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黄昏色の詠使い4 踊る世界、イヴの調律

[著]細音 啓 [絵]竹岡 美穂

灰色名詠を操る"敗者の王"の襲撃から数日。休校になっていた学校も始まり、今までと同じ平和な日々が再びやってくるはずだった。ところが、"敗者の王"の襲撃の際に不調を訴えていたクルーエルが校内で倒れ、昏睡状態に陥ってしまう。更に、姿の見えない生物の姿が見え隠れしはじめて…
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クルーエルの秘密、名詠式やセラフェノ言語の秘密、そして夜色名詠の真実…などなど、物語の根幹となる謎が一気に明らかになるお話。実質的に3巻からの続きですが、「イ短調」の面々を始めとした新キャラクターが一気に登場して、第一部クライマックスに向けて加速を始めたという印象です。

何はともあれ、爺二人の大活躍に、めちゃくちゃ震えた。なんだこの 萌え 燃えるジジーズ!「生涯の友」とか「背中を預けて良いか」とかもうね、本当に鳥肌モノ。よもや爺にこんなに萌える日が来るとは思わなんだ…。

漸く殆どのメンバーの顔見せとなった<イ短調>の面々ですが、予想以上にシャンテさんが素敵。竹岡さんのイラストがまた合っていて、「芝居がかった仕種がちゃんと絵になる」とかそういう描写が自然に思い浮かぶ素敵なお姉様でした。今回は全然出張んなかったけど、次巻では是非活躍していただきたい一人です…!

そのほか、様々な登場人物の想いが交錯する様子も非常に面白いのですが、なんといっても今回の見所はクルーエルとネイトのラブラブっぷりにあるといっても過言ではありません。物語の都合上、クルーエルの出番は本当に短いんだけど、いつのまにやらデレ全開のクルーエルと自らの非力さを自覚しながらもそんな彼女を必死に守ろうとするネイトの姿が猛烈に微笑ましい。保健室でのストロベリートークにはひたすら悶えました。

次巻でいったん1段落ということでいよいよ物語は一旦クライマックスへ。
本当に続きが楽しみなシリーズです。

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