[著]岩井 恭平 [絵]四季 童子 |
全体的な感想から先に言うと面白かったです。
ゲームのルールを追加していくという、バトルものでありながら物凄い知能戦なところがかなり好み。ルールで縛られた逆境からキャラクター達がちょっと不思議な能力使いつつ切り抜けていくところもかなり好み。
一歩間違えると電波さんに勘違いされそうな小槙のキャラも好み!です。
ところでこの作品、最初の方ちょっとバトロワの影響を色濃く受けてるような気がします。ルールの発表の仕方とかもBRの禁止区域を設定するやり方に似てるような気がするし、章のタイトルがキャラクター名で、そのキャラクターの視点でストーリーが展開するところとかルールの説明中に見せしめ目的で人が殺されるところとか、本当に細かいところなんですけどね。
ただ、最近同人サイトでよく見られる「バトロワパロディ」ではなくて、バトロワの要素を上手く取り込んで自分の作品にしていると思うので、別に批判したい訳じゃないです。
逆に意図的にBR要素を取り入れているんだったら凄く評価しちゃっていいんじゃないかと。
余談ですが、最後の小槙がかっこよくてめちゃ好みでした(*´▽`)