“山口 悟” の検索結果 | 今日もだらだら、読書日記。

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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…5

 

乙女ゲームの悪役令嬢カタリナに転生した私。破滅エンドを回避したはずが、なぜか最大の破滅フラグだったジオルド王子との婚約は継続中。「私、いつでも身を引きますから!」そう本人にも宣言しているのだけど…。ジオルド王子の婚約者の座を狙う令嬢が現れるライバル登場編、ニコルのお見合い編ほか、カタリナたちの日々や意外な人物にスポットをあてた過去編も収録。大人気★破滅回避コメディ第5弾は、コミック大増量で掲載!

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各キャラの視点から描かれたちょっとした話や本編では描かれない脇役達の物語、ショートコミックも収録した短編集。メインとは関係ないところで色んな意味で「カタリナシンパ」が増えてるんだな……としみじみしてしまった。元ライバル令嬢の女の子の顛末に笑ってしまう。

主に他キャラ視点を中心に描かれる短編集

ジオルド・キース・アラン・ニコルの4人の視点から描かれる長めの短編とラファエル・女の子たちを主体にした短編、Webに掲載されているサブキャラ達の視点からのショートショート。コミックの方でアンが淡々とゲームのメインキャラたちの存在感を喰っていく姿に笑ってしまう。最後のキャラデータではしっかりとサブ攻略キャラと同じスペースを確保していた。

割とゲームの攻略キャラ達との絡み以外は描かれないので、学園ではそれ以外の人脈は出来ていない感じなのかなと思っていたのですが予想以上に無自覚でシンパを増やしていましたね。庭師とメイド長の話は本当に短かったけど最近放送しているアニメでもそれとなく話題を振られていた部分だったのでこのタイミングで読めてよかった。パジャマパーティの話はアニメにもなってたけど、アニメのタイミング的にラファエル・ソラが登場できないのが少し残念だったな。

ジオルド&メアリ(腹黒コンビ)の圧が強い

個人的にキースとジオルドがやりあったり、メアリが水面下で奔走したりする所が見れる「ライバルあらわる」が楽しかった。他キャラ視点はこのシリーズの十八番であるけど、コンセプト的に「カタリナ一人称の裏側」として描かれることが殆どなので彼女の絡まないところで綴られる視点が新鮮。

カタリナを妬むライバル令嬢が彼女を蹴落とすために色々画策して返り討ちに遭うお話なんだけど、多少の嫌がらせ程度では暖簾に腕押し状態なカタリナが強いし、度を超えた嫌がらせをしてきた相手をめちゃくちゃ普通に排除しようとする周囲(というかジオルド)が強かった。というかジオルドとメアリの挿絵が最高に「圧」強くて好き。ジオルドが助力を求めるのが最大のライバルであるキースじゃなくて「似た者同士」のメアリというところがわかってるなと思う。

メアリはその後のガールズトーク短編でかつての姿が描かれるのが印象的で、もはやすっかりジオルドと並ぶ「カタリナ過激派」と化した彼女がかつては気の弱い人見知りだったことを思い出すと感慨深かったし、彼女がここに至るまでの血のにじむような努力とそれに報いてくれたカタリナのエピソードを見るとそりゃカタリナ過激派にもなるよねと。別に好きな人が居る同士であるアランと、恋愛ではないけれど良いパートナーしてる姿にもにっこりしてしまった。

新展開が楽しみ

カタリナたちも無事に学園を卒業し、次巻からはじまるであろう新展開の前の息抜き的な巻でした。魔法省編がどうなるのかも楽しみです。

ところでニコルのお見合いの話に出てきた生徒会の後輩ちゃんが割と意味深でしたが、今後出番とかありますかね?モブキャラにしては目立っていたのでちょっと気になる。

 

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…4

 

乙女ゲームの悪役令嬢カタリナに転生した私。乱立する破滅フラグを無事回避し、あとは魔法学園卒業を待つばかり――と安心していたら、突然自慢の義弟キースが行方不明に…!? 「あなたが迷惑ばかりかけたせいよ」とお母様に責められ大反省した私は、仲間たちとキース探しの旅に出ることにしたけれど――。男女問わず恋愛フラグ立てまくりの、悪役令嬢を取り巻く恋のバトルは大混戦中? 大人気★破滅回避ラブコメディ第4弾、オール書き下ろしで登場!!

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ジオルドから告白されてしまったカタリナ。ゲーム通り自分は眼中にないと思っていたのに……それ以来、ジオルドからの体当たりのアプローチに動揺するばかりの毎日を送る羽目に。そんなある日、カタリナの義弟・キースが突然「家出」してしまう。ジオルドやマリア・ソラ達と共に彼の行方を追うことになるが、この家出事件にはとんでもない裏がありそうで……。

重い展開を吹き飛ばしていくカタリナの存在が頼もしい

キースの失踪、彼がカタリナの家に引き取られる前に体験した過去、「闇の魔力」の使い手の暗躍。全体的に暗く重くなりがちな物語を吹き飛ばしていくカタリナの明るさが嬉しい。解決法は若干ご都合主義なようにも感じるけど、特に今回はキース周りの話が重たかったのでちょうどいいくらい。

ただ楽しいだけではなくて、つらい過去を持つキースがカタリナの存在にどれだけ救われているか伝わってくるような展開にはホロリとしたし、前巻でのジオルドの告白に端を発したラブコメ展開も楽しかったです。ジオルドの告白が伝わってないわけでもなく、それでも適度にラブコメとそうでないところを使い分けていくあたりはカタリナのキャラクター性のタマモノだよなあと。マイペースなカタリナを振り回しながらも振り回されるジオルドの様子にニヤニヤしました。

めちゃくちゃ読みやすくなってた…!

2巻、3巻が割とカタリナの一人称視点→他キャラクターの一人称視点という順番で同じシーンを繰り返す事が多く、物語がなかなか進まないので文章は読みやすいのにもっさりしていて読みづらいという印象を抱えていたのですが、今巻ではストーリーの進行を阻害するような別キャラ視点も入らず、この作品が持つ本来の軽快なテンポの物語を思う存分楽しむことが出来ました。

キャラクターが順調に増えていたのでカタリナ達を旅に出すことでメインの登場人物が絞られるのもかなり読みやすかったように感じました。とにかく3巻まで感じていた物語の軽妙さを阻害する「重さ」が取り除かれ、何も考えずに楽しめる物語になったのが嬉しい。

全て終わった後にお留守番だったキャラクターたちの視点がまとめて挿入されているのも(テンポが悪くなることを除けば、別キャラの視点自体はこの作品の売りの一つだったと思っていたので)良かったです。旅についていけなくてヤキモキする彼らの様子がめちゃくちゃ可愛い。アランは癒やし。

色々な意味で次巻以降が楽しみ

ジオルド、キースからの告白を受けて当然他のキャラクターたちも動くでしょうし、一方でカタリナはまさかの闇の魔力(?)を手に入れて…!?と色々な意味で続きの気になる展開。次巻は短編集のようですが、6巻以降は舞台を魔法省に移しての新展開となるようですし、色々な意味で楽しみです。

 

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…3

 

乙女ゲームの悪役令嬢カタリナに転生した私。魔法学園で待ち受けるバッドエンドを全力回避した結果、素敵な仲間が増えました!最大の危機が去り、はじめて迎える学園祭で大はしゃぎしていた私は、調子にのった挙句、誘拐されてしまって―!?破滅フラグを折った先で悪役令嬢を待っていたのは、新たな破滅フラグと恋愛イベントだった?大人気☆破滅回避ラブコメディ第3弾は、新キャラ登場&オール書き下ろし!! (「BOOK」データベースより)

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無事にゲーム本編の破滅フラグを乗り越え、進級を果たしたカタリナ。安心して2年に一度開催される魔法学園の文化祭を満喫していたが、その最中になにものかに誘拐されてしまった。しかも、またもや闇の魔術が関わっているようで…!?

書き下ろしで綴られる続編エピソード。ゲームで示された破滅フラグをへし折るという目標は2巻の時点で果たされているのでどう続けるのかと思ったけど、良くも悪くも割と今後の物語のための方向性を示すための話感が強い。それまで謎とされてきた闇の魔術の情報が前回の事件で一部に流出した話とかカタリナに魔法省という進路が提示されたりとか。あと、恋愛方面でも進展があったのには驚きました。全員にいい顔しいのどっちつかずで逆ハーエンドだと思ってた(酷)

登場人物のほとんどが例外なくカタリナにメロメロだし、登場した新キャラも属性も嗜好も性別も問わず大体カタリナの人たらし力で無双されていくのが相変わらず爽快。見た目からも第一印象からもオーソドックスな腹黒執事に見える新キャラのルーファス(表紙右)が、カタリナにふりまわされて本来のキャラを覗かせていくのと、不思議と(?)緊迫感が足りない誘拐生活が大変に楽しかったです。セリーナがカタリナの人たらしで無双されてカタリナLOVEにならなくて本当に良かったよね……いや信者になってる感はあるけど。

2巻でも軽くそんな感想を書いてるんですけどジオルドはじめ攻略キャラの皆さん+αがそれぞれを牽制し合って主人公の鈍感力も相まって誰との仲も進展しないの、主人公総受け(総愛され)ラブコメ同人誌みたいで、頭を軽くして気軽に読めるのは凄く良いです。なんか疲れてるときとかこういうの凄く読みたくなるんですけど、以外にこういうストレスなしで読める本少ないんですよ……。

ただ、カタリナの一人称で一度描いたことを他者の視点からもう一度描いて追体験させていく構造になっているのが今回ちょっともっさりしすぎてる感ありました。ページ数に対してやってることも薄いしその割に1場面に対する描写が過剰でしつこいという印象。カタリナの一人称と他者の視点で1:1くらいの感じだったよね……2巻まではそこまで気にならなかったんですが。

主人公総愛されラブコメ同人誌だと思えば「攻視点も受視点も描きたいなら両方の視点で2回描けばいいじゃない!」くらいの潔い強さを感じるんだけど。いやしかし……。

 

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 2

 

前世でプレイした、乙女ゲームの悪役令嬢カタリナに転生した私。未来はバッドエンドのみ―って、そんなのあんまりじゃない!?破滅フラグを折りまくり、ついに迎えた魔法学園入学。そこで出会ったヒロイン、マリアちゃんの魅力にメロメロになった私は、予想外の展開に巻き込まれることになって―!?破滅エンドを回避しようとしたら、攻略キャラたちとの恋愛フラグが立ちまくりました?悪役令嬢の破滅回避ラブコメディ第2弾!!(「BOOK」データベースより)

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死ぬ直前にプレイしていた乙女ゲームの世界の、ゲーム内でバッドエンドしか用意されてない悪役令嬢・カタリナに転生してしまった主人公。周到に準備を重ねてきたが、いよいよゲームの舞台となる魔法学校に入学。ゲームのヒロインであるマリアと邂逅を果たす。

それでそのゲーム本来の主人公であるマリアちゃんがカタリナにピンチを救われてゾッコンLOVE(死語)になってるの、もはや知ってたーーー!!!ってレベルなんですけどもはや予定調和のレベルで身も蓋もなくカタリナシンパと化していくマリアちゃんにニコニコしてしまう。

むしろまだだいぶあるのにマリアがオチるの早すぎない!?大丈夫!?って心配してたらまさかの人たらし力だけではどうにもならない「隠し攻略キャラ」が現れて大ピンチに。

絶体絶命のピンチを救うのが、序盤でそれとなく存在を匂わせていた転生前の親友「あっちゃん」で。今まで殆ど役に立ってなかった「乙女ゲームの世界である」ということ、親友から勧められてはじめたゲームだったという設定がここにきて生きてくるのが熱い。一件落着後の、いかにもカタリナらしい決着の付け方も良かった。

ところでなろう版はここで完結、ストーリーも性別問わずの逆ハーエンドできれいすぎるくらいに終わってるんだけど、ここからどうやって進んでいくんだろう。2巻の時点で結構、一昔前に流行った主人公総愛され同人みたいな懐かしいノリが強くなってきたので3巻以降マンネリ化の心配をしてしまう。6巻で(ゲームの)次回作の話が出てくるらしいのでそこは凄く気になるんだけど、2巻であまりにもきれいに終わってる感じあるので、悩むなあ。

 

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…1

 

頭をぶつけて前世の記憶を取り戻したら、公爵令嬢に生まれ変わっていた私。え、待って!ここって前世でプレイした乙女ゲームの世界じゃない?しかも、私、ヒロインの邪魔をする悪役令嬢カタリナなんですけど!?結末は国外追放か死亡の二択のみ!?破滅エンドを回避しようと、まずは王子様との円満婚約解消をめざすことにしたけれど…。悪役令嬢、美形だらけの逆ハーレムルートに突入する!?恋愛フラグ立てまくりの破滅回避ラブコメディ★(「BOOK」データベースより)

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「小説家になろう」版既読。オタク女子高校生が異世界のワガママ令嬢に転生し、ひょんなことから前世の記憶を取り戻す。その記憶によると、自分がいる世界は死ぬ直前にプレイしていた乙女ゲームと瓜二つで、しかも自分の役回りは主人公に意地悪ばかりする“悪役令嬢”だった。ゲームの通りに事態が進めば死ぬか国外追放か……とにかく破滅フラグしか残されていないヒロイン・カタリナがより良い未来を掴むために奮闘するお話。

「破滅エンド」を回避するために打ち出す作戦は空回りするばかりなのに、本人が自然にやっている行動が一癖もニ癖もある攻略対象たちの心の穴を(無自覚に)埋めていってしまい、気がつけば本人は気づかぬうちに逆ハーレムが完成してしまっているのがあまりにも楽しい。結局、前世の記憶として持っているゲームの攻略知識は殆ど役に立って無くて、カタリナが無意識にやった行動が結果的に「正解」になっていくのがずるいし、ゲームで示されてる正解なわけだから読んでるこちらとしても「それはもう落ちるしかないよな…」ってなる。

魔力を高めるためと称して農作に没頭したり、攻略対象の一人である婚約相手と婚約解消しようとし(て逆効果だっ)たり、義理の弟や王子様と木登り勝負をはじめたり…ともう「お転婆」では済まされないような破天荒っぷりが気持ちよく、色んな意味で先が見えない行動にワクワクしました。

1巻では幼少期〜ゲームの開始直前までということで肝心の「本来のゲームの主人公」は出てきていないんだけど、その前の時点でメインの攻略対象全員カタリナにメロメロ(死語)なのでやばい。色んな意味でこれ主人公のやること全部取っちゃってるけど大丈夫なのかよって感じなのが逆にハラハラしました(いや、Web版で2巻の内容まで読んでるのでそっちの展開まで知ってるんです、けど…!)。

Web版は2巻分までで完結、1〜2巻には追加エピソードが入り、3巻以降は文庫書き下ろしで進むようなので取り急ぎ続きも買ってきたいと思います。楽しみだ…!