[著]榊 一郎 [絵]安曇 雪伸 |
パシフィカの正体が明かされる前の話と言う事で、全体的にまったり雰囲気。出てくる敵もお間抜けな感じで、なかなかステキです。っていうか「メイドさん」な辺り、作者様の趣味を感じます(笑)
全体的に、ラノベのこういう外伝コメディって短編が多いような気がするんですが長編コメディって難しいのかな?となんとなく感じていたのですがこの方の場合はやはり長編が上手だなあと思いました。適度にシリアスっぽい話も入りつつ、全体の雰囲気がほのぼのーでまったりーであんまり緊迫感がないっていうかなんていうか。
「廃棄王女」でも「その守護者」でもない、本当に「普通」の三人の姿が新鮮。個人的には父親のユーマさんがよい味出してると思いますv