ストーリー終了後のメインキャラクターたちのその後が描かれています。
「リバーズエンド」本編はどちらかというと2巻以降、ずっと非日常な世界での話なのですが
そこに出てきたメンバーの日常の話になっているので、非常に新鮮に読めました。
直人の話が好きです。なんかすごい青春してて(笑)
遥との関係がまたもどかしくて、ヘタレっぽい直人が大好きだ!!
逆にどうしてもダメだったのが七海の話でして…
グロは大丈夫だし、精神系ネタも結構好きな私ですがリスカネタだけは苦手(汗)
妙なリアリティを感じてしまって今回は吐き気まで覚えてしまって…ううう。
偶然、前日にテレビでリスカに関するドキュメンタリーをうっかり見てしまったのもありましたが。
ううう、マジでリスカ跡とかテレビで出さないでほしいよ(泣)
七海が普段は明るい女の子で、誰もそういうことをすると思ってないあたりに
元々鬱病っぽい子がリスカするのよりも大きな切迫感、リアリティを感じてしまう;
拓己の話は非常に切なかったです。
自分が大好きで、もう一生あえない女の子が居て
その子と何もかも同じなのに、どこか違うってこと判ってるなんて
もう考えただけでもつらいよ…。
短いのですぐに読めるし、「リバーズエンド」本編が好きな人は楽しめるかと思います。