“竹岡 美穂” の検索結果 | ページ 3 | 今日もだらだら、読書日記。

キーワード:竹岡 美穂 (28 件 / 3 ページ)

黄昏色の詠使い2 奏でる少女の道行きは

[著]細音 啓 [絵]竹岡 美穂

競演会で破壊された校舎の修復工事の影響で、新入生の集中補習を海の傍にある分校で行う事になった。すっかり修学旅行気分で補習を満喫する生徒達だったが、その傍にある研究所で大変な事件が起こっていた。校長の命を受け、研究所を調査しに行った教師のゼッセルとエンネが行方不明になってしまい…!?
 

「祓名民(ジルジエ)」という、名詠士が召還したモノを還すために使う“反唱”に特化した一族でも天才とうたわれ、しかしその道に反発してトレミア・アカデミーで名詠士を目指している少女・エイダ。そして前回とんでもない名詠に成功してしまい、自らの力に怯えるクルーエル。今回は迷える二人にそれぞれの道行きが示されるというお話。

今回は作品固有の圧倒的な美しさみたいなのが控えめな印象だったのがちょっと寂しかったかも(名詠シーンが少なめだったからか…?)。でも相変わらず、作品に流れる“綺麗さ”というか、“優しさ”みたいなのが際立っている作品です。

道を選んだ二人の目の覚めるような活躍も凄く素敵だったのですが、今回は個人的に行方不明の先生二人を追って研究所に乗り込んだネイト達の担任の先生・ケイト先生がものすごいかっこよかったです。ゼッセル&エンネのベテラン先生コンビと違って名詠士としての実力はイ・#125;イチなのですが、生徒を必死で護ろうとする姿が印象的でした。そして忘れていけないもう1人の人物がやはりエイダの親友であるサージェス。こういう控えめに影から支えて上げられるタイプの相棒って凄く素敵だと思います。

ネイトの「夜色名詠」をはじめとした、本編のキモになる部分には殆ど触れられない回だったのですが、毎回凄く「魅せて」くれる作品なので出来ればゆっくり続いて欲しいシリーズかもしれません。来月発売予定の続編が楽しみです!

 

“文学少女”と穢名の天使(アンジュ)

[著]野村 美月 [絵]竹岡 美穂

受験が迫り、遠子先輩が突然休部すると言い出した。勝手に部に引き込んでおいて…と呆れつつも一末の寂しさを憶える心葉の下に、クラスメイトの琴吹ななせから、友達が失踪したという相談を受ける。前日に図書室でななせに悲しい顔をさせてしまった事もあり、一緒に彼女の行方を追うことにした心葉だが…
 

うわ?、遠子先輩が「受験」っていうことにまず物凄い衝撃を受けました。正確に言うと受験と言う形でこのシリーズに明確な「終わり」が見えてきた事に、でしょうか。仮にこのシリーズが続いて遠子先輩が大学生になるようなストーリーになったにせよ、高校の文芸部の片隅で心葉が遠子先輩とまったりした時を過ごすと言う現在の形式には終止符が打たれるという事で…。ストーリー内での時間経過が無いままずっと続いて欲しいくらいのシリーズだったのに、やはり遠子先輩も受験して卒業されてしまうのかと思うと非常に寂しいです。

今回はいつものように遠子先輩頼りにするわけにも行かず、自ら奮闘する心葉くんの心境の変化が印象的でした。今までなら絶対に自分から動いたりしないキャラだったのに。それに対して遠子先輩も今までのように自分から首を突っ込むのではなく「どうする?心葉くん、調べてみる?」ってちゃんと聞いてくるところがニクイです。

自分と鏡写しのような“天使”によって、心葉が今まで逃げていた自分—“井上ミウ”としての過去の自分—と向き合うことになる心葉。

「井上ミウは、二作目を書くと思うか?」

この問いかけに答える事ができなかった心葉だけど、いつか心の傷が完全にいえたら小説の道を進むんじゃないかな、と思います。本当に心葉が「“天使”と鏡合わせの存在」なら、心葉も“天使”と同じくらい小説が好きなんだって事になりますしね。いつかそんな日が来るといいなぁ。むしろ何らかの形で井上ミウの書いた小説を単行本化したりしないかしら。

遠子先輩のお決まりの「薀蓄」が少なめだったと、心葉くんの三題話が今回は割合マトモだったのが非常に残念ですが(笑)今回はその分ななせと心葉の恋愛模様がググっと増量してます。遠子先輩の薀蓄はファミ通公式の「今日のおやつ」で結構摂取している部分もありますが(これもいつかまとめて単行本化してほしいなあ?…)しかし、ななせとの出会いを○○○で思い出すシーンは、思わず噴出してしまいました。いやあ、心葉くん、なんだかんだいって男だね!!!(笑)

さて、次回はななせと美羽、二人の激突が描かれるのでしょうか。物凄く楽しみです。

 

黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで

[著]細音 啓 [絵]竹岡 美穂

赤・青・黄・緑・白の5色の媒介を元に、自分の心を形にして詠びだす「名詠式」。とある夕暮れの教室で、全く新しい色・“夜色”の名詠式を考え出そうとするイヴマリーと5色を極め“虹色”の名詠を目指すカインツはある“勝負”と“約束”をした。…そして10年以上の歳月が流れ、ある名詠式の専修学校にイヴマリーと同じ“夜色名詠”を使う少年・ネイトが現れる。クルーエルは次第にそんな彼に興味を抱き…
 

“文学少女”の挿絵を担当されている竹岡美穂さんのイラストに釣られて購入したのですが、ストーリーも描写も文章も、とにかく“綺麗”な物語でした。イヴマリーとカインツが約束を交わすシーンやクルーエルが発表会で名詠式を披露するシーンなど、魅せられたシーンが非常に多くありました。というよりも、名詠式の詠唱が物凄くツボ。読んでいて「ああ、まだ終らないで欲しいなぁ」と思ってしまった作品は久しぶりです。

名詠式という一種の召喚魔法的な技術がメインで、内容はバッチリファンタジーなのですが、ヒロイン?のクルーエルが周囲に対して凄く普通に“どこにでも居そうな女の子”で感情移入しやすいキャラで、彼女に釣られてどんどんストーリーに引き込まれてしまいます。友人やネイトが自分だけの目標を持って頑張っているのに、“なんとなく”でここまで来てしまった自分への焦りはあるんだけど、実際に何をしたらいいのか判らない…みたいなのは凄く判る気が…。

そして、他のキャラクターも物凄い魅力的。
特にイヴマリーのキャラクターは凄くツボでした。素敵なツンデレだ!!(笑)
イヴマリーがカインツにコートをプレゼントする場面のイヴマリーは典型的なツンデレでとっても可愛らしいのですが、あまりの嬉しさにうっかりそのコートがトレードマークになってしまうまで、10年以上愛用し続けるカインツがまた微笑ましいのです(笑)また、プロローグで出てきた使い捨てキャラかとおもったクラスメイト達があんなところやこんなところでしっかり活躍してくれるのもなんだか嬉しいポイントでした。

ラストはちょっと全体的に(敵が強大だった所為か)「皆都合よく自分の力に覚醒しすぎだよ!!」とか「あれだけ凶悪なもの呼び出しておいて、爆心地で気絶した奴が何で生きてるんだよ!!」とか思いましたがその辺の不満点を補っても余りあるほどの面白さでした。オススメ!

 

“文学少女”と繋がれた愚者(フール)

[著]野村 美月 [絵]竹岡 美穂

図書館にある本のページの一部が切り取られるという事件が発生。勿論“文学少女”の遠子先輩がそんな事件を放っておくはずが無く、図書館で犯人を捕まえるが犯人は心葉のクラスメイトの芥川という少年だった。遠子先輩は彼を文芸部が新入部員獲得のため文化祭で行う劇に勧誘し、心葉は願わずして芥川の苦悩や過去を知る事に…
 

芥川というクラスメイトを通して、今まで心葉が考えまいとしてきた心の傷“美羽”との一件を乗り越えようとする物語。なんか本当にこの芥川というクラスメイト、何をやっても裏目に出てばかりでかわいそうでした。芥川自身はただ誠実にあろうとしているだけなのに、その行動が誤解され、ますますどん底へ落ちていく姿がなんとも悲しい。

そして今回は出番自体はいつも通り控えめですが劇中でヒロインをやることになったツンデレ少女・琴吹ななせが良い所をドーンと持っていってきます。知らずに心葉のトラウマに触れてしまって大後悔したり文芸部の面々に(という名目で心葉に…)クッキーを作ってさりげなく心葉の反応をみようとする姿が非常に愛らしいです。勝手に勘違いしてキレちゃうのも彼女の魅力のうち!可愛いなあ(´д`*)

そしてななせ以上に出番は少ないけど、美味しい所を抑えているのが竹田さん。1巻とは違いところどころで現れる彼女の本心の描写が短いながらも非常に印象的でした。それでもあまりにも小さいけれど些細な変化が少しだけ伺えて、その辺はちょっと嬉しくなってしまったり。

遠子先輩が送る、名作語りは今回も必見。今回は小学校の教科書に取り上げられた作品が幾つか取り上げられており、遠子先輩の語りで当時読んだ時の感覚をふっと思い出して懐かしくなったりしていました。本を読むのは好きな割りに先生の語りが長くてなかなか話が先に進まない現国の授業はあまり好きじゃなかった記憶がありますが、遠子先輩が現国の先生になればきっと現国好きが急増するだろうに。ていうか図書室に「文学少女」シリーズと過去取り上げた文芸作品を全部並べておいて見るとかどうでしょう!?近頃の読書離れにストップかけられるかも!!(笑)

“普通のモノの味がわからない”という遠子先輩がななせのクッキーを美味しそうに食べるシーン。味が判らないのに想像力の翼だけでここまでの感想を述べられる遠子先輩に改めて感心すると共に、こんなに美味しそうに食べているのに味が判らないなんて…と悲しく思わずにいられません。

遠子先輩の母親のことや“朝倉美羽”のことなど、少しずつ明かされてきた秘密に次回以降も目が離せなさそうです。


[追記]遠野先輩遠子先輩
どこかのオンラインブックマーク?で指摘されてたので光の速さで修正しました。どちら様か存じませんがご指摘ありがとう…ございま…す_| ̄|○
原稿でテンパってる時期とは言えこの間違いは流石に恥ずかしいですね。
ちょっと穴に潜って反省してきます。

ていうか、遠野先輩ってどこの直視の魔眼?

 

“文学少女”と飢え渇く幽霊

[著]野村 美月 [絵]竹岡 美穂

文芸部のポストに投函されていた謎の手紙。
犯人を捕まえる為、夜の学校に張りこんだ二人は
自分のことを「幽霊」だと名乗る謎の少女と遭遇する。

 

相変わらず遠子先輩やななみのキャラクターと、遠子先輩の文学的薀蓄が冴え渡るシリーズ第二段。薀蓄を垂れるあたりはMissingの空目を髣髴させますが、遠子先輩の文学の薀蓄は表現が文学的で、凄く良い。

っていうか遠子先輩の表現が上手すぎで、このシリーズ読んでるとお腹空いて来るのは私だけですか。
このシリーズ、決して夕食前に読んではいけない(笑)

本当にこの遠子先輩の表現力にあやかりたい所です。こういうブログを書いてると特に。ああいう表現がスラスラ出てくる遠子先輩、憧れる。あやかりたい…!!
そして例によって例の如く「嵐が丘」を読みたくなりました。

ストーリーは、もう各所で言われている所だけど本当に終盤がすばらしい。
雨宮蛍と黒崎の決して結ばれない片想いの結末。
二人を見守り続けた少女の、誰にも聞かれることの無い独白。
そして文芸部に投函された手紙の真の意味…。
きっと「彼女」にとっては最善であっただろうけど、涙無しには語れない、物悲しい物語でした。

とりあえず、続編が物凄い楽しみです。

 

“文学少女”と死にたがりの道化(ピエロ)

オンライン書店ビーケーワン:“文学少女”と死にたがりの道化(ピエロ)“文学少女”と死にたがりの道化(ピエロ)

発売:2006.5
発行:エンターブレイン
[著]野村 美月 [絵]竹岡 美穂
「メイド刑事」とともにラノベサイト杯で上位に入ってて気になったシリーズ。
そういえばこの本って初めてbk1経由で買ったのですよ。
受け取り番号を控えるのを忘れたり帰ってきたときには駅コンビニが閉まってたり、朝の時間は混んでいてコンビニに近寄れなかったりして駅コンビニ受け取り、予想してたより面倒くさかったな…(bk1の中の人ごめんなさい)

というわけで、物語が好きすぎて「食べちゃうくらい愛してる」天野先輩と元覆面美少女作家(割となりゆきで…)である主人公井上心葉。その2人の所に後輩の女の子からラブレターの代筆をしてほしいとの依頼が持ち込まれる。
いやいやながらも彼女の依頼でラブレターの代筆を行う心葉だったが、それが意外な事件に発展して…というお話。

とにかく天野先輩のキャラが良すぎw
「文学少女」なだけあってどちらかというと控えめでおとなしい美少女を想像していたのですが、むしろ天真爛漫姉御肌系。姉好きの私には非常に美味しいキャラ(笑)
あと典型的ツンデレの琴吹ななせが非常に可愛いです。彼女の行動を見ながら「もう、素直じゃないんだからっ☆」とニヤニヤしながら見守ってしまいます。くそっ、可愛い…!!
また、魅力的なストーリーの面白さ、キャラクターもさることながら太宰治作品に対する天野先輩の発言が非常に良い。
明治・大正の文豪の作品はあまり得意じゃなくて太宰治も教科書で読まされた「走れメロス」をなんとなく覚えている程度なのですが、この作品を読んで太宰治作品を読み漁りたくなりました。
こういう、読んで思わず今すぐ読みたくなっちゃうような紹介文が書ければいいのになあ。
太宰治全集を100回読み返すまでは死ぬな」は名言だと思います。

シリーズ化決定のようなので続編が楽しみ。
まだ明かされていない主人公達の複線もさることながら、次は天野先輩がどんな作品を紹介してくれるのかにめっちゃ期待です!!

 


ラノベ絵師130人ソートを作ってみた

ラノベ作家140人ソート」に触発されて、ラノベ絵師130人ソート作ってみた。

このラノ2008のランキング「イラストレーター部門」に掲載されている作家+イラストレーター別作品リストの作家から少女小説関係の人だけ抜きました。(そっちまでカバーすると大変な人数になりそうなので……少女小説側も誰か作ってください☆(他力本願))
あんまり多いと時間がかかって大変かと思っての措置だったんだけど正直130人でも十分きついですね!!というか絵師の名前からラノベの作品名が結びついていない場合が予想以上に多くて、物凄い大変でした……。

【7/6追記】
「絵師名から担当作品が出てきません!」という意見がとても多かったので、
絵師名←→担当ラノベ作品の大雑把な対応表及び絵師名の下に担当作品の表示される低難易度バージョン作成しました。よかったらご参考にどうぞー。
基本的に自分のサイトの一覧からデータを出してるので、あまり参考にはならないかもしれませんが。


ちなみにテストでやったときの私の結果はこちら(30位まで)↓
1 原田たけひと(たけひと)
2 椋本夏夜
2 四季童子
4 さとやす(TENKEY)
5 近衛乙嗣
6 あずみ冬留
7 いとうのいぢ
8 えれっと
9 葉賀ユイ
10 黒星紅白(飯塚武史)
11 純珪一
11 武内崇
13 竹岡美穂
14 灰村キヨタカ(はいむらきよたか)
15 結賀さとる
15 るろお
17 山本ヤマト
18 藤原々々
19 山本ケイジ(超肉)
20 倉藤倖
20 佐々木あかね
22 白身魚
23 東条さかな
24 あらいずみるい
24 G・むにょ
26 2C=がろあ?
26 藤倉和音
26 ヤス
29 深遊
30 翠川しん

ちなみにラノベ作家140ソートはこんなカンジでした。順当すぎて噴いた。