[著]隅沢 克之 [原作]矢立 肇 [原作]富野 由悠季 [絵]あさぎ 桜 [絵]高乗 陽子 [絵]仲 盛文 AC196年、地球上の戦争兵器は根絶され、人々は平和を謳歌していた。ところが外務次官となったリリーナが誘拐され、トレーズの娘を名乗る少女が世界に向けて宣戦布告を行う。彼女の救出に向かったヒイロとデュオの前に立ちはだかったのはかつての仲間であるトロワと五飛だった! |
ええ私も大好きですあさぎ桜ハァハァ(*´д`)
まだ上巻という所為もあると思うのですが、内容としてはマリーメイアが宣戦布告を行うあたりまでで終了。どちらかというと各キャラクターの過去話が中心になっています。というか、本文が1進んだら過去話が3入るというような状態なので、全く話が進まないのには微妙に閉口。OVA版がどういう進み方をしているのかは判らないのですが、本編で1冊+各キャラクターの外伝という形で別に1冊出した方がテンポはよかったんじゃないかなあという気がします。
でも、その分各キャラの過去話はかなり美味しかったり。各ガンダムパイロットだけでなくリリーナやらキャスリンやら、サブキャラクター達の過去話もふんだんに挿入されてきます。特にデュオの過去話は、きっとガンダムパイロットになるくらいだから何か色々あったんだろうなあくらいは予想してましたが予想以上に重くて、インパクトありました。ある意味ガンダムパイロットとしては「純粋培養」的なイメージすらうけるヒイロの過去話とはあまりにも対照的で、印象的。というかよもやここまで重いとは……
あと、腐女子的にはデュオとヒイロの共闘に始終萌え燃えでした。凸凹コンビに見えて実は仲良しな関係が実にイイ!しかも、本編での戦いを経てなんだかんだいってヒイロが微妙にデュオに心を開いてる(っぽい)シーンが随所に挿入されて、腐女子の萌えツボを刺激します。
閃光の照り返しの中、デュオは得意げに言う。
「どうだい……オレの腕もたいしたもんだろ」
ヒイロのことだ。どうせ、また、悪意に満ちた切り返しがくると思っていた。
「ああ……最初から、おまえの技術をアテにしている」
デュオは、素直に喜んだ。
「嬉しいこといってくれるぜ!」
だがよくよく考えてみると、デュオ本人ではなく、デュオの技術だけをアテにしているという意味合いだと判った。
(クソッ、やっぱり素直じゃねえ……)
うわああああああああ萌ええええええ(*>д<)=3
これは下巻も楽しみだ…!!
ていうか、気がつくとこの本の感想、7割くらいデュオ萌え話して終わってる気がするんですが、ここは一つ気にしないであげてください。元々デュオ萌えですが何か?