突撃アンソロジー 小説創るぜ! [著]秋田 禎信、神坂 一、榊 一郎、賀東 招二 [絵]金澤 尚子、すまき 俊悟、小笠原 智史、ひろやま ひろし、鶴田 謙二 |
執筆陣は「オーフェン」の秋田禎信、「スクラップドプリンセス」の榊一郎、「スレイヤーズ!」の神坂一、「フルメタルパニック!」の賀東招二とライトノベル好きじゃなくても聞いた事はある作品の作者ばかりです。(というか、アマゾンの作者名に賀東さんの名前だけ抜けてるのは何かの虐待行為とかそういう方向ですか)
正直最近じゃすっかり新人さんの作品は富士見より電撃な感じで一時の知名度はどこに?って感じがしなくもない富士見なんですが(というか最近正直富士見ファンタジアの新人で当たり引いたこと無いんで言ってるんですが)こればっかりは、著作の知名度に負けて買ってしまいました(笑)
一応賀東さん以外は一冊以上著作を読んだことあったので、興味あったというのもあり。(ちなみに秋田先生ので読んだことあるのは何故か「オーフェン」じゃなくて最新作の「エンジェル・ハウリング」だったりします…)
全体的に言ってどれも面白いです。流石富士見の人気どころを集めただけはあるなという感じ。葉書に書かれたリクエストのひねりかたも流石ベテラン(?)作家さんだけあるなーと。
賀東さんの話は特に、レビューサイトでは酷評されてましたが、その皮肉り方はうまいと思います。いやまあ自分があのハガキ送った立場だったらちょっと嫌だけど。私はこの作品がきっかけでフルメタルパニックに手を出す事になったので(笑)
秋田さんの話も最初から最後までどシリアスな「エンジェルハウリング」しか読んだこと無い私にはやばいくらいコテコテのギャグしてくれてて、新鮮だったり。
最終的に一番好きなのは神坂さんの「明日の大魔王」かな。
特有の軽快なノリとありえない設定に大爆笑させてもらいました。
個人的には第二段希望なんですがやっぱダメかな?。