[著]岩井 恭平 [絵]るろお
“優しい魔法使い”との出会って以来、大助達の居る「当たり前の日常」に居心地よさを感じる一方で、虫憑きの過酷な運命を知ってしまい思い悩む亜梨子。そこに特監の中央司令部からモルフォチョウの号指定を決めるための監査員が送られて来るのだが…!?
キャラクターが多くなってきてちょっと把握が追いつかなくなってきた…。富士見が人気シリーズで出してる「超解!」シリーズみたいなのが出れば、手元に置いておきたいんですが、出ないですかね?…そういうの。読み終わってからWikiでキャラクター確認したりしてました_| ̄|○“優しい魔法使い”との出会って以来、大助達の居る「当たり前の日常」に居心地よさを感じる一方で、虫憑きの過酷な運命を知ってしまい思い悩む亜梨子。そこに特監の中央司令部からモルフォチョウの号指定を決めるための監査員が送られて来るのだが…!?
本編の番外編的な位置付けである「bug」シリーズも少しずつ核心に。なんか進行状況的に考えると、本編とほぼ同時に終了しそうな感じでしょうか…。シリアス話が多くなって大助と亜梨子、そのクラスメイト達とのドタバタが少なくなってきたのが少し残念です。
今回は「夢届ける配達人」が一番ツボ。天然っぽい“空架”とツンデレ(というかサドデレ?)なユーコのコンビが非常に美味しかったです。そしてコンビネーションバラバラな西中央司令部に大爆笑。殺伐とした話も良いけど、こういう話も是非もっとやってほしいです。
花城摩理に焦点が当たった「夢蘇る一日」は虫憑きの残酷な運命を改めて突きつけられる話。たった1日とはいえ自由を満喫して心底楽しそうな摩理は“ハンター”としての浮名が先走りしている感があるけどやはり一人の少女なんだなあと思えてしまって、その後の展開が凄く切なかったです。最後に大助にしたお願いがあまりにもささやか過ぎて余計哀しくなりました。
しかし、面白くはあるんだけど何かあと1成分足りない感じが…やっぱ霞王にもっと出番を。
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ムシウタbug 5th. 夢まどろむ迷子
ムシウタbug 5th. (5) 作者: 岩井恭平 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2007/04 メディア: 文庫 「うわ、だいぶ短編集も核心をついてきたな」 と思った短編集です。 ムシウタの短編集は過去話ですが、だいぶ本編と話が絡み合ってきたような気がします。個人的に好きなキ