スレイヤーズ16 アテッサの邂逅 | 今日もだらだら、読書日記。

スレイヤーズ16 アテッサの邂逅

 

降魔戦争の再来を食い止め、死闘の疲れを癒そうと里帰りを決めたリナとガウリイ。その道中、なんの因果かアテッサの街で正体不明の野盗騒ぎに出くわし、護衛を引き受けることに。ところが、その野盗はフツーの魔法とは違う系統の術を使い、思わぬ大苦戦!?街の被害も大きくなり、さらには魔道士にとって最悪の相性の兵器も用意されていた!魔力増幅の呪符を失い、戦力として大幅ダウン中のリナに、勝機はあるのか!?「勝つしかないでしょ。そんな敵でも」だがしかし!こんな危機にこそ心強い仲間たちがいるわけで―白霧がうごめく深き森で、リナの魔法が唸りをあげる! (「BOOK」データベースより)

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色々あって(本編15巻分)里帰りをすることになったリナとガウリイ。仕事は受けないつもりだったが、故郷であるゼフィーリアの国境にある町で野盗(?)からの護衛を頼まれ、引き受けることに。しかしこの案件、ただの野盗ではないようで……!?

何を言ってるかわからねえとおもうが18年ぶりの「本編」新刊。ゼルとアメリアの本編再登場が24年ぶりだとか、うっかり計算してしまって戦慄が走った(なお短編の方の出番はカウントしない)。リナとガウリイのコスチュームが大幅にチェンジしていたことにものすごく時代の流れを感じましたがこれガウリイのコスチュームは……どうなって……?(正面図が無い)

魔族との戦いがメインだった本編とは少しだけ毛色を変えつつも、いつものメンバーが一同に介してドタバタ騒ぎしながら強敵をぶち倒していくという展開がまさしくいつものスレイヤーズで、ものすごく童心に帰れる。二部メンバーが出てこないのは少し寂しいけど(展開的に仕方ない)けど、それ以外のメインメンバーはほぼ総出演で懐かしさがヤバイ。あとがきで触れられていますが「同窓会」という表現がまさしくそれという感じだし、何よりあとがきの対談形式が懐かしすぎてもう一回ダメージを受けるまでありました。ていうか、対談形式のあとがき懐かしすぎじゃない!?あらゆる意味で心が震えた。

内容に関してはもう「いつものスレイヤーズ本編でした」というのが最高に正しい感想だとおもうんですけど、人馬さんの中の人の顛末のあの一度おもいきり笑わせておいて後から何度も何度も蒸し返してくる感じとかまさしく「スレイヤーズみ」を感じた。最高に好き。あと、新キャラであるアライナと呪文の話してるところ。軽快なノリもさることながら、スレイヤーズ世界の呪文まわりの話ってむちゃくちゃ楽しいんですよね。

今回は周年記念のお祭り短編の予定だったとのことで、一夜かぎりのお祭り騒ぎ感が大変に強い巻だったのですけど、ほんと時を超えて変わらぬ面白さだったなあ。評判が良ければ今後もあるかも…?みたいな書き方もされていたので、ときどきでいいので続きが出てきてほしい。本当に楽しかったー!!