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秋津島 斎なる神のしもべ

[著]鷹野 祐希 [絵]水上 カオリ

鹿島神古流道場に生まれ、武芸一筋で育った少女・佐唯に恋人が出来た。初めての恋に戸惑いながら、少しずつ距離を縮めていこうとする二人。ところがある日彼女の身体に“神”が憑依し、佐唯は今まで身近に居た人々から命を狙われる。彼女を庇って殺された恋人の仇をとる為、佐唯は復讐を決意するが…
 

日本神話を下敷きにした美少女伝奇アクションもの。いやあ、好き嫌い分かれそうですが私は日本史好きなのでこういう話はたまんないですね。何も知らないヒロインへのフォローという形で適度に解説が入るので日本神話が気になってるけどあまり詳しくないという人への入門書(?)としても良いかも。特に“天孫”“地祇”の関係なんかは凄く面白かったです。

序盤のヒロインと恋人の秋人を中心に可愛い妹弟子の祥姫、親戚の双子等とおりなす、甘酸っぱい「日常」から一転して佐唯が“地祇”の神を“宿神”して以降の展開が容赦ないです。妹弟子の祥姫の黒化に関しては序盤からなんとなくフラグ立ちまくりでしたが、まさかここまでとは…。というか、てっきり百合モノになるのかと…(笑)

なんていうか、「宗教」というものの恐ろしさを感じます。“天孫”関係者の選民思想みたいなのが凄くて怖い。もう少し今まで仲良くしていた相手同士の葛藤みたいなのがお互いにあるのかと思いきや、今までの日常なんかなかったことのように襲ってくるというのが恐怖でした。佐唯自身は復讐に生きるといいながらも結構葛藤してる部分が多いので余計に敵側が容赦なく感じます。

こういう完全シリアスでかつ欝っぽい話は何気にかなり好みなので、次巻が楽しみです。

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  • 秋津島 斎なる神のしもべ

    秋津島 斎なる神のしもべ

    著者 鷹野祐希
    イラスト 水上カオリ
    レーベル GA文庫



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    ライトノベルっていいね |2007/5/22(火) 19:07 | Permalink