涼宮ハルヒの憂鬱 発売:2003.6 発行:角川書店 [著]谷川 流 [絵]いとう のいぢ |
うわ、しかしハレ晴れユカイ、800円買い取りか…売ろうかな…
というわけでとりあえず1度読んだきりの「憂鬱」を再読したのですが…あれ、予想以上に面白いじゃん。これ。なんか今まで初読の印象だけで食わず嫌いしてたっぽいですよ?
読み返してみると主人公のツッコミ属性丸出しで語られる一人称地文とか非常に好印象です。後半のハルヒが独白する、3年前の「絶望」の話もそれまでの破天荒な彼女からは全く予想できなくて面白い。敢えて言うとラストの展開はちょっと意味不明というかいくらアドバイスから連想される行動がそれしかないとはいえ、説明不足過ぎる印象を受けましたがまあ「スレイヤーズ!」的なテンポ良い一人称で繰り広げられる非常に元祖的、正統的「ライト」ノベルであるなあという印象を受けました。これなら次巻も楽しく読めそうです。とりあえず今月中にシリーズ読破を目標に頑張ります!!
…あ、判った。みくるのキャラクターに耐えられれば面白いんだ、この小説。
前回は彼女のキャラがあまりにも狙いすぎで挫折した記憶が_| ̄|○