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〈運び屋〉リアン&クリス 天国になんか行かない

[著]清家 あきら  [絵]山田 睦月

新米“運び屋”のリアンが引き受けたのは、天才少年のクリスチャン・リー博士を国際学会に送り届ける仕事だった。ある事情でイキモノを運ぶのにはこりごりしていたリアンだが、高額の謝礼に目がくらんだのだ。世間知らずで情緒に乏しい博士との道中は、困ったことや腹の立つことの連続。しかも、やっと心が通い始めたと思ったとき、博士の頭脳を狙う敵に追われて逃げ込んだ山中で、とんでもないことが発覚して…?でこぼこコンビの、パートナーシップ・ストーリー。 (「BOOK」データベースより)

   個人的お気に入り度数

「運び屋」としてはいろいろと未熟だけど熱いハートの持ち主なリアンと、知能は高いがどこか常識が抜けていて感情の希薄なクリス。正反対な二人が未来のアメリカを舞台に繰り広げる相棒物。

性格の違う二人が少しずつ打ちとけ、影響を与えあっていく序盤も凄く好みだったんだけど、クリスの「正体」が明らかになってからは全く別の視点で楽しめました。この題材はもともととても好みなのですが、人間と触れ合うことで感情を得る機械とかロボット三原則とか大変好みすぎてニヤニヤする。特に2篇目の、クリスの“初めての依頼”のお話はそちらの色が濃厚で楽しかった!

メインであるクリスとリアンのやりとりも物凄く好きなのですが、個人的にはなんだかんだでリアンに感化されてる感じがする「博士」や、クリスほどじゃないけれど少しずつ感情に芽生えていく「もうひとりのクリス」とのやりとりも良かったです。

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