シリーズ第七巻。今回はまさかの残響死滅兄さん再登場(?)で私のテンションも地味に上がりまくりです。あと中目黒先輩は攻(聞いてない)
会長と杉崎の関係が小さな変化を見せたり、知弦さんの意外な一面が明らかになったり……と各キャラの意外な一面を垣間見た気がする1冊。純粋無垢な杉崎の義妹・林檎に次々と撃沈させられる生徒会メンバーにニヤニヤせざるをえません。そして三回目の「オールナイト全時空」は……地味に藤堂リリシアが可愛かったのですが!!あとラジオネーム「杉崎君大好き」さんは絶対に中目黒だよね!?
そんなこんなで、これまでの巻と同じようにいつも通りグダグダな生徒会室でのくだらない日常が描かれているのですが、時折聞こえてくる終わりの足音にドキっとなる。時が止まったかのようだった生徒会室にも確実に時間が流れており、生徒会という楽園の終焉である「卒業式」へと少しずつ彼らが向かっていることが突きつけられて、「ああ、この物語もいつか終わるんだな……」ということを否応ナシに自覚した1冊でした。短編集も含めるとまだまだ続くんだろうけど、本編はあと1?2冊って感じになるのかなあ。
エピローグ「卒業編」で杉崎へ、飛鳥が突きつけた言葉があまりにも重い。彼がこれまでやってきた事を全て否定するような、それでも彼の望む未来へと進むためには避けて通れない質問を敢えて放った彼女に対して、杉崎はどんな返事を返すのか。それでもハーレムを諦めないのか、それともたった一人を愛しぬく道を選ぶのか。「杉崎鍵らしい」返事が帰ってくることを、期待したいです。
コメント
【ネタバレ含む】生徒会の一存シリーズ7巻 生徒会の七光 レビュー
生徒会の七光、読了したんでレビューをば。
表紙の知弦さんがたいへんエロいです。御御足が美し過ぎます。
学生服着てるのに、女教師とい...
極上ですね—『生徒会の七光』
はいみなさん改めまして、あけましておめでとうございます。新年開始1時間半でパソコ