殺×愛(きるらぶ) 4 発売:2006.6 発行:富士見書房 [著]風見 周 [絵]G・むにょ |
今まで「オメガ」として、そして「あの人」にめぐり合う為にそのほかの全てを切り捨ててきたヒソカがこの巻で周囲に影響され少しずつ昔の心を取り戻していく姿が印象深かったです。結局のところヒソカは以前高天原に言われた言葉の通り「偽悪者」なのですよね。謎の学園祭テロリスト“α”の策略で窮地に陥った文化祭の出し物を立て直す為紛争する姿は色々な意味で(笑)必見です。(ヒソコちゃん…!!)
高天原Aの文化祭終了時の演説が良かった。平和っていうのは確かに失われてみないとそのありがたみがわからないものだよなあ…と。
しかしネーミングといいなんといい、「学園祭テロリスト」の正体、バレバレすぎ(笑)
このまま二人が少しずつ普通の高校生としての心を取り戻してめでたしめでたし、だったら良いのですがラストの急展開でまた一波乱も二波乱もありそう。次巻が非常に楽しみです。
しかし、ポジション上仕方ないとはいえ来夏って本当に報われないキャラだよね…
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殺×愛4/風見周
殺×愛4—きるらぶFOUR風見 周 富士見書房 2006-06by G-Tools 【生徒会長高天原Aの突然の提案により開催された桜花祭。実行委員に選ばれた密と来夏は盛り上げるべく、クラス一丸となって奔走するが、そこに学園祭を妨害する魔の手が・・・】 ウサギが、走る! 学園祭テロ..