« 10月 2017 11月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

ノーゲーム・ノーライフ3 ゲーマー兄妹の片割れが消えたようですが……?

[著]榎宮 祐  

ゲームで全てが決まる世界“ディスボード”―人類種の王となった異世界出身の天才ゲーマー兄妹・空と白は、世界第三位の大国『東部連合』に、その大陸全領土と“人類種の全権利”を賭けて行う起死回生のゲームを仕掛けたが、直後。謎の言葉を残して空は消えてしまった―…引き離された二人で一人のゲーマー『』(くうはく)。消えた空の意図、残された白、人類種の運命は!そして獣耳王国の行方は―!?「言ったろ“チェックメイト”って。あんたらは…とっくに詰んでたのさ」対獣人種戦決着へ―薄氷を踏む謀略が収束する、大人気異世界ファンタジー第三弾。 (「BOOK」データベースより)

   個人的お気に入り度数

 空の不在から始まるシリーズ第3巻。2巻ラストの流れからもわかっていたことだけど、もう開幕からクライマックスすぎた。片割れを見失った白が壊れそうになりながらもギリギリの所でステフの何気ない一言から「真実」を見出していく展開が凄い!まさかの真犯人と、白への信頼と自分自身の彼女への想いの強さだけを頼りに狂気のゲームに身を投げ出す空の姿はとてもアツいんだけど、それと同時に自分よりも片割れの存在のほうが重い二人のありかたが、改めて恐ろしくアンバランスに見えました。なんかほんとうに、絶妙なバランスで成立しているよな…。そしていじめっこと弄られっ子が増えたよ!!

 ゲームに勝ち、強力な協力者を得た上で改めての対獣人種戦は、ギャルゲちっくなガンシューティングゲーム。色々とどうみてもぎゃ○がんです本当にありが略。前半のゲームでは白が空への思いの強さを試される展開だったけど、後半は見事に逆。色々な意味で、白のシューティングの腕がはんぱなさすぎて面白いんだけど、それ以上に些細な条件で敵味方が入れ替わってしまうシステムを利用した駆け引きが面白かった!そして獣人種が彼らの勝ちを揺るがさない様に何重にも仕掛けてきたチートを時には容易周到に、時には紙一重で突破していくのがアツかった。常勝故にゲームで勝つことを楽しめない、楽しんではいけないと考えているいづなと、薄氷の上を歩くようなギリギリの駆け引きを愉しむ故に常勝な“空白”。似ているようでまるで違うありかたに、すこしずつ感化されていくいづなの姿にとてもニヤニヤしました。

 それにしても、彼女が見た空の“記憶”といい、現代日本を模したステージで兄妹が見せた反応といい、なんか彼らの過去にはまだまだ色々とありそうなんだよなあ……。次巻は海棲種とのバトル!ということでそちらも楽しみなんだけど次回予告のタイトルはあくまで仮の深夜テンション的なアレなんですよね?いや、私にはご褒美なんですけど……兄が○○○○て……。

 ところで、あとがきからもれ出てくる流れが色々家庭内製手工業すぎてヤバい。本文に挿絵にコミカライズの下書きまでってどんだけ…

こちらの記事もオススメ

※ 90日以上前に投稿された記事へのコメント・トラックバックは受け付けておりません