GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン4(下) | 今日もだらだら、読書日記。

GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン4(下)

 

伊達、最上、上越露西亜へ外交官として赴いた武蔵アリアダスト教導院のメンバー達。だがそれを牽制するため、羽柴・秀次率いる戦闘外交艦“聚楽第”を先頭に羽柴勢が水戸領地に対し戦闘を開始。一方、武蔵では、生徒会と総長連合に対し、平和を求めて大久保・忠隣を代表とする委員長連が蜂起し、内部に潜入した伊佐、穴山ら真田十勇士は、艦の破壊工作の準備を進めていた。まさに内憂外患の武蔵は、この状況を打開し、東北・上越への活路を開くことができるのか!?各国に分割統治された中世の神州・日本を舞台に繰り広げる、壮大な戦国学園ファンタジー、第四話ついに完結。 (「BOOK」データベースより)

 成実さんの おっぱい

 ウッキー爆発おめでとうというか成実さんの挿絵がエロ可愛すぎて悶え死んだ!!恋人というよりは戦友に近いようなウルキアガと成実の関係も大変美味しかったですが、“強い女”の成実が見せる、女性らしい表情にきゅんきゅんせざるをえなかったというかやっぱりおっぱい。とても良いおっぱいでした。クライマックスで明かされるウルキアガの“嘘”でもういっかいによによ。

 久しぶりの1000P突破目前のページ数で、片手で読むのも両手で読むのも一苦労な4巻完結編。3巻で敗北を得た武蔵の面々がそれぞれの向かう道を改めて定め、再起し、そして新たな絆を再確認するお話。他国と協調どころか武蔵内部で内紛が起こるありさまで、ばらばらになったところから再び一つにまとまって、助けに来た英国や東北三国と協調していくのがとても熱い。“武蔵”さんの新装備っていうかメイド服に日本刀は反則級の萌えでありまして、メカ的にもあれいったいどういうことになってるのか気になるというか本当に4巻のアニメ化を望むものでありまして、そしてクライマックスの『狐の嫁入り』に泣いた。ラストの挿絵も含め、本当に幸せな最期を迎えたということが強調された展開で、よかった。

 新キャラだと、もうコワモテだが実は中身は可愛い人な景勝様とトーリのやりとりにじったんばったんしたり、触手がエロゲみたいな過去持ちつつ謎のフラグを立てているのが気になって仕方ありませんでした。っていうか触手に襲われる義頼について詳しく。触手は巨乳好きなのに犬兄には群がるということはつまり……あとはわかるな?(雄っぱい!雄っぱい!!)

 新しい武器や新たな仲間を得て、再び前に歩き出す武蔵の面々。泣いている人を救い、失おうとしている人を救うと思いを新たにしたトーリの決意がアツかった。6Pぶちぬき挿絵に1巻の全ての「はじまり」になった彼らのはじめの一歩を思い出しつつ、新たな一歩を踏み出す彼らの『これから』が、本当に楽しみです。

「いいか?オメエら、よく聞いとけ」
「行くぞ世界制服。来いよ世界全体。俺達はもう負けねえ。そのつもりで相手してくれ」
馬鹿は、言った。この閉じた場所から、皆に対してこう言った。
「夢を叶えに、−−行こうぜ皆」


おまけ。ツイッターに呟いた4下の感想post自分用まとめ。
後で一場面だけ読み返したくなったときになかなか該当部分を探し出せなくて困るというのもあり、感想書く時に序盤の内容忘れやすいってこともあり……でこういう形で。シリアス場面とか物語に没入してるときは割と呟く暇もなく読んでるんで、結果ネタっぽい部分ばかり拾ってるけど。というかこれ見るとマジで触手と景勝様しか語ってない気がしてくる件について。

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