終わりのクロニクル 1下 発売:2003.7 発行:メディアワークス 川上 稔著 posted with 簡単リンクくん at 2006. 5.25 |
本気で上巻がダメだったので、これで下巻がダメだったら読むのやめるつもりで。
んで、見事にハマってしまいました。
上巻のテンポ悪い設定解説だらけの文章が嘘のよう。ストーリーにすいすい引き込まれます。
下巻だけで評価付けるなら◎。上巻だけで評価つけるなら△ってカンジです。
良くも悪くもライトノベルの良さと悪さを象徴するような作品だと思いました。
何かのレビューで「設定マニアにはたまらない」と書かれていたので、
一部のラノベマニアには本気でたまらない作品なのでしょう。
個人的な意見としてはやっぱ上巻のテンポの悪さはなんとかしてほしいと思うのですが…
設定を作りこむのはいいけど、あの膨大な設定、そこまで理解して無くても読める作品だと思うのですが。
上下巻というと上巻の内容覚えていないと辛い作品が多いのにこれは全然そんな事無かったですよ。
それなのに、上巻でファンを振るいにかけてるんだとしたらもったいない気がします。
ストーリーは時にシリアス、時にラブコメ、時にギャグと私の好きな要素盛り込みまくりで萌えさせてもらいました。
特に切君関係のネタと、出雲の「最強料理人」のネタには爆笑。
佐山は死ぬほどかっこいいし、ちゃんと新庄とラブコメやってくれるしで大満足でした。
とりあえず2巻買ってきたのですが、上巻を越えられるか今から非常に不安…。