[著]響野 夏菜 [絵]裕龍 ながれ 213年ぶりにドラゴンが現れたという報告が!?魔女長アガードからの依頼で、イズーはビーと共にドラゴンの調査をするハメに。調査に向かった国境で、二人は魔法使いの少年・ライと出会って、協力することに。何かと仲良さげなビーとライに複雑な思いを感じるイズーだが… |
とりあえず今回はイズーかわいいよイズー。ツンデレカタブツ警察署長が暴走魔女に遂に陥落されはじめたよ!?2巻でもちょっとそんな兆候があった気がしますが、今回はイズーを良く知っているらしい「魔法使い」のライバル・ライが登場し、ヤキモキするハメに。本人にまだ自覚はないようですが、魔法使いと魔女だからこそ分かり合える部分を持った二人を見て複雑な気分になったり、ビーのことを“セルビー(麗しい)”と呼ぶライに嫉妬してしまうイズーが可愛くて堪りません。
物語本編の方ではイズーの宿命の敵であるあの人が登場したり、ビーの隠された能力がちょっぴり発揮されたり……とだんだん核心に入ってきた様子。長らく放置してたけど、一応(大人の事情で)あと2冊だし、そろそろ最後まで手を付けたいなあと思います。2巻まではほのぼのメインなカンジで好きな作風ではあるんですがイマイチ盛り上がりに欠けているなあと思っていたのですが、ここにきて一気に物語が加速してきた感じ。残り少ないですが、続きが楽しみです。
それにしても、オチが最高すぎてマジで飲んでた麦茶噴きそうになった。終盤のイズーはマジで宿敵のあの人やドラゴンより、「魔法定量」と戦ってた感じがww