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ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc2

[著]田尾 典丈 [絵]有河 サトル

奇跡的に再び「エターナルイノセンス」の世界を投影し、今では掛け替えのない存在となったヒロイン達との生活を送り始めた武紀。そんな彼の周囲では最近、「その下で告白すると両想いになれる不思議な木」の噂が流れていた。明らかにどこかのギャルゲーにありそうな設定に首をかしげるが、今度は街で偶然「リアル幼馴染」と再会して!?
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自分の好きなギャルゲーの世界とそのヒロイン達が投影されちゃったよラブコメ、シリーズ第二弾。今回は更に別のゲームの世界が投影されてしまって、なぜかリアル幼馴染までが現れて……というお話。

かなり綺麗に落ちていたのでどう繋げていくのかと思ったのですが、物語面では「主人公以外の人間が“設定者”となり投影された別のゲームのシナリオが現実に影響を与えていく」、恋愛面では「本来リアルの人間ではないヒロイン(というか理恵、咲)の苦悩」という方向に話を転換させていて、1巻とは違った方向で楽しむ事が出来ました。特に主人公以外が投影したギャルゲの内容が終盤まで判明しなくて、ちょっとした謎解き的な方向になっているのが面白い。中盤はひそかに投影されたゲームの内容と配役を妄想しながら読み進めてました。

また、投影されるゲームによってかなり物語の色が変わってくるのが興味深い。「エターナルイノセンス」は典型的な泣きゲーという印象を受けましたが、今回投影された「メモリーロンド」は伝奇っぽい雰囲気のゲームで、同じヒロインがピンチになるにしても現代異能的な展開になってたり。というか、今回の話により1巻の「異能的な要素は投影できない」という仮説が覆されたので、もっとバリバリ超能力とか異能な展開も期待できるのかな?と思ったり。ある意味今後の展開によっては「なんでもあり」な物語になりそうな予感がしてにやにや。終盤で主人公が熱いキャラになるのにも、ニヤニヤが止まりません。

それにしても、ヒロイン達も可愛いけど高橋愛子可愛いよ高橋愛子。1巻での虐めっ子キャラからヒロインの親友ポジションに一気にランクアップした彼女にニヤニヤ。というか、咲が悲しんでるのを見て彼女の分まで武紀に怒ったり、素直に態度には出さないけどこっそり理恵を心配してたり……と、素直になれないけど親友想いな姿に惚れました。というか、エピローグのアレはやはりサブヒロイン昇格フラグなのか!?それはそれで楽しみすぎる。

エピローグがちょっとわかりづらかったのが個人的には気になりましたが、物語を一度読み終えてから改めてプロローグのデバッグシーンを読み返すとエピローグで武紀の立てた仮説の裏づけが取れてなかなか面白かったり。次巻も期待してます!!

 

ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!

 

ある日突然に世界改変の機会を得た俺は、躊躇なく願望を具現化した。そう、全ての選択肢・イベント・キャラの台詞まで記憶するほど愛したゲーム『エターナルイノセンス』の現実化である。目指せメインヒロインルート―と思いきや、まさかの複数同時攻略ルート突入!しかもゲームにはないイベント発生!はたして俺と愛するヒロイン達はトゥルーエンドを迎えることができるのか!?選択肢無限の真世界を奔走する第10回えんため大賞優秀賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)

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ひょんなことからギャルゲーの世界が現実に反映され、その“主人公”となってしまった主人公がヒロインたちと仲良くするため、そして彼女たちを救うために奮闘するというお話。

正直「ギャルゲー生活1日目」のご都合すぎる痛々しいハーレム展開についていけなくて挫折しそうになったのですが、シナリオが動き始める中盤以降からの展開が凄かった。元々反映されたギャルゲというのが各ヒロインのルートに入ると彼女たちに様々な苦難が襲い掛かるという設定になっていて、まず真っ先にフラグを立てないと死んでしまうヒロインの“ルート”を“攻略”しようとしたら放置していた他のヒロイン達の物語も次々と進んでしまう。攻略しなかったヒロインがどうなってしまうのか、都合の良い部分だけ描いても成立してしまうゲームの物語と“設定”の矛盾が許されない“現実”との差異がどんどん反映されていくのが面白かったです。最初読み始めたとき、ただ安易に「現実の世界がギャルゲー化して今日から俺は主人公だぜ!」みたいなノリで終わるのかと思ってたので嬉しい誤算でした。

八方ふさがりになって落ち込む主人公が(設定上の)幼馴染・理恵の言葉に励まされて再起し、勇気を振り絞って苦境に陥った3人のヒロインを救っていき、それ以降は再び物語が好転して平和な毎日が再開するんだけど、最後に登場していなかった最後のヒロインと唯一シナリオが進んでなかった理恵のシナリオが動き出して…と最後まで気が抜けない。物語が動き出してからはもう息をつく暇もないほど一気に楽しませてもらいました。

続編が出るとしたら主人公たちに新しい苦難が待ち受けてることになるのか、むしろ同じソフトの力で他のギャルゲーの主人公になってしまった新しい主人公のお話を書いても面白いのかも。「ギャルゲーの世界を展開する」という設定を使えば色々な方向で広げられそうな設定の物語だったし、ぜひこれは続きを読んでみたいなあ。異能系要素の現実反映は出来ないっぽいけど、反映されるゲームの元によって色々な展開が見れそうで………あ、BLゲーとかうっかり読み込んじゃったらどうなるんだろうね?きちめがとか読み込んだら面白そうだよね、とか思った。

しかし正直、ギャルゲーから抜け出したテンプレートの設定目白押しなヒロインたちより、苛めっ子のツンデレ娘・高橋愛子が一番可愛いと思ってしまったのはきのせいか?高橋愛子可愛いよ高橋愛子。

 

「好きなライトノベルを投票しよう!! 2010年下期」に投票します

いちせさん主催のこちらの企画に参加します。
平和さんが主催されていた「ラノサイ杯」の企画終了を受けて立ちあがった類似企画だそうです。
明日締切なので投票を考えてる人はお早めに!

類似企画としてTwitter主導のラノツイ杯もありますよ!こちらも明日締切です。


今回は余裕ないのでコメント短め……orz

既存シリーズ

■ フルメタル・パニック! ずっと、スタンド・バイ・ミー上下(⇒感想
著:賀東招二 挿絵:四季童子

個人的には、2010年はこれ抜きに語るわけには。
最高の完結編でした。とりあえず、読め。

「君さえいれば、武器などいらない」
【10下期ラノベ投票/9784829135532】
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■ 魔王城五限目(⇒感想
著:田口仙年堂 挿絵:鉄雄

こちらも最高の完結編でした。
子供たちを守ろうと立ち上がった心優しき「魔王」の活躍に胸が熱くなる。
あと伯爵マジtndr。

「俺は魔王だ。君を魔王城まで連れ去りに来た」
【10下期ラノベ投票/9784047266544】
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■ Re:3 バカは世界を救えるか?(⇒感想
著:柳実冬貴 挿絵:一葉 モカ

次第に明かされていく熾烈な過去に、臆しつつも立ち向かおうとするバカがかっこいい!
あと光一と「能力泥棒」の好敵手と書いて「とも」と呼ぶライバル関係が最高!!
今最高に続きが楽しみなシリーズです。

(バカになれ。じゃないと世界は救えない)
【10下期ラノベ投票/9784829136003】
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■ GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン3(下)(⇒感想
著:川上稔 挿絵:さとやす(TENKEY)

先を歩む者達が次代を担う若者たちに託した想いが、凄すぎてもう。
ネタにされるほどの超ボリュームすら苦と感じさせない「最初から最後までクライマックス」感。
アニメもとっても楽しみです。

「次に歴史を動かすのは、私達の方よ」
【10下期ラノベ投票/9784048687355】
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■ ココロコネクト カコランダム(⇒感想
著:庵田定夏 挿絵:白身魚

中盤の、事態急変以降の展開の閉塞感が本当に凄かったです。
異能がきっかけで事件が起きて、異能ではないところに収束するのが面白いなあ。
物語の一区切りとなる4巻「ミチランダム」も凄かった。

「たとえそれによって……オレがこの文研部を去ることになったとしても……オレはオレを貫く」
【10下期ラノベ投票/9784047267756】
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■ バカとテストと召喚獣8(⇒感想
著:井上堅二 挿絵:葉賀ユイ

雄二と明久、マジ一心同体。
なにはともあれクライマックス目前のやり取りにつきます。悪友マジ悪友。

「ぬかせ。王様(キング)に協力するのは歩兵(ポーン)の義務だろうが」
【10下期ラノベ投票/9784047267275】
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■ ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc6(⇒感想
著:田尾典丈 挿絵:有河 サトル

全ヒロインを平等に愛そうとする武紀と、一人のヒロインを選んだ「主人公達」が熱い。
シリーズを通して、ラブコメより対峙もの・バトルものとして美味しくなってきた印象が。
電脳系異能バトルが展開される「シルバーバレット」シリーズにも注目です。

「信じるぞ、親友!!」
【10下期ラノベ投票/9784047268197】
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■ ラ・のべつまくなし 3 ブンガクくんと腐埒なるキホーテ (⇒感想
著:壱月龍一 挿絵:裕龍ながれ

ラノベ作家×腐女子の恋愛ラブコメ。
とにかく主人公とヒロインの甘いやりとりがたまりません。今季床掃除部門大賞。
様々な人の「ラノベ」観にも注目。等身大な腐女子像も印象的でした。

『あなたにとって“ライトノベル”とはなんですか? →』
【10下期ラノベ投票/9784094512205】
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新規シリーズ

■ ファンダ・メンダ・マウス(⇒感想
著:大間 九郎 挿絵:ヤスダスズヒト

好き嫌い分かれそうだけど、ツボにハマったら癖になる何か。
読みづらい独特のテンポの文章が心地よく感じられるようになるのが本当に不思議。
『殉教者』マウスと彼に惹かれた人々が繰り広げるお祭り騒ぎに痺れる。

「分かった?これがマウス、私の愛しいマウス。お母様の教えに忠実な狂信者。お母様の教えしか信じず、お母様の教えを守ることにすべてを捧げる原理主義者、狂おしいほど愛おしいお母様の奴隷」「私の愛しい、愛しい、ファンダ・メンダ・マウス」
【10下期ラノベ投票/9784796678865】
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■ アンチ・マジカル?魔法少女禁止法?(⇒感想
著:伊藤ヒロ 挿絵:kashmir

魔法少女アニメで育った世代の懐かしく暖かい何かをぶち壊してくる「アンチ・魔法少女」。
某漫画風にいうとまさしく「夢もキボーもありゃしない」
色々な意味でインパクト抜群な作品でした。まどか☆マギカが好きな人はぜひともこれも読め。

『いいこと、よく憶えておきなさい。人はね??魔法じゃ幸せになれないの』
【10下期ラノベ投票/9784758041683】
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