在や悠の記憶など様々な不安事項はあるものの、異国情緒溢れるフィリルの故郷でつかの間の休日を楽しむ姿が微笑ましい。

 災害指定の“D”であるキーリを狙ってロキ少佐が放った刺客“フレイズマル”に苦戦する悠。ニブル時代の悠の話が軽く出てくるけど、ロキ少佐のやり口が想像以上に洗脳教育っぽくてヤバイな。しかも、人の魂を食らう“黄”のドラゴン・フレスベルグにフィリルが見染められてしまうという四面楚歌な展開に。

 記憶の欠損が生じるとわかっていても大切な仲間たちを護るためにはユグドラシルとの取引をしないわけにはいかない悠。最後の、失った記憶の大きさにぞっとした。ある意味、完全に失ってしまうよりも残酷な結末。過ごした時間の違いがあるので仕方ないのだけど、悠がイリスや他のヒロイン達と新しい思い出を作っていく中、深月と悠に関わる記憶ばかりが失われていくのがやるせない。

 しかし、記憶の件を打ち明けられたイリスと悠が完全に出来上がりかけてる雰囲気の中、周囲でフラグばかり乱立していくのどうするんだこれ。キーリやリーザとも若干のフラグ感あるし、ニブル時代からの刺客・ジャンも現れてますますフラグ乱立の気配を感じる。

 ラストのフィリルのハーレム発言が男前すぎて震えました。抱いて!!!(悠を)

 

銃皇無尽のファフニール3 クリムゾン・カタストロフ

 

“赤”のバジリスクがいよいよ動き出した。視線により海を塩化させて侵攻するバジリスクに対して、無人の火山島を遮蔽物とした遠距離攻撃で撃退をはかる深月たち竜伐隊のメンバー。だが、かつて深月が“紫”のクラーケンとともにその手で討った少女・篠宮都の存在をめぐり、深月とリーザの間にわずかな空隙が生じる。対立、協調―そして温泉(!)。揺れ動く心を抱えながらも、彼女たちはミッドガルを護るために戦うが…!?「私が兄さんを守るんです!」「いいや、俺が守る」もう二度と届かないもの。今ここで育まれゆくもの。紅に染まった終末を越えて、それぞれの想いはどこへ向かうのか―。アンリミテッド学園バトルアクション第三弾!(「BOOK」データベースより)

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 うわティアの「応援」つよい。
 正直、今回一番の萌えキャラはディラン少将だったのではないでしょうか。

 赤のバジリスクを討滅するにあたり、未だ親友を討った自分を許せずに居る深月と、その責任を一人で背負おうとする深月が許せないリーザのわだかまりが表面化することに。誰よりも仲間への情に熱い彼女だからこそ、深月を「許さないままでいる」という選択は必然のもので、だけどとてもつらい選択だったのだろうな。2巻から引き続きリーザ株がストップ高。

 自らをドラゴンと名乗る少女と、彼女が“母”と慕う謎の存在。そして不可解な動きを見せるドラゴンたち……と、今後の伏線となるのであろう謎が大量に提示されたお話。そして、時間を操ることで何もかもを奪ってしまう“赤”のバジリスクとの戦いが熱い。極限状況の中何度も試行錯誤を繰り返し、そして仲間たちの力で強敵を打ち破る展開なんて燃えざるをえないじゃないですか!

 最後に突きつけられた自らの記憶の“齟齬”の正体に、物部はどうやって向き合っていくのか。そしてイリスと深月どころかリーザやフィリルとのフラグまで乱立しはじめて本当にどうなってしまうのか。続きが楽しみです。

 

銃皇無尽のファフニール2 スカーレット・イノセント

 

“白”のリヴァイアサン撃退から約二週間。悠はうっかり妹の深月の裸を見てしまったりしつつ、クラスメイトたちとつかの間の日常を過ごしていた。そんな中、悠たちのもとに、新たなドラゴン―“赤”のバジリスクが動き出したという情報が入る。一方、時を同じくして、学園に二人の少女が転入してきた。そのうちの一人・ティアは、頭に二本の角を持ち、自らを人間ではなくドラゴンだと主張する。さらに彼女は悠の“お嫁さん”になると言い出して…!?「―わたしは、なあに?」「君は―可愛い、女の子、だよ」暗闇に居場所を探し続けた少女は、光に焦がれ、自らの存在の意味を見つけてゆく―。アンリミテッド学園バトルアクション第二弾! (「BOOK」データベースより)

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 ドラゴンに立ち向かう“D”の少女たちを集めたミッドガルにやってきたただひとりの“D”少年・物部悠の物語。第二巻は悠がかつてスレイプニルにいた頃に見逃したDの少女が“赤”のバジリスクに見染められ、ミッドガルに保護されるというお話。

 「家族」への情に熱いDの少女達との出会いによって、両親を喪ったせいで人間に対して頑なな態度をとっていたティアが少しずつ「ドラゴン」から「人間」の少女へと戻っていく展開が胸に熱い。リーザはほんといい子……というかいいオンナだなあ。小説ではわりとさらっと流されてましたけど、アニメ版でティアを守って戦うリーザの姿がとてもかっこよかったです。

 イリスと悠のあまずっぱい初々しいカップルぶりや、深月・ティアを含めた恋の鞘当てというにはあまりに無邪気な関係性にニヤニヤが止まらないんだけど、それだけに、悠と深月の間に生まれた記憶の齟齬と、そこからすれ違いが生まれていくのが見ていて辛かった。かつての深月との“約束”をも手放してしまった悠が、自ら身を引こうとする深月を押しとどめる展開が皮肉すぎる。記憶の大切さを知っている悠だからこそ言える言葉で、だからこそ深月が「何を諦めようとしたのか」を悠が思い出すことができないのが本当に残酷だ……。