[著]山科 千晶 [絵]昭次 |
イラストがまたストーリーの雰囲気に合っていて可愛いv
若くして死んだマスターのために作られた慰霊用アンドロイドが、
彼の「外にでたい」という願いを叶える為に奮闘する、という話。
何も知らなかった子供が外の世界を知る、という絵本のような構成の話ですが
結構そこはライトノベルらしく大人の世界の事情(笑)も加わってきます。
タイトルにふさわしく、暖かいながら静かで物悲しい雰囲気が作品全体に漂ってます。
どうでもいいけど用語解説は別にいらんと思う。
確かに難しい用語もあったけど込み入った話じゃないし、理解には困らなかったし。