オタクネタあるある……なネタの数々が楽しかったけど一部「オタクネタあるあ……る……あ……(白目)」だった。
攻の椋本が凄くイケメン気取ってるんだけど(そして事情を知ってるメンツ以外には確かにそういう部分を一切見せない有能サラリーマンなんだけど)、典型的な空気読めない痛々しいオタクなんだよね。オタクって「この人にはオタク話してもいいんだ!」って思ったら途端に饒舌になるよね。そしてもうその状態になったら自分の趣味を布教するの優先するから空気読めないよね。岡崎が椋本の行動にイラっとした行動の痛々しさも判るし、その後の仲がこじれる課程もなんか色々な意味であるあるすぎて心が痛すぎた。誤解が誤解を生んでどんどん泥沼にハマっていく課程とかもうさ……。呑み会の席ではこじれフラグ立ちすぎて読んでるこっちの胃がキリキリする。
しかし、仲が完璧に拗れて覚悟を決めた後の岡崎は男前すぎて大変に萌える。コミケ会場で男同士の痴話げんかとかもう本当にご褒美以外のなにものでもないですよ私も群がってた腐女子群のなかに混ざりたい!!なにはともあれちゃんと落ち着くところに落ち着いてくれて本当によかった。
それにしても、仲直りを兼ねた初エッチでの椋本の言動がオタクすぎてもうふきだすしかない。「こんなことなら昨日西館で女性向けの本を買い占めておけばよかった」と「……俺、なんで触手出ないんだろう……」は今年読んだBLの三大迷台詞とかに認定してもいいとおもいます。
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正しい恋の悩み方
尾崎、めんどくさい。
「徹底的に避ける」て、自分から勝手にやっといて相手にまともに事情も話さず着信拒否に音信不通に引越しまでするとかどんだけ豆腐メンタルなんだよ……喧嘩ップルも豆腐メンタル攻×男前受も大好物ですが尾崎の逃げ回りぶりが個人的に自分がやられたら一番ダメージ入る行動すぎてとてもイライラした。淡野の天然ぶりも相当だし、逃げ回りたくなる尾崎の事情も解るんだけどそれでも!!
男前だけどあんまり特定の誰かに執着しない淡野の性格もあって、これは友人達の助力がなかったら関係終ってたんだろうなあと思うと本当にこの二人は友人を大事にすべき。二人の関係をここまで割り切って放置しながらも本当にヤバそうになったらちゃんと助力してくれるとかどんだけ出来た友人達なんだ。っていうか彼らがいなかったら二人とも、高校時代で切れててもなんらおかしくないんだよなあ……。
すれ違ってる間はイライラ感が強すぎて正直辛かったんだけど、両想いになった後は楽しかった。6年間片想いしつづけた尾崎の6年分の妄想が大爆発して一瞬で豆腐メンタル攻から残念攻にシフトチェンジ……いや、確かにメールの間隔が頻繁すぎたり高校時代のエピソードを聞いた限りでも節々から残念攻の香りが漂ってきてましたけど!!
すれ違い描写ばかりで喧嘩ップルとしての二人の描写が殆どなかったこともあり、この2人の「その後」があまり描かれていなかったのが本当に残念です。なんか追加短編とかで延々とこいつらがイッチャイチャ喧嘩したりエロしたりしてるだけの話が読みたい。喧嘩ップルは至宝。
熱愛
小学生時代に一線を越えてしまった佐津と日浦は中学時代に偶然再会を果たし、同じ高校に入学するが、過去の因縁が絡み合ってきて……というお話。
実際には両想いなんだけど佐津の過去の行いを「許せない」という日浦と、そんな日浦の現在の状況に「負い目」を感じている二人がお互いの気持ちを確かめもせずに互いの関係に贖罪という大義名分をもって依存しあい睦みあうというドロドロっぷりが凄かった。日浦の思いつめっぷりも相当なんだけど、佐津の自己犠牲精神というか自己満足的というかなアレも相当凄い。「相手のためなら死んでもいい」という二人の気持ちのたいへんねっとりとした気持ち悪い(※褒めてる)依存ぶりときたら。
最後までいいところ無しの苛めっ子・久我原の病みっぷりといいどこまでもドロドロとしてる人間関係はとても楽しかったですが、久我原はあそこまできたらもうちょっとはっちゃけてくれてもよかったのにと思わなくも無い(べ、別にNTR展開なんか期待してないんだからねっ!)。すれ違う二人の関係を結果的に結びつけた国見先輩のいい人っぷりが唯一の癒しでした。
死にたい騎士の不運(アンラッキー)
主君一筋過ぎて、主君亡き後後追いしたくて仕方ないのに強すぎてなかなか死ねない騎士・グランツは異教の地で「ウディヤ」と呼ばれる孤高の少年・シンと出会う。瀕死だったグランツを魔法であっさり治してしまったシンはグランツの事を生かすと言い出して……というお話。
グランツが主君を喪った経緯とかシンの立場とか境遇とか、色々重たいお話なのにとにかく場所を選ばず死にたがり主君愛を後ろ向きに叫ぶグランツの間違った方向に一直線な姿がほほ笑ましすぎて全く重さを感じないww あとがきの「死にたい修造」が的確すぎて笑いが止まらなかった。
段々シンをほっとけなくなっていくグランツの姿と、何もかも諦めて孤独な境遇を受け入れていたシンが最初は屈折した感情を持ちながらもグランツのその一人の人間をひたすらに想うひたむきさ、「ウディヤ」としての偏見なしに一人の人間として接してくれる姿に少しずつほだされていく様子にニヤニヤする。
グランツの敬愛する主君が殺されることになった経緯とか、グランツとシンの関係が今後どう発展するのかも気になる。続きが楽しみです!
読了記録まとめ[2011年12月分]
12月のラノベ(?)読了冊数は8冊でした。シメがBLのようにみえるけど実はこれは感想アップするの忘れてた奴なので真の2011年の締めラノベはバカテスです。冬コミやらなにやらで殆どまともに読めなかった……
久しぶりにコミケに全日参戦したり、今だかつてない大スランプ(笑)に陥って今だかつてない修羅場入稿をしたり……と大変ネタに事欠かない一ヶ月でした。こんな私ですが2012年も宜しくお願いいたします。
今月のネタといえばセーラームーンを再読したことでしょうか。リアルタイムで原作を追いかけた世代としては時々読み返したくなる不思議なマンガです。アニメも良いけど原作が良いのです。スターズのインフレしすぎなセーラー服だって今となればご愛嬌です。
読書メーターの感想コメントを見ると私が「ほたるちゃんかわいい」としか言ってないことが伺えますが、本当に一番好きなセーラー戦士は誰がなんと言おうとコードネームとかいいながら前口上で全力で正体を明かしちゃってるセーラーVちゃんです。
あと、フィギュアスケートの中継を見るたびに同作者の「THE チェリープロジェクト」を読み返したくなるのは私だけでは……おっと昔話はここまでだ。
今月の読書メーター
読んだ本の数:28冊 / 読んだページ数:5861ページ / ナイス数:51ナイス続きを読む
読了記録まとめ[2011年11月分]
11月のラノベ(?)読了冊数は13冊でした。そのうち4冊BLだけど多分気にしちゃ駄目だ!少年向けラノベレーベルの作品だけでトータルすると4冊しかなかったことも気づいちゃだめだ!!
漫画を節約した結果、おそろしくBLと少女小説ばかり読んだ月になりました不思議。もう暫くは積読消化月間が続きそうです。自宅にあったBLを読み終わってその直後にブックオフでうっかりもう少し買い込んでしまったなんてそんなことはちっともない。
4冊しか読んでないマンガのうち2冊が「屍姫」と「そらのおとしもの」なあたりに業を感じます……あと「Pandora Hearts」の最新刊は本当に良かった。
11月の読書メーター
読んだ本の数:17冊 / 読んだページ数:4306ページ / ナイス数:64ナイス続きを読む
読了記録まとめ[2011年6月分]
6月のラノベ読了冊数は9冊でした。読んでないと思ってたけど意外に読んでいた。
少女小説ではじまり、ギャグマンガ・ギャグ小説で終った月でした。本当にこの2種類しか読んでいなかった気がする……
5月の「漫画読みたい月間」が突然終了してしまったのでその時に買ったり借りたりした本がうず高く積みあがっています。ハガレンとかハガレンとかハガレンとかハガレンとかぼくらのとか……(この2種類だけで50冊近くになるという恐怖!)来月は少しでもこの辺を崩したいです。しかし夏コミ原稿があるのでどうなるかな……原稿のせいでまだシュタゲのファンディスクすらやれてません!!
それにしてもなんか、おがきちかではじまっておがきちかで終った月だった…
6月の読書メーター
読んだ本の数:25冊 / 読んだページ数:3677ページ死にたい騎士の不運(アンラッキー) (ウィングス文庫)
あとがきの「死にたい修造」が的確すぎて噴いたwwシンの『ウディヤ』としての抗えない運命とか、全体的に重い話なのにドM…もとい直情バカのグランツの行動が暗さを吹き飛ばしてるのが凄い。段々シンをほっとけなくなっていくグランツと、『ウディヤ』への偏見なしに素の自分と付き合ってくれるグランツにほだされていくシンの様子にニヤニヤ。
そらのおとしもの (12) (角川コミックス・エース 126-27)
なにがあっても上履きを手放さないカオスが可愛すぎるんだけどそれ以上に自分の気持ちを自覚したアストレアが可愛すぎて生きるの辛いレベル。そして桜井家はもう血筋的にああなんですね…母さんェ…
大好きです!!魔法天使こすもす (2) (角川コミックス・エース 316-2)
成人しても会長に頭上がらない守形先輩まじファイト……そらおとより出刃ってるし有能だけどそらおとの先輩より生活能力なさそうに見えるのは気のせいだろうかw
バクマン。 13 (ジャンプコミックス)
平丸さんと蒼樹さんのデート(!?)話でニヤニヤが止まらない!恋する乙女顔な蒼樹さんも可愛すぎたけど、吉田さんの本音(多分)がアツすぎた。アニメ化決まった福田さんと雄二郎さんのやりとりといい、サイコーとシュージンの「恋太」を廻るやりとりといい、色々な人の「本音」にニヤニヤせざるをえなかった巻でした。「人気作家読切祭」の平丸さんの話は普通に読んでみたい。
D.Gray-man 22 (ジャンプコミックス)
結局誰が味方で誰が敵なのか真面目にわかんなくなってきた。どんどん救いのない方向に話が動いてる感じがするけど今どの勢力がどうなっててどこと対立してるか、誰か図解してください。前巻の神田とアルマの話が面白かっただけにその後の置いてかれっぷりが辛かった。ティキとロードとアレンのやり取りにはちょっとニヤニヤ。ラビとリナリーを凄い久しぶりに見た気がする。神田はなんだかんだで死んでなさそうな気がするけどどうなんだろうなー……
紅 kure-nai 7 (ジャンプコミックス)
切彦も可愛かったけどリンさん可愛いよマジ可愛いよ生きて!!
彩雲国物語 紫闇の玉座(上) (角川ビーンズ文庫)
ずっと縹家のターン!!瑠花様と羽羽様のやりとりに涙が止まらない。瑠花様マジかっこいいよ瑠花様。しかし残すは最終巻のみ、あと1冊で劉輝が名誉回復できるかどうかが最大の……ゲフン
〈運び屋(キャリアー)〉リアン&クリス 天国になんか行かない (ウィングス文庫) (新書館ウィングス文庫)
色々と「運び屋」としては詰めが甘いけど熱い心を持つリアンに感化されて着実に感情豊かになっていくクリスの姿にニヤニヤが止まらなかった。出番は少ないけどリー博士がさりげなくリアンに懐いているっぽいのにもニヤニヤ。
町でうわさの天狗の子 8 (フラワーコミックスアルファ)
秋姫の変化にどこか不穏なものを感じながら、少しずつ進展する恋愛模様が胸キュンすぎて困った。自分の気持ちを自覚した秋姫も、赤沢ちゃんと三郎坊の素直じゃない恋模様も凄く良かったけど、何よりラストの金ちゃんにニヤニヤがとまらない!!
ラノベ部 1巻 (ガムコミックスプラス)
リレー小説のあの爆笑っぷりをマンガでどうやって再現するのかと思ったら予想以上でしたーーー!!!文香パートで腹筋が死ぬ。文香と暦の百合百合っぷりが可愛すぎるのでもうそれだけで満足なんだけど、他エピソードも凄く良い感じに再現していて良かったです。
死神姫の再婚 -定められし運命の貴方- (B's-LOG文庫)
このバカップルがやばい!逆境だらけの新章開幕だったけど、カシュヴァーンたちとの出逢いを経て『贅沢』になったアリシアの強い想いが印象的でした。
神のみぞ知るセカイ 13 (少年サンデーコミックス)
神にーさまは早いとこ結に逆攻略されればいいとおもう
生徒会の一存 5 (ドラゴンコミックスエイジ と 1-1-5)
表紙、何故鍵をスルーして会長に戻ったし…中身はいつもとおり面白かったです
はたらく魔王さま!〈2〉 (電撃文庫)
魔力集める手段で爆笑した。それは魔力の4つや5つ出るわーうっかりでるわー…。漆原が生意気可愛い。
本日の騎士ミロク8 (富士見ファンタジア文庫)
ミロクの御家族、愉快な人達ばかりでニヤニヤした。ゴウトとミロクのやりとりおいしい。シェンランも合わせて揃い踏みしてほしかったなー。しかし、ミロクのオウガン皇子バージョンの挿絵が見れなかったのがちょい悲しい…ジュジュの衣装に割かれている気合いを1ミリでもいいからミロクに…
バカとテストと召喚獣 (5) (角川コミックス・エース 256-5)
原作2巻終盤〜3.5巻の如月、バイト。遊園地のチンピラカップルの不細工具合と店長の廃人ぶりで笑った。原作の台詞ほぼそのまま使ってるせいで相変わらずテンポ悪いけど、各キャラのコスプレ姿がたっぷり見れるのは美味しい…かなと。カラー挿絵のアキちゃんとウェディング翔子可愛かったです。次は原作とおり3?4巻に行くのか、フラグを立てた5巻にいくのかちょっと気になる。
バカとテストと召喚獣ぢゃ (2) (角川コミックス・エース 296-2)
久保君が輝きすぎててなんかもう暖かい気持ちになる…長年の念願果たせて良かったね久保君…!補習室での美波&美春のやりとりと、明久&雄二のゲームに関するやりとりに萌えた。
清村くんと杉小路くんろ(5) (ガンガンコミックス)
もはやサッカーマンガじゃなくてただのスイーツ漫画だよねこれ……!!しかし連載同時並行4本って相変わらず鬼スケジュールを……単行本50冊越えってそろそろ歴代スクエニ作家でトップにはいるんじゃ?
踊る星降るレネシクル (GA文庫)
過去のトラウマから戦えなくなった主人公と、母の影を求めて空回りするヒロイン(?)が少しずつ成長していく姿が良かった!そして随所に挿入される腐ネタににやにや。ランカーバトルのシステムは面白いのに、結局主人公回りは格闘技で戦っちゃってるのが少し残念。もうふやカタナみたいな面白能力者がもっと頑張ってくれるのを次巻以降期待。
生徒会の木陰 碧陽学園生徒会黙示録5
え、えええええ!?<最後 // 1-Cの才能の無駄遣いぶりと団結力がほほえましすぎる。
少年よ耽美を描け?BOYS BE TAMBITIOUS (4) (ウィングス・コミックス・デラックス)
新葉とナルに変なフラグがwwニュートラルなBLに対する新葉達の反応笑った。小清水姉は相変わらず歪み無いなあ。
屍姫(15) (ガンガンコミックス)
ひとだんらくして新展開。大僧正とカガセオは最後まで美味しい組み合わせでした。そしてフラウさんまじエロい。嵩柾のアレは裏切りフラグにしか見えないんだけどどうなんだ……敵は内に居そうな気がするんだよねこれ。
バカとテストと召喚獣9.5 (ファミ通文庫)
安定の公式最大手。公式に掲載された冒頭立ち読み部分が明久と雄二の子供(笑)の部分で、いろいろな意味で衝撃すぎました……カラーページの後半の男子どもが可愛すぎる。特にカラーの久保君、セリフがどこまでも残念だけどかっこいいよ!毎度の如く電車で読めない前3編も最高だったけど、個人的にはF組男子4人の出会い話が好きです。章間は流石にネタ切れ感を感じるなーと油断してたら玉野さんの回答で不意打ち。
STEINS;GATE 史上最強のスライトフィーバー (1) (角川コミックス・エース 158-9)
『亡環のリベリオン』と同じくしょっぱなからネタバレの嵐な紅莉栖版シュタインズゲート。正式にラボメンになる前の行動とか、ゲームでは語られない部分が多くて面白かった。しかし、ダルがなんか可愛いな…
Landreaall 18巻 限定版 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
DXとディアがオペラを見に行く話が好きだ…!!凄くこの2人、良いカップルになりそうな気がするんだけど。オペラ版マリオンで盛大に噴いた。限定版小冊子が親世代好き的に超美味しい。小冊子読んでからTailpieceを読み返すと胸がじんわりする。