不治の病で亡くなった主人公は死ぬ前に交わされた契約にもとづき、異世界に転生。ダンジョンコアから委託されてダンジョンを経営するダンジョンマスターとなる。ダンジョンに人を集めて力を集め、大きくしていくという目的を聞いて彼が思いついたのは「温泉ダンジョン」を作るということで……!?
「温泉ダンジョン」を作るための理論武装が完璧すぎる。
面白かった〜!!ジャンルが完全に「経営シム」で、割と小難しそうな経営の話しててもテンポ良くすいすい読めてしまうのがまた凄い。運営側である主人公とダンジョンコアちゃんの掛け合いも、彼らと上司(女王様)の間で踊らされる女騎士の皆さんの視点も楽しかった。はじめは1階の湯の効能に取り憑かれた女騎士達、次第に話を聞いたやんごとなき身分の女性達が護衛を引き連れてダンジョンに殺到!!という展開があまりにも主人公の掌の上すぎて面白く、一見トンチキにしか見えない「温泉ダンジョン」というアイデアがめちゃくちゃ状況にハマってしまっているのが凄かったです。いや、理論武装が完璧すぎない!?アスレの奥にある温泉に入るためにご令嬢たちが必死で体力づくりとアスレの練習してるの面白すぎる。
強い敵やレアドロップで人間を引き入れるのが定番の中、あくまで人間が死なない形でダンジョンの奥深くに入りこませていく展開も上手かった。とはいっても争いや人死にを嫌う……というよりもあくまで家畜をどうやって増やして肥え太らせて美味しい乳牛出させるか……みたいな発想になってるんですよね。どこにでもいる男のような主人公が時折見せる人外としての顔が印象的でした。
自然に挿入されてくる下ネタ(いやらしくない)も良かった
時折挟まれる下ネタが絶妙にまたいやらしくなく面白かった!健全エロとしかいいようのない塩梅が凄いな〜!と思ってたんだけど「異世界レビュアーズ」の作者さんと知り納得。あれも健全でいやらしくなくて下ネタで面白かったもんな……。温泉ダンジョンの効能に惹かれるのが基本的に女性で、しかもダンジョンの機能的に男湯と女湯を分けるのが不可能だから主人公の思惑通りに一部の湯を除いて基本的に女性しか入らない!ということで、お色気シーンひとつにもしっかり理論武装されてる!!すごい!!とニヤニヤしてしまった。
人間の三大欲求からは解放されているはずなのにダンジョンコアちゃんの知らない所でこっそりアレコレしている主人公の姿も面白かったですがダンジョンマスターのやってることはコアちゃんも覚えてしまう……ということで、そのうちダンジョンコアちゃんが下ネタを刷り込まれて無意識に触手モンスターとか生んじゃったりしないか今から楽しm心配です。
いやでも温泉ダンジョンと言ったら皆も期待するよね触手モンスター!!3巻とか4巻くらいで来るの楽しみにしてるよ触手モンスター!!!
