だけど、ここには愛がある | 今日もだらだら、読書日記。

だけど、ここには愛がある

 

ナルシストの佐宗は自分が一番好き。それを知った上で付き合う悠馬は、ウエディングドレス姿で陶酔する佐宗に抱かれて写真を撮らされたりと、振り回されてばかり。けれど、佐宗自身の次、二番目に好かれていればいいと思うほど、彼のことが好きだった。なのに、佐宗の従弟が居候したことで二人の仲がぎくしゃくし出した矢先、その嗜好を理解し彼に好意を抱く人物が現れて…。 (「BOOK」データベースより)

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豆腐メンタル女装攻×ちょっとズルい包容力のある男前可愛い受とかなにそれ俺得

 こう、そんなに読んだことないですが、商業BLでここまで的確に自分の萌え属性をついてきた作品初めてな気がします!需要ないから商業にはないよねって思ってました!なにこれ俺得!!なにこれ俺得!!(大事な事なので3回言いました)

 しょっぱなから攻が花嫁さんで受に自分の写真を撮らせるという全力でマニアックなシチュエーションから始まってしかしこの鬼畜花嫁さんなかなか美味しいぞと思っていたら、ナルシストでやや天然気味な彼がとあるきっかけから長年恋人としてつきあってきた親友との関係を改めて考えることになり、だんだん「自分が一番」だった気持ちが変化していく……という二編目の一転シリアスな展開に持っていかれました。二人が付き合うきっかけとなった一言こそどこかズルいものを感じたけど、なんだかんだで懐広く佐宗を受け止める悠馬の姿にとてもニヤニヤする。

 しかし、それ以上に佐宗の従兄弟・颯とその恋人の関係を描いた3編目「かわいいきみ」の俺得具合がたまらない。ゴリマッチョ(本人談)な攻を女装させてその羞恥する姿を見て可愛い可愛い可愛い言う颯とは美味い酒が飲めそうです。本編でのかませ犬っぷりもとても良かったけど、もはやどっちが攻だか解らない精神的逆転具合にニヤニヤが止まりませんでした。

 似合わない女装は正義!!!(←結論)