“義仲 翔子” の検索結果 | 今日もだらだら、読書日記。

キーワード:義仲 翔子 (6 件 / 1 ページ)

ロスト・ユニバース5 闇 終わるとき

[著]神坂 一 [絵]義仲 翔子

銀河に滅びを撒くため、動き出したスターゲイザーと『闇を撒くもの』は瞬く間に6つの惑星を滅ぼした。その殺戮の為の殺戮行為には、ナイトメア内部からも疑問を持つ者が現れ始める。一方、星間警察のレイルは家族がナイトメアの殺戮に巻き込まれたことを知り、とある奇策を思いつく…
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「ヴォルフィード」と「ダークスター」の因縁をはじめ、すべてが明かされるシリーズ完結編。

なんかもう色々な意味でレイル警部のターン!!!
単身ナイトメアの基地に乗り込み、最終決戦でのキーキャラクターと化して……マジで活躍しすぎです。ていうかこれだけサブキャラ死亡率高い作品で最後まで生き残っただけでも凄い気がしてきました。後書きで「アニメがなかったらあっさり死んでたかも」と言われてましたが実際こうやって読み直すと3巻までは出てきてもかなり空気キャラなのですよね…アニメ化前後の4巻あたりから急に扱いが変わったように思えるのですが、そう考えるとアニメの恩恵を受けた最大の人物はこの人と言えるのではないだろうか。事情わかってない分、終盤では何気にギャグキャラとしても活躍してくれましたね。ヘカトンケイルに乗り込んだときの彼の「奇策」にはうっかり噴出しました。

これまでずっとソードブレイカーVSナイトメアの遺失宇宙船、という実質的なタイマン状態だったのに対し(3巻のゴルンノヴァ戦でも艦隊戦になるけどあの時の宇宙軍はマジ空気なので除外)最終的には様々な人達がナイトメアを倒すため、力を合わせる形になるのがとても熱いです。彼らの命をかけた思いが「第六の遺失宇宙船」まで建造し、絶望的に見えた戦いに小さな穴を開けて行き、それが勝利につながっていく。基本的に主人公と敵のタイマンでの戦いになることが多い神坂作品では珍しい燃え展開だったような…4巻には及びませんが、この作品屈指の好きな場面でした。

個人的には「その後」の彼らの姿を見てみたかったなあ。
リアルタイムで読んだ時はかなり残念に思った記憶が。
今読み返すと、これはこれで余韻があって良い終わり方だと思います。


ロスト・ユニバース4 悪夢 生まれる

[著]神坂 一 [絵]義仲 翔子

犯罪組織「ナイトメア」との対立が避けられないと悟ったケインはナイトメアの隠れ蓑である大企業「ゲイザーコンツェルン」が募集している依頼を引き受けることに。危険は覚悟の上…ではあったが、思いもよらない敵の攻撃を受け、大打撃を受けてしまう。命からがら相転移航法で逃げ延びた「ソードブレイカー」は農業惑星・ジュノーへと不時着して…
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シリーズ第4弾。義仲翔子さんのイラストが急に漫画版の絵柄に近づいたなあ…とおもったら、3巻から4巻の発行までに約4年の月日が流れていたんですね。

ああ、やっぱり4巻が一番面白いなあ。良い子だけどしっかり者なマリエルに修理費用をしっかり請求されて涙目なケインや、町のならず者達と繰り広げるチキンレースの様子がたまらなく好き。自称「悪役(ヒール)」なリッチィさんも良い味出してます。何よりジャンクに埋まっていたソードブレイカーが、ジャンク吹き飛ばして再び宇宙に舞い戻るシーンはインパクトあって、文字を読むだけで情景が浮かんでワクワクしてくる。大気圏戦闘も面白かったし、ラストで吹き飛ばしたジャンクパーツに関してちゃんとオチがつくところも好きwこのラグド・メゼギス戦ははぜひともアニメで映像として見たかったなあ…(確か映像化されてないよね?)

しかし、これだけ良いキャラ出して、楽しいドタバタ騒ぎをやらせておいて、珍しく最後まで明るいノリで……と思わせておいて、ラストでそのキャラクター達を惜しげもなく犠牲にすることでラストで一気に落としてくる所が、神坂作品の悪趣味な所。この人の作品の最大の魅力って破天荒なキャラクターとかコミカルな物語より、これだけ明るい話やっておきながらも突然あっさりと暗黒展開持ってくる所だと思うんだ…。挿絵である程度示唆されているとはいえ、というか展開を知っていてもエピローグの衝撃は未だに大きかったです。ていうか後味悪すぎ!(まあ、最終巻が後味悪い「スレイヤーズ」本編や「闇の運命を背負うもの」よりは良心的だけど…)


ロスト・ユニバース3 凶夢 ざわめく

[著]神坂 一 [絵]義仲 翔子

前回の依頼でシャトルが大破し、一気に貧乏になってしまったケインの元に、レイルの同僚を名乗る女性から依頼が入る。それは犯罪組織『ウィスプ』の隠れ蓑となっている企業への潜入調査だった。あまりにも怪しいが依頼料は破格というその依頼をうっかり受けてしまって…
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シリーズ第三弾。遺失宇宙船の技術を使った戦艦を製造している犯罪組織の本拠地に、ケイン達が潜入するお話。2巻でモヤモヤした気持ちを抑えきれなかった某ラグルド社がしょっぱなから壊滅していてとてもスッキリした私です。敵ながらあっぱれ、よくやった!

物語のメインは「ウィスプ」の本拠地である「ケルビム」への潜入調査。ケインとミリィが協力しながら(お互いの足を引っ張り合いながら?)どこか緊張感のないやりとりを繰り広げる姿が面白かった。2巻までと比べていくらかノリが軽くなったような印象?珍しく味方側に死者が出てないからかもしれませんが……24時間眠らない「街」としても機能しているケルビムの描写が、初読時にはかなり印象的だった記憶があります。

1巻、2巻で微妙に思えていた宇宙艦バトルも今回は結構面白かった。2巻までは結構あっさり倒してた所、今回は使用武器に制限が入ったりと頭脳戦の様相を呈していたからかもしれない。しかし「ゴルンノヴァ」というとどうしても別の方向で反応してしまうスレイヤーズ脳な私なのでした。


ロスト・ユニバース2 妖夢 蠢く

[著]神坂 一 [絵]義仲 翔子

今度の仕事はウィナラーン星最大企業・ラグルド社の貨物船の護衛。依頼料は安い上、おそらく宇宙海賊がらみではあるが条件はそれなりに良いし、『ソードブレイカー』を現代の宇宙艦が出し抜けるはずが無い…というわけで仕事を引き受けたケイン達だったが、またもやキナ臭くなってきて…
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続けて再読、シリーズ第二段。宇宙海賊から貨物船の護衛の仕事を引き受けたら、宇宙海賊達が“遺失宇宙船”を持っていて、しかもラグルド社自体もかなりうさんくさい感じで……というお話。

なんとなく誰が死んじゃうとか大まかな内容は覚えていたんだけど、改めて読み返すと物凄い後味の悪い話だなあ……一応戦闘には勝ったけど、トンビにあぶらげ持ってかれたというか、漁夫の利で美味しいところ全部持ってかれてる感じ。一番美味しい思いをしたであろう人達の犠牲になった人々のことを考えるとなんともやりきれない気持ちに。しかも、彼らは本来の敵ではないんだよな?…ここでフェードアウトしていく人々なんだよな?…勝ち逃げだよ、くそう。

うむむ、色々面白い部分はあるんだけど、2巻は1巻以上に微妙な部分が多かったかも。後味悪かった事もあるけど、地上でのやりとりが面白い分宇宙戦のシーンが微妙に感じられたかなぁ。この後どんどん面白くなってくるのを覚えている分「面白い!」って思えなくなってるのかもしれないけど。

しかし、全体的に重い話の中、ケインのマントネタとかミリィのボンバークッキング(笑)なネタとか出てくると思わずにやりとする。ていうかケインはマント好きすぎです。予備18枚…w


ロスト・ユニバース1 幻夢 目覚める

 

“やっかい事下請け人”のケイン=ブルーリバーは星間警察の警部・レイルから金にならない依頼を押し付けられてしまう。それは人類発祥の地でありながら現在は宇宙の辺境となってしまった太陽系で家出人を探すだけという簡単な仕事だったはずなのだが、どうも様子がおかしくて…!?

「スレイヤーズ!」の神坂一が手掛ける、スペオペもの。何年かぶりに再読しました。実はラノベジャンルで萌えキャラ遍歴をたどると、源流としてこの作品にぶち当たります。ケインかこいいよケイン。ケインは愛すべきバカ!!

主人公の性別を変更してジャンルをスペオペにしたスレイヤーズみたいなお話。「スレイヤーズ」のリナほどではないけどかなり破天荒で、大きな力を持った主人公達が世界を牛耳る犯罪組織『ナイトメア』と、彼らが所有する“遺失宇宙船(ロストシップ)”と闘っていくというお話です。

いろいろコミカルな展開はあるものの基本の展開は結構シリアスで、「アビスゲート」と「スレイヤーズ」本編の中間くらいの重さ。結構主人公達に近い位置にあるキャラが割合身も蓋もなく死んでしまうので、初期スレイヤーズあたりから入った当初はけっこう衝撃でした。特にクレイブの最後については展開以上に、至極あっさりと凄惨な場面を描いてしまう作者の方に驚いた記憶があります。

あと「スレイヤーズ!」好きには色々と世界観に繋がりがあるっぽい設定を示唆されているのも面白いところ。「闇を撒く者(ダークスター)」とか後に出てくる「烈光の剣(ゴルンノヴァ)」など、スレイヤーズを知っていれば思わずにやりとしてしまう単語が出てくるので、あちらとどういうつながりがあるのか想像するのが物凄い楽しかった。アニメ版では声優被りも顕著なのでそっちの妄想もなかなか面白かったです(声優的にはリナvsガウリィなんだよね!とかそんな感じ)

しかし、今読み返すとかなりあっさり味でちょっと物足りないなあと思ってしまう部分も。特に“ガルヴェイラ”との戦いはミリィに対してキャナルの正体バレが行われる前なので本当に兵器を撃ち合うだけで終了みたいな感じになってしまっているのが残念だったかも。


流行に乗って「ライトノベル個人史」書いた

 ライトノベル遍歴を語るのが流行っているようなのでブログのリハビリも兼ねて投下します。前半は以前に書いた記事の焼き直しなので、個々のタイトルの紹介は省略します。あと永遠の21歳ということになっているので年代はかかない。

ひたすらお金がなかった少女小説読み漁り期


 図書室と図書館と古本屋の100円以下ワゴン(ブックオフ参入前の微妙な古本屋とかだと10円とか30円みたいなワゴンが割りとあった)で読むものを探していた時代。コバルト・ティーンズハートのミステリ系の長編シリーズや恋愛系の1冊完結系ばかり読んでました。

408610783X殺人切符はハート色 (集英社文庫?コバルト・シリーズ)
山浦 弘靖,服部 あゆみ (著)
集英社
発行:1985-09

 古本屋駆使して一番頑張って集めてたのはやっぱり「星子宙太シリーズ」だとおもうんですけどまさかこれ50冊続いて子供が出来るところまでいったとか流石に知らなかったです……さすがに全部は追ってません。

 なおたまに同世代が話題に上げる「運命のタロット」シリーズは古本屋ではめったにお目にかかれず。ぶっちゃけ、ミステリーものと恋愛物は冊数出てても1冊で話が完結するから巻数バラバラでも追いやすかったんだとおもう。運タロとかあらすじからして時系列バラバラではよみたくないですしね。折原みとの現代舞台の恋愛物とか「とんでもポリス」とか「〜の国のアリス」シリーズとか読んでたはずだけど内容うろ覚え。

4086145685なんて素敵にジャパネスク (コバルト文庫)
氷室 冴子,後藤 星 (著)
集英社
発行:1999-04
4758436894あなたにここにいて欲しい (ハルキ文庫)
新井 素子 (著)
角川春樹事務所
発行:2012-10-11

 図書館で読んでたやつというと「ラノベっぽい(と言うかラノベ出身)けど一般レーベルで書いてる」このふたり。氷室冴子はコバルト文庫のやつが割とそのまま文庫やハードカバーで図書室入ってましたね。新井素子は少女小説レーベルで書いてたのとは違う路線のやつが入ってたんだけどそこからコバルトに行って転び直したりしてたから……「あなたにここに居て欲しい」は良い百合なので好きな人はどうぞ。あと「おしまいの日」はいいぞ。

大体林原めぐみが悪い富士見全盛期

B0093SY2YKスレイヤーズ1(新装版)<スレイヤーズ (新装版)> (富士見ファンタジア文庫)
神坂 一,あらいずみ るい,あらいずみ るい (著)
KADOKAWA / 富士見書房
発行:2011-04-21

 少女小説ばかり読んでいた頃に「らんま1/2」でドはまりした林原めぐみさんのラジオ経由で(ラジオ経由!)わかりやすくアニメ化直前の「スレイヤーズ」にすっころんだ大変わかりやすいオタクです。90年台後半のラジオにはラジオドラマなるドラマCDの連載版みたいなやつが連載されており、林原めぐみさんのラジオでは当時スレイヤーズのラジオドラマが流されていたのでした。

 マンガみたいな軽快なノリの文章と、それとは裏腹にガンガンぶっこまれるヘビーな展開が衝撃で。スレイヤーズはアニメになったのが1部までだからあんまり話題にならないけど2部の重さが結構好きだったんですよね。ラストは子供なりに飲み込めないところもあったんだけど、「まあ神坂一だしな……」みたいな謎の納得があったのを覚えてます。そういう意味で一番刺さったのは3冊完結の「闇の運命を背負う者」だったかもしれない(2巻まででそこそこきれいに落としておいて3巻で突き落として重い物背負わせる感じがすごい)。


 スレイヤーズで林原めぐみでわかりやすくこっちも好きだったオタクでした。セイバーマリオネットもアニメと違って原作の重たい展開が……とかずっと言ってたんですけどJtoXは原作とは全く別方向に重たかったなあ……。

B009AALA2Iそれゆけ! 宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ【完全版】1
庄司 卓,赤石沢 貴士 (著)
朝日新聞出版
発行:2010-10-20

 ちなみに林原めぐみのラジオ経由というとこっちもそうですどんだけ罪深いんだ林原めぐみ。スレイヤーズとこれがほぼ同時期だったんじゃないかな……アニメはまともに見てなかったので特にヨーコはラジオドラマのイメージが強いです。ああいうの好きだったので今の声優ラジオには全く興味がもてなくてすまない……。

B009NNZO5Qロスト・ユニバース−1 幻夢 目覚める<ロスト・ユニバース> (富士見ファンタジア文庫)
神坂 一,義仲 翔子,義仲 翔子 (著)
KADOKAWA / 富士見書房
発行:2011-12-01

 そして3年後には空前の「ロスト・ユニバース」期来るんですよ。私の青春の林原めぐみから逃げられてない感じすごすぎてツライ。そしてライトノベル原作で初めて人生を狂わされた男は間違いなくお前だケイン・ブルーリバー。「ヤシガニ屠る」とかいってはいけない。

4044156026魔導物語 (2) (角川文庫?スニーカー文庫)
山本 剛,壱 (著)
角川書店
発行:1995-03
487025350X小説 ツインシグナル〈Vol.6〉時の彼岸 (COMIC NOVELS)
大清水 さち,北条 風奈 (著)
エニックス
発行:1998-08

 今も大体好きなアニメのノベライズは追うけど当時はノベライズ頑張って読んでて、その中でも特に山本剛の「魔導物語」シリーズと北条風奈の「小説TWINSIGNAL」シリーズがお気に入りでした。あと書影がでてこないんだけど久美沙織の「MOTHER」シリーズ。後者は特に初めて同人的な方向でドハマリした作品だったので、死ぬほど読み返したし、当時の読書遍歴にも大分影響あったとおもう……というか当時は並行して国内・海外SFブームが来ていたので私のソノラマ全盛期はここです(秋山完がわりと好きです)。

 良くも悪くもアニメ・マンガとともにあったスレイヤーズ全盛期のラノベ遍歴でした。

私の傷みでオタクの道を踏み外す

 割とここまでメディアミックス済の作品をメディアミックスから入って原作まで追う、というわかりやすいオタクをしていた私に、当時ネット上でお付き合いのあったお姉さんが勧めてくれたのが電撃文庫の大定番「ブギーポップは笑わない」です。暫くはブギーポップとキノの旅を追いかける解りやすいオタクをしていたのですが、盛大に道を踏み外したのはこの2作品が元凶。

B01GNKL6I0ダブルブリッド<ダブルブリッド> (電撃文庫)
中村 恵里加,藤倉 和音 (著)
KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
発行:2016-06-16
4840229961Missing〈12〉神降ろしの物語 (電撃文庫)
甲田 学人,翠川 しん (著)
メディアワークス
発行:2005-03

 当時の読書遍歴を思い出すと「ダブルブリッドで優樹さんが自分の目えぐるシーンやばい」「Missingの呪いのFAXの話こわくない?」「インフィニティ・ゼロの虫の描写やばかったほんとうにやばかった」とか言い出してなぜそんなに痛み描写の激しい小説ばかり読んでいたのか。

 特にダブルブリッドと出会わなかったら今のライトノベル読みみたいな自分はいないとおもうので文字通り足を踏み外した感じすごいんですけど、身を切られるような傷みの描写と傷つけ合いながら必死に関わろうとする人間と人間でないものの生き様に震え、最終巻付近になったら年単位で刊行ペースが開くようになって震えたあの日。本当にウン年ぶりで完結してくれてよかったです……あと中村恵里加の新作のためにいまだに電撃の新刊チェックしてる

学園異能はいいぞ

 ダブルブリッドで道を踏み外して暫くたった私に襲いかかったのは学園を舞台に超常能力を持った生徒達が世界の裏で暗躍する系ラノベ。なんかこの呼び方にも色々異論があるみたいなんですが言いづらいので以後とりあえず「学園異能」っていいます。定義は個人の解釈です。

4840231516レジンキャストミルク (電撃文庫)
藤原 祐,椋本 夏夜 (著)
メディアワークス
発行:2005-09
B01C272O1Qシャドウテイカー 黒の彼方<シャドウテイカー> (電撃文庫)
三上 延,純 珪一 (著)
KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
発行:2016-03-03
B00RYOKE2O殺×愛1 ?きるらぶ ONE?<殺×愛> (富士見ファンタジア文庫)
風見 周 (著)
KADOKAWA / 富士見書房
発行:2015-01-13

 まだあんまりラノベ感想を書いててもラノベ感想サイトは漁ってない時期なので表紙やあらすじで「おっ」となったやつを片っ端から買って読んでいくスタイルだったんですが、特に好きだったのはこのあたり。三上延先生は「ビブリア」で一発当ててしまいましたが電撃のオサナナジミスト系学園異能系が本当に好きだったので原点回帰してくれないかなあ……。

 「レジンキャストミルク」は心に欠落を抱える少年少女達がその欠落を異能の力として戦うみたいなお話なのですが異能力から感じる華やかさ、痛みや物語と挿絵のマッチ感が本当に好きで、あと殊子先輩が大好きだったので色々察して欲しい。きるらぶは何度も脱落しそうになりながら追いかけた記憶が割と強いんですけど、刹那的な世界観となんだかんだでご都合主義爆発なハッピーエンドがとても好きです。

バカテスから先はまだ歴史にはなってないのでこの辺で。
それではアイドルマスターSideMの学園異能イベント走ってきます。